骨粗しょう症を予防する食生活の6つのヒント
何不自由なく動けるというのは素晴らしいことです。骨粗しょう症を予防して、より長く健康的な生活を送れるようにしましょう。
骨粗しょう症を予防するにはカルシウムの摂取が必須だということはもうご存知かもしれません。ですが、あなたはそれを実行していますか? 何を食べればしっかりとカルシウムを摂取できるか知っていますか?
それではおススメの食事法をご紹介しましょう。
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1.出来るだけ早く骨粗しょう症の予防を始める
あなたは今何歳ですか? 骨粗しょう症がそろそろ心配になる年齢ですか? 若い頃健康に問題がなかった人は、骨粗しょう症やその他の病気の予防に関心を持つ人が少ないようです。
ですが、誰であっても予防は大切です。そのプロセスを始めるのが早いほど、予防できるチャンスは大きくなります。また、家族の病歴もチェックしてみましょう。
血縁関係の近い人がこの病気にかかっているなら、20代、30代の頃から予防策を取り始めたほうが良いです。カルシウムを多く含む食材を取り入れ、骨密度を増やし、骨を強くしましょう。
2.塩分を控える
塩分の摂取を控えるようにします。塩分摂取が少ないからと言って骨に問題を与えることはありませんが、多すぎると高血圧を引き起こし、骨密度を低下させます。
また、塩分を多くとると、尿によって排出されるカルシウム量が増えます。骨は時間の経過とともにどんどん弱くなってしまいます。
カルシウムのサプリメントを飲むか、カルシウムを多く含む食材を取り入れるようにしましょう。
3.ナッツ類を食べる
ピスタチオ、ピーナッツ、アーモンドなどのナッツ類やシード類をよく食べるようにしましょう。出来るだけナチュラルな状態のものを選ぶようにしてください。
これらにはリン、マグネシウム、マンガン、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、強い骨を作り上げます。味付きのものではなく、出来るだけ自然なものを食べるようにしてください。味付きのものは塩分や脂肪分が含まれています。そういったものはかえって不健康です。
1日に1握りか2握り分食べます。食欲を抑えるのにも最適なスナックです。
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4.ジュース類の摂取を控える
2006年に行われた研究によると、コーラは女性の骨粗しょう症にかかる割合を増加させることが分かっています。この研究ではカフェイン入りコーラ炭酸水と、リン酸入りコーラが骨密度に与える影響について分析しました。
結果、コーラを毎日飲む女性は、そうではない女性に比べて、骨が小さくなっていました。
5.乳製品を毎日摂る
牛乳や乳製品は骨粗しょう症の予防に役立ちます。カルシウムを多く含み、骨を強くします。
牛乳だけを飲み続けるのは飽きてしまうので、ヨーグルト、チーズなども取り入れましょう。1日3回ほど食べます。
6.鮭を定期的に食べる
鮭もまた、骨粗しょう症の予防に役立ちます。また、減量にも効果的です。この魚にはビタミンDが豊富に含まれています。
カルシウムの吸収とその過程には必要な要素です。十分なビタミンDが体内になければ、カルシウムを摂取していたとしても上手く吸収されないため、骨に問題が起こる可能性があります。
マグロやマッシュルーム、卵黄にもビタミンDは含まれています。
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