境界性パーソナリティ障害の人と暮らす

7月 27, 2017
境界線パーソナリティーの人と一緒に暮らすのは簡単なことではありません。応対の仕方に注意し、境界線を引くことを学ばなくてはいけません。

カップルのうちどちらかが境界線パーソナリティー(BPD)を抱えている場合、それは二人にとってとても難しい課題となるでしょう。

しかし、恋愛関係を築き上げることは不可能ではありません。ただ、二人の関係をヘルシーで良いものにするには、心に留めておかなくてはいけないことがあります。

境界線パーソナリティーの恋人を手伝うということは、相手を変えるということではないということを忘れないでおきましょう。

境界線パーソナリティーは専門家が見守ることが必要となります。専門家の観察があるからこそ、改善の希望が持てるのです。

境界線パーソナリティーは生涯付き合っていかなくてはいけないものです。悪い状態に逆戻りする時があるかもしれませんし、逆に、境界線パーソナリティーを抱えていることにほとんど気がつかない時もあるでしょう。

それでも、境界線パーソナリティーはそこに潜んでいるのです。

境界性パーソナリティ障害のカップルの典型

まずは、どちらかが境界線パーソナリティーを抱えているというカップルによくある典型的な行動から見ていきましょう。

境界線パーソナリティーを抱えている人は、その多くが相手を傷つけてしまいます。残念ですが、境界線パーソナリティーの症状は終わりなく続き、相手を傷つけるということはだんだんとひどくなるでしょう。

境界線パーソナリティーを抱えた人というのは、非常に情緒不安定で極端な考えを持った人であるということを忘れてはいけません。つまり、相手への対応には特に気をつけなくてはいけないのです。

境界線パーソナリティーを抱えた恋人と上手く付き合う方法はたくさんあります。

  • 上手くいかなくなったら境界線パーソナリティーの人を見捨てる人がいます。または別れると脅したり、態度を改めなかったら二度と一緒に外出しないなどと脅す人がいます。これをすると、境界線パーソナリティーの人の情緒不安定さが増すだけです。
  • 受け入れられないと思うような振る舞いをされた時、気がつかなかったふりをする人もいます。これはこの病気を後押しすることになります。境界線パーソナリティーの病的行動を助長することになるのです。
  • 境界線パーソナリティーをありのまま受け入れ、バランスを取ろうとする人もいます。この場合は、物事が改善しなければまるで罪を犯したように感じ、自分の責任だと感じるでしょう。
  • 沈黙を選ぶ人もいます。恋人の問題について話さないのです。恋人の日々の行動を友達や家族から隠す場合もあるでしょう。これをすると、境界線パーソナリティーの人に、何が起こっているかを見せないことになります。
  • トラブルが起こるまでは、相手が自分のことを愛しているというのを理解しています。難しい点は、パートナーは自身の行動に責任がないという事実にあります。

残念なことに、多くの人が間違ったアプローチをしているようです。ある人はこの問題に自ら飛び込んでいますし、中には何も言わない人、行動を正当化する人もいます。結果として、境界線パーソナリティーの人の行動は何も変わらないのです。

スポンジではなく鏡のように振る舞う

境界線パーソナリティーには簡単に圧倒されてしまいます。前述のような行動がある場合は、特にそうでしょう。

自分の恋人を守ってあげたいと思うのは当然です。しかし、それはベストな方法だとは言えません。境界線パーソナリティーの人と一緒に暮らすというのはとても難しいことです。彼に対してどのように振舞うべきかを意識しなくてはいけません。

あなたの目標は、境界線パーソナリティーの症状を抑えられるよう、恋人の手助けをすることです。

そのためには、自分の信念や価値観に忠実でなくてはいけません。恋人のしていることがおかしいと感じたのなら、そう伝えるべきなのです。

本当はおかしいと感じているのに恋人の行動を正当化するのは間違っています。カップルとして、何が起ころうとも超えることのない一線を引くことが大切です。

あなたがサポートできないという相手の行動はどのようなものか、はっきりと恋人に伝えておきましょう。あなたが弱ければ、すべてが間違った方向に進んでしまうのです。

脅しは効果がない

抱えている問題について話すということを避けてはいけません。話すことで境界線パーソナリティーの人はあなたの立場を知り、一緒に問題を解決していくのだということを知るのです。

しかし、時には、境界線パーソナリティーの人にイライラさせられ、脅すようなことを言ってしまう場合があるかもしれません。これはあってはいけないことです。状況を悪化させるだけですし、相手が情緒不安定になるだけです。

「ノー」と言うことを学びましょう。自分の感じていることを言葉にしましょう。最も大切なのは、境界線パーソナリティーの恋人の行動にあなたが責任を感じる必要はないということです。

相手を守ってあげなくてはいけない壊れ物のように扱うことを止めたら、全てのことが上手く流れ出すでしょう。

あなたらしくいましょう。嘘やごまかし、境界線パーソナリティーの恋人を信用しないなどといったネガティブな態度をとってしまわないように気をつけましょう。 境界線パーソナリティーの人の思考プロセスはとても極端なのです。境界線パーソナリティーの人の感情は、時には自らのコントロール範囲外となるのです。

そうすることで恋愛関係でバランスが保たれるでしょう。

難しいことかもしれません。山あり谷ありの道となるでしょう。

しかし、その相手を選んだのはあなたのなのです。一緒にいたいと思ったのですから、きっとその価値はあるはずです。

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