耳あかを自然に取り除く方法

耳あかを取るために綿棒を使うと、余計に状態が悪くなったり、炎症を引き起こしたりする場合がありますので、できるだけ避けましょう。
耳あかを自然に取り除く方法

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 25 9月, 2022

耳あかは、耳を外的な刺激から保護するため、また乾燥を防ぐ天然のオイルとして、耳から自然に分泌される物質です

耳あかを不要なものだと思い込んでいる人は多いですが、実際は、細菌やウイルスから体を守る一種の防御反応です

問題は、耳あかが過剰に分泌された場合に、耳をふさいでしまうという点です。このことは耳鳴りや聴力の部分的低下、痒みなどの症状や不快感の原因となります。

しかし、ヘアピンや綿棒、指を使って耳あかを掻き出すといった間違った対処法を行うと、耳の状態はさらに悪化してしまいます

こうした方法は耳あかをたくさん取れるように思えるかもしれませんが、実際は耳の奥の方に押し込んでいるのです。

そのため、適切な方法で過剰な耳あかを取り除き、状態を悪化させないようにすることが大事です。

この記事では、安全に、かつ手軽に耳あかを取り除くための、最善の方法をご紹介します!

1. 塩水

塩水

塩水は、耳掃除のための最も優れた方法の一つです。耳あかを自然に柔らかくし、取り除きやすくします

材料

  • 塩 小さじ1
  • お湯 1/2カップ
  • コットンボール 1個

方法

  • まず、お湯に塩を溶かしてください。
  • コットンボールを浸し、これを使って耳に数滴の塩水を垂らします。
  • 塩水が耳の中に入るよう、3~5分間頭を傾けたままにしてください
  • 頭を反対側に傾け、耳の中の水を外に出しましょう。
  • 清潔な布を使い、耳の外側を拭いて、塩水と余分な耳あかを取り除いてください。

2. オリーブオイル

オリーブオイルには抗菌作用があり、耳が感染症にかかるリスクを減らします。

また、炎症の軽減や、耳から余分な耳あかを取り除くためにも役立ちます。

材料

  • 適度に温めたオリーブオイル 3滴
  • スポイト

方法

  • オリーブオイルを人肌程度に温め、2~3滴耳に垂らしてください。
  • 耳あかを柔らかくするため、10分ほど待ちましょう。
  • その後頭を傾け、オリーブオイルを耳の外に出してください。

3. アーモンドオイル

アーモンドオイル

アーモンドオイルもまた、耳掃除に役立つエッセンシャルオイルです。乾燥を防いで耳を自然に保護するため、また過剰な耳あかを取り除くため、両方の目的に効果的に使用できます。

材料

  • アーモンドオイル 5滴
  • スポイト

方法

  • 人肌程度に温めたアーモンドオイルをスポイトに入れ、耳に4~5滴垂らしてください
  • オイルが耳に行き渡るよう、頭を傾けてください。
  • 耳あかが完全に柔らかくなるまで、10~15分間待ちましょう。
  • 頭を反対側に傾けて、オイルを外に出しましょう。耳から出てくるオイルが床などに垂れないよう、耳にティッシュなどを当てて行ってください。
  • 柔らかく清潔な布で、耳の外側についたオイルを拭き取ってください。

こちらもお読みください『耳にやさしい6つの耳掃除法

4. オキシドール

オキシドールには、耳の穴に溜まった老廃物を柔らかくする効果があります。

また、抗菌作用により、細菌の繁殖と感染症を防ぎます。

材料

方法

  • オキシドールを水で数倍に薄め、スポイトに入れて耳に数滴垂らしてください
  • 頭を傾けて10分間待ってから、反対側に傾け、オキシドールの溶液を耳の外に出しましょう。
  • 清潔な布を使い、耳の外側についた溶液を拭き取ってください。

こちらもお読みください『便利!オキシドールの使い方

5. ベビーオイル

ベビーオイル

ベビーオイルは肌に刺激の少ない成分のみで作られており、耳あかを安全に取り除くことができます。

材料

  • ベビーオイル 5滴
  • スポイト
  • コットンボール 1個

方法

  • スポイトにベビーオイルを入れ、耳に2~5滴垂らしてください
  • オイルが漏れ出さないよう、耳の穴に浅くコットンボールを入れてください。
  • 5分間待ってからコットンボールを取り除き、頭を傾け、オイルを耳の外に出しましょう。
  • 耳の外側についたオイルを柔らかい布で拭き取ってください。

耳の穴が耳あかで詰まってしまう前に、これまでお伝えしてきた方法のうち、どれでもお好きなものを試してみてください。

尖ったものや綿棒などを使って掃除することは、かえって耳にダメージを与え、感染症などの原因となってしまうため、避けるようにしてください。



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ここに記載された内容は、情報提供のみを目的としたものです。専門家による診断、治療、推奨を促進したり、それらに代わるものではありません。疑問がある場合は、信頼できる専門医に相談し、許可を得てから施術を開始しましょう。