耳鳴りが意味するものとは?

· 4月 16, 2018
耳鳴りは様々な原因で引き起こされることがあります。しかし、迅速に受診し、治療を受けることで、深刻な結果を生まずに対処することが出来ます。

普段通り生活していても耳鳴りやノイズを感じることがあります。その症状は私達を不安な気持ちにさせたり、ストレスを与えます。一時的なものなら、いつも通りの生活に戻れるでしょう。

以下のような原因によって耳鳴りがする場合もあります。

  • 耳に水が入る、または飛行機に乗る
  • 過度の運動、または姿勢の変化

もし、重度の耳鳴りの症状が頻繁に続く場合は、すぐに病院で診察を受けてください。

耳鳴りの音が大きい場合、持続的に続く場合は深刻な問題を引き起こす可能性があるので注意しないといけません。

一般的に、耳鳴り自体は病気ではありませんが、何か他の病気が隠れていることを表す症状である場合もあります。

また、食べ物が影響を与えることもあるので覚えておきましょう。今回は、そんな耳鳴りの原因とその対処法を紹介していきます。

耳鳴りの定義と原因

耳鳴りの定義と原因

慶應義塾大学病院・医療健康情報サイトによると、耳鳴りは”日常診療で頻繁に遭遇する耳疾患の症状で、外耳から中耳、内耳、大脳の聴覚中枢までのどこの障害でも生じる”とされています。

耳鳴りはいつもキーンやジーといった煩わしい音が聞こえます。『慶應義塾大学病院・医療健康情報サイト』より

耳鳴りは、外的なものではなく、耳の中で発せられる音を意味し、その音は本人しか聞こえません。

世界のおよそ15%の人が耳鳴りで苦しんでいると言われており、特に40歳以上の人によくあるようです。

耳鳴りの原因は様々ですが、最も一般的なのはオーディオ機器によるものです。また、病気の症状に関連する原因、関連しない原因も同様に挙げられます。

病気の症状に関連しない原因

  • 過度の耳垢が外耳道に溜まる
  • 水が耳の中に入る
  • ゴミなどが耳の中に入る
  • ホルモンの変化

病気の症状に関連した原因

  • 中耳炎、または耳の感染症
  • 鼓膜が破れる
  • 耳の骨が固くなる
  • 腫瘍
  • メニエール病
  • 神経の問題
  • 糖尿病や肥満
  • 深刻な精神病

外傷による原因

  • 落下や衝撃などで頭や耳を強く打つ
  • 動脈性高血圧や冠状動脈疾患

その他の耳鳴りの原因

  • 薬物の使用
  • ストレス、不安、疲労
  • 特定の医薬品の服用
  • 非常にうるさい騒音環境にいる
  • 大音量かつ継続的な騒音を聞く
  • ヘッドフォンを大音量で頻繁に使用する

耳鳴りが起こった時はどうすればいいのか?

耳鳴りが起こった時はどうすればいいのか?

もし症状が頻繁に、そして持続的に起こる場合は、医師に相談してください。

耳鳴りが他の病気によるものだと分かったら、迅速な治療が必要です。早めに対処することで症状の悪化やその症状が他に与える悪い影響を防ぐことが出来るのです。

病院では聴覚テストや他の医療検査が行われます。また、症状によっては精神科医や、心理セラピスト、そして内分泌学医などの専門機関を紹介する場合もあります。

治療はその原因によって異なりますが、医薬品、手術、音響治療、または高周波治療のいずれかで行われます。

また、耳鳴りで悩んでいる人はアセチルサリチル酸が悪影響を与えるので、アスピリンなどの鎮痛剤を服用しないよう気をつけてください。

原因が病気によるものでない場合、家でも出来る自然療法があります。

  • パイナップルや銀杏などを食べる、耳の周りを温かいタオルで包むと良いでしょう。

こちらもお読みください『パイナップルを食べるべき5つの理由

 

耳鳴りを防ぐ方法

耳鳴りを防ぐ方法

対策の一つとして、まずは大音量の音楽や騒音を避けることが大切です。そして、健康的な習慣を保ち、体と心の健康をチェックするくらいで十分です。

  • 塩分、砂糖、カフェイン、ファストフードの過剰摂取を避ける
  • 健康的でバランスの良い食事を取り入れる
  • 水分補給と適度な運動も忘れないでください

こちらもお読みください『絶対に避けるべき危険な食べ物15選

長期的な耳鳴りがもたらす問題

長期的な耳鳴りがもたらす問題

対処や治療が早ければ、長期的に耳鳴りを感じることは少ないでしょうですが、もし対応が遅れたり、症状を放って置くと健康に重大なリスクが生まれてしまいます。

長期的に続く耳鳴りは聴覚細胞に影響を与えるので、聴覚が弱くなる、または失うことに繋がります。

また、感覚過敏や音に対する激しい感度などの症状を引き起こすこともあるのです。

耳鳴りによって引き起こされる耳に関係したダメージは、仕事や生活の質の低下に繋がってしまいます。そして、頭痛、失神、不眠症、うつ病、そして不安症などの重大な問題に苦しむことすらあるのです。耳鳴りは放っておかず、早めに対処するよう心がけてください。

Chari, D. A., & Limb, C. J. (2018). Tinnitus. Medical Clinics of North America. https://doi.org/10.1016/j.mcna.2018.06.014

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