
ビタミンKは血液の安定に重要な役割を果たしており、血液凝固因子を活性化してくれま…
気分のムラの原因はオメガ3脂肪酸の不足のせいかもしれないと知っていましたか? オメガ3脂肪酸は体で作り出すことができません。この栄養が足りないことで抗うつ状態に繋がるかもしれません。
私たちが口にする食べ物は、外見だけでなく、考え方や気分、行動にまで影響を与え、中には気分を改善する効果のある食べ物もあります。
私たちが何の気なしに食べる物の多くは神経系のバランスを乱し、気分を下げ、疲れや不安感、うつ状態まで引き起こす食品があります。
最近いつもイライラする、気分が下がっているということはありませんか?
それなら是非、今日ご紹介する食べものを食べましょう。
薬に頼るよりも安く、簡単で、健康的に食生活に取り入れる方法です。
ただし、食生活を改善しても感情が安定せず、気分が改善されない場合は、専門医の診察を受けることをお勧めします。
これは、食べるものと関係なく気分が安定しないことがあり、その場合は自分の周りの状況や人間関係などが原因となっている可能性があります。
最初にご紹介するのはカカオです。テオブロミンのおかげで幸福感を刺激する効果があります。
テオブロミンは以下のような働きをします。
カカオにはトリプトファンも含まれています。これは、セロトニンの分泌を促す化学物質です。そのため、ダークチョコレートまたはカカオを毎日少量食べ、不安感やうつ状態を改善することをお勧めします。
気を付けたい点は食べるチョコレートのカカオ含量です。カカオ含量の多いもの、できれば65%以上のものを選ぶと良いでしょう。
こちらも参照『ダークチョコレートが体に与える良い影響』
気分を改善する効果のある食べ物の2つ目はクルミです。オメガ3脂肪酸を摂取することができるでしょう。
オメガ3脂肪酸が不足していると、体は抗うつ状態に入る傾向にあります。
クルミにはトリプトファンが含まれています。トリプトファンについては上述した通りです。
バナナも気分を改善する食べものの一つです。ぜひ、普段の食生活に取り入れましょう。毎日、または少なくとも週に2回は食べましょう。
バナナが気分を改善してくれるのは、ビタミンB6が豊富に含まれているからです。ビタミンB6はセロトニンのタンパク体変換過程を改善してくれます。
また、バナナには葉酸、ビタミンC、植物性繊維も含まれています。これらは免疫力を上げてくれるでしょう。
ゴマもまた、気分を改善してくれる食べものの一つです。ゴマからはスレオニンが摂取できるからです。スレオニンは体で作り出すことのできない、必須アミノ酸です。
スレオニンの値が低いと、慢性的に悲しみを感じるようになるでしょう。
オメガ3脂肪酸が豊富な食べものとして魚、特にサーモン、マグロ、イワシが挙げられます。
オメガ3脂肪酸は特定の神経伝達物質の動きに直接影響を与えます。つまりオメガ3脂肪酸が欠乏していると、鬱のような状態を引き起こすと言われています。
魚を購入する際は、質の良いもの、汚染されていないものを選んでください。
特にサーモンに対しては気を付けましょう。
養殖されているサーモンの中には、私たちの気分に影響を与える恐れのある化学物質を与えらえているものもあるからです。
マグロを食べるのなら、自然のものを選びましょう。ツナ缶は手頃ですが、塩分や化学物質が多く含まれています。
水溶性繊維が豊富な食べものを食べると、血糖値の変化からくる感情の変化を落ち着かせ、気分を改善するのに役立ちます。
また、糖尿病の人にとって、繊維は血糖値のコントロールを助ける働きがあるのです。
高ブドウ糖は腸の機能に影響を与えるだけではありません。ネガティブな感情を引き起こしてしまうのです。
このような状態に思い当たる節がある人は、血糖値をチェックし、何が問題なのか知りましょう。
こちらも読みましょう『植物性タンパク質と食物繊維が豊富なビーガンスムージー5選』
最後にご紹介する、気分を改善する食べものは脂肪のない赤身肉です。
天然の脂肪であるリノール酸が豊富なのですが、リノール酸はストレスに対抗し、体内に脂肪が蓄積されるのを防ぐ効果があります。
このタイプの肉には鉄分やオメガ3脂肪酸も含まれています。脳の健康を促進してくれるでしょう。
気分を改善する食べものを簡単に取り入れたいなら、スムージーが良いでしょう。
ただし、グルコース値が上がりやすいので、飲みすぎることのないように気をつけて下さい。
ここでご紹介するバナナとクルミのチョコスムージーはとても簡単で美味しいですよ。