コルチゾール値の高さを示す6つのサイン

12月 30, 2019
コーヒーの摂取を減らし、運動によるエネルギー消費を増やすことは、体内のコルチゾールを適切値に保つための基本です。

コルチゾール、別名ヒドロコルチゾンは、副腎から分泌されるホルモンの一種です。このホルモンは血糖値を上昇させ、骨の形成を抑制したり肥満などの病気の原因にもなります。

コルチゾールの値が上がると、高コルチゾール症、またはクッシング症候群と呼ばれます。この病気には、中心性肥満・高血圧・高ストレスなどの症状があります。

高コレステロールの可能性がある症状

全ての人に現れるとは限らないものの、体の何かがおかしいこと、そしてそれが高コルチゾールである可能性を示唆する症状がいくつかあります。

1. 突然の体重増加

体重の増加は、高コルチゾールの場合に最初に現れる症状の一つです。脂肪が肩、胸、背中などからたまり始めるので、特に上半身が太って見えます。

ただし妙なことに、腕と脚は細いままです。

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2. 皮膚症状

ニキビのある女性

高コルチゾール症とクッシング症候群は、皮膚にも影響が表れます。

  • ニキビ
  • 血腫
  • 顔と体のうぶ毛の増加
  • 乳房、腹部、太ももに赤色皮膚線条と呼ばれる赤い筋が発生。

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3. 筋肉と骨の症状

コルチゾール値が高くなると、筋肉や骨にも症状が表れます。骨が弱くなり、特に肋骨と背骨の骨折のリスクが高まります。

 

4. 免疫機能の低下

採血管

人の免疫系を調整する胸腺もコルチゾールの増加によって影響を受けます。細胞の消滅が起こり、免疫系がウイルスではなく自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。

  • 免疫機能の低下による最も一般的な症状は、喘息とアレルギーです。
  • しかし、全身性エリテマトーデス、クローン病、線維筋痛症などのさらに重篤な病気を発症する可能性もあります。

 

5. 気分の変化や精神症状

ストレスを過剰に抱える人によく表れる最も一般的な症状は不安です。これと共に一日の内に突然、しかも継続的に大きく感情が起伏するという症状が現れます。重度のうつ症状が認められる場合もあります。

また、コルチゾール値の増加が、血流を悪化させ、脳へのブドウ糖の供給を減少させるという研究結果もあります。つまり脳細胞がブドウ糖を吸収する働きを妨げ、それらの細胞が死んでしまう恐れもあります。

6. 疲労と不眠

横になり額を抑える女性

コルチゾールによりもたらされるエネルギーは、体にとって逆効果になることもあります。日中に極端に活動的になることで、体は休むことがありません。夜間には、このホルモンが過剰なことで体が休息状態に入れず、睡眠が継続的でなくなります。

  • 通常の状態では、体にエネルギーを供給するため午前8時ごろコルチゾールの増加が見られます。
  • 一方、高コルチゾールの場合は反対で、夜にコルチゾールが分泌され、午前中は疲労を感じます。

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コルチゾールを適切に低下させるには?

次に、体内のコルチゾール値を適切に低下させ、より健康的な生活を送るためのアドバイスを挙げていきます。

コーヒーをやめる

カフェインは、血液中のコルチゾール値を1時間で少なくとも30%上昇させると言われます。しかし、その影響が18時間も続く場合があるのが問題です。代謝は代謝でも、異化を減少させ、同化を上昇させたい人は、コーヒーをやめることです。

睡眠を多くとる

ベッドで眠る女性

睡眠衛生に気を付ける、睡眠スケジュールを守る、寝る前にリラックスできることをする、夕食は軽めで最低就寝3時間前までに食べる、そして毎晩良く休めるように、とにかく最善を尽くすようにしましょう。

コルチゾール値を下げるだけでなく、若々しく健康的に見せてくれ、加齢による老化の症状を抑えてくれるでしょう。

運動をする

筋肉量が増える、セロトニンやドーパミンの分泌が増加するなどの日常的に運動をすることによる効果が、不安やうつ症状へのリスクを避けることにもつながります。また、運動をすることで、体内のコルチゾール値の異常を防ぐ助けになります。

血糖値を維持する

バランスの取れた栄養価の高い食事を心がけ、市販の飲料、加工食品、冷凍食品やその他の関連食品を避けましょう。毎日果物を食べ、血糖値をコントロールするために、炭水化物、たんぱく質、食物繊維を含んだ完全な食事を準備しましょう。

また、ビタミンB、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、ビタミンC、アルファリポ酸などのサプリメントを摂取するのもおすすめです。

最後に

ここで紹介した症状が見られると感じる場合には、必ず医師に相談してください。そうすることで、実際にコルチゾール値の異常なのかどうかが分かります。

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