血糖値を安定させる5つのハーブ療法
血糖値は食生活によって決まります。2型糖尿病にならないためには、またはすでに発症している場合には、食べているものに気をつける必要があるということです。
糖尿病とは、インスリンの抵抗性や分泌不足によって、体が血糖を適切に調節できない状態です。
糖尿病患者は医療による治療を必要としますが、血糖値を安定させるための通常の薬を補う形で使えるハーブがいくつかあります。これらのハーブは、体が自然に血糖値を調節するように促します。
この記事では、そうしたハーブ療法についてご紹介します。
血糖値を安定させるための天然ハーブ
1.シナモン浸出液
シナモンは、血糖値を安定させるのに役立つ香り豊かなスパイスです。抗酸作用、抗炎作用、抗微生物作用があり、インスリンの感受性を改善します。
シナモン浸出液は、体がインスリンによく反応し、血糖値を下げるのに役立ちます。
材料
- シナモンスティック 1本
- 水 1カップ(250 ml)
作り方
- 水を沸騰させ、シナモンスティックを加えます。
- 数分間、火にかけたままにします。
- 火を消し、冷めるまで待ちます。シナモンを取り出せば、この浸出液を飲むことができます。
- 1日に2回まで飲むことができますよ。
<注意>とても香り豊かで、風味や効能をすぐに失うことがないので、同じシナモンスティックを何回か使用してもいいでしょう。
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2.高麗人参茶
高麗人参は、インスリンの感受性を高め、効率的に使えるように促してくれる根です。高麗人参茶を飲むことで、大幅に血糖値を下げることができます。
材料
- 水 1カップ(250 ml)
- 高麗人参 1本
作り方
- 高麗人参をよく洗い、薄く切ります。それをティーカップに入れます。
- 沸騰したお湯を加え、5分間浸します。
- お好みで、少量のはちみつや甘味料で甘くしてください。
- 1日2回まで飲むことができます。
3.亜麻仁入りジュース
亜麻仁には、抗酸作用、抗炎作用、解毒作用があります。食べ物や飲み物にしても、さまざまな方法で摂取することができます。
亜麻仁は、消化の改善、血圧と血糖値の調節、そして免疫システムの強化に役立ちます。
さらに、オメガ3、鉄、カリウム、リン、およびビタミンEを豊富に含んでいます。
材料
- 亜麻仁の粉末 大さじ2(30 g)
- 水 コップ1杯(250 ml)
- フルーツジュース(お好みのもの)
作り方
- コップの水の中に亜麻仁の粉末を加えます。粉末ではない、亜麻仁の使用も可能です。
- 一晩水に浸します。翌朝、お好みのジュースを準備し、水と混ぜます。
- 甘くしないでください。少なくとも、糖尿病を患っている人は人口甘味料や先述したハーブのみ使いましょう。
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4.マンゴの葉の浸出液
マンゴの葉には、高血圧、喘息、糖尿病、下痢のための薬用効果があります。インスリンの生産を促すので、血糖値を安定させるのに役立ちます。
また、フラボノイド、没食子酸、カフェー酸、およびビタミンA、B、Cを含んでいます。空腹時にこの植物の浸出液を飲むことで、血糖値を調節するのを助けてくれます。
材料
- マンゴの葉 10枚
- 水 4カップ(1 L)
作り方
- 水を沸騰させ、マンゴの葉を加えたら、数分間火にかけたままにします。
- 火を消し、浸出液を冷まします。
- 葉を取り除けば、完成です。
5.リンゴ酢
リンゴ酢は、体を浄化して再生するのに役立ちます。
ビタミンA、B、酵素、カルシウム、カリウム、鉄、そして体に良い他のミネラルが含まれています。大さじ2杯のリンゴ酢をコップ1杯の水で薄めて飲めば、血糖値を安定させるのを助けてくれます。
オーガニックのリンゴ酢を買うこともできますが、家で作ることもできますよ。
材料
- オーガニックの熟したりんご 10個
- 水 コップ2杯 (500 ml)
作り方
- りんごを洗い、皮をむきます。そして小さく切ります。
- ミキサーを使いりんごジュースを作り、水と混ぜます。
- 幅広のガラス製のボウルの半分まで、できたジュースを注ぎます。
- ボウルをラップで覆い、18~20℃の室温で4~5週間放置し、発酵させます。
- その液体を清潔で幅広のボウルに入れ替えて、布で覆ったら、暖かいところに3日間放置します。
- 最後に、できたリンゴ酢をろ過し、悪くならないように暗い色の容器に入れて保存します。これで完成です。
これらの簡単な治療法を使うことで、血糖値を調節することができるでしょう。糖尿病の場合は、これらの治療法は補完するものであって、薬の代わりではないということを覚えておいてください。
健康管理ができるように、医者に定期的な検診をしてもらいましょう。
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