健康的な関係のための10の習慣

時に忘れてしまいがちですが、手をつなぐことで、二人でいることの喜びや幸福、満足感を再確認することができます。
健康的な関係のための10の習慣

最後の更新: 11 12月, 2018

カップルは、愛することの本質を忘れず、お互いを尊重する限り、いつも幸せでいられるでしょう。人と関係を築くのは容易なことではなく、長く続く、または一生涯続く関係のためには、多大な努力を必要とします

カップルの幸せがずっと続くことを保証するような魔法はありませんが、精神科医でコンサルタントのマーク・グールストンは、Psychology Todayの中で、健康的な関係を築いているカップルの、10の習慣を明らかにし、それぞれの習慣がカップルの心の絆をいかに強くするかということを述べています

同じ時間にベッドに入る

二人の関係が始まったばかりであれば、一緒にベッドに入り、一日の終わりの特別な時間を共有したいと思うのは自然なことですが、関係が長く続いてからもこの習慣を続けることが、二人の強い結び付きと幸せを維持するための秘訣です

グールストンは、一緒にベッドに入り相手と触れ合うことで、二人のコミュニケーションがより良いものになると述べています。

二人のコミュニケーション

共通の趣味と自分だけの趣味を見つける

出会ったばかりの頃は、共通の関心事が少ないと感じることもあるかもしれません。しかしこれは、二人の相性が良くないということではなく、お互いにとって、これまでの自分の生活には無かった新しいことを始めるための、良いきっかけと言えるでしょう。

しかし、お互いに依存しすぎるような関係を避けるために、それぞれが相手を尊重し、自分一人でも取り組める趣味を持つことも大事です

手をつないで歩く

しばしば忘れられがちなことですが、手をつなぐことで、二人のより良い関係を築くための助けとなり、また、二人でいることの喜びや幸せを感じることができます

グールストンは、カップルの一人が先に歩いてもう一人がついていく代わりに、手をつなぎ、何かを見るために時々立ち止まったりして、一緒にゆっくり歩くことを勧めています。

手をつないで歩く

信じることと許すことを学ぶ

カップルの関係は、意見の対立、口論、誤解、怒りなどによっておびやかされることがあり、また、頭に血が上っている間は、解決策も見出すことができません

それらのネガティブな要素が、あなたの幸せに悪影響を及ぼすのを避けるためには、相手を傷つける言葉を口にしたり、何か後悔するようなことをしたりする前に、お互いに良く話し合い、自分のネガティブな感情をコントロールすることを学ぶ必要があります。

最も良い方法は、感情的になるのを避け、相手を許し、信じようと努めることです。許すことと信頼することは、長く続いていく関係の土台となります。

二人の関係の質に目を向ける

相手の欠点をあげつらうようなことは、健全とは言えず、ただ二人の関係を壊してしまうだけです。

相手の良いところや、二人の関係の良い面にできる限り目を向けることで、ポジティブなエネルギーが湧いてきますし、無意味なケンカも避けることができます。

仲直りのハグをする

ハグ には素晴らしい効果がありますし、恋人同士がハグをする場合は尚更です。専門家の言葉を借りるなら、「肌は心地良い感触(愛情)、不快な感触(虐待)、触れてもらえないこと(ネグレクト)を覚えている」。

幸せな関係には、たくさんの「心地良い感触」があり、仕事で疲れきっているとき、長い間会えなかったとき、しばらく連絡が取れなかったときなど、ハグをすることで相手の心を癒したり、二人の愛情を確かめたりすることができます。

ハグをする

毎朝「愛してる」と「おはよう」を言う

一日を最高の気分で始めるため、また二人の関係において寛容さ、相手を尊重する気持ち、愛情を育てるためには、この二つの言葉に勝るものはありません。これらを毎朝伝えることで、二人の結びつきは強くなりますし、お互いの気持ちを再確認することもできます。

おやすみを言う

同様に、たとえ疲れていたり、心の中に気がかりなことがあったとしても、おやすみを言うことで、一日を最高の形で終えることができますし、相手にあなたの思いやりも示すことができます。

電話をかける

毎日の電話やメールは、相手をコントロールするための手段として使われるのでない限り、直接会えないときでも近くにいると感じるために良い方法であるとグールストンは述べています。

電話をかける

カップルでいることを誇りに思う

幸せなカップルは、社交の場や、人前に出るときも堂々と振る舞います。手をつないだり、ハグをしたりといった愛情表現を、周りを不快にさせることなく、ごく自然に行い、二人が特別な関係であることを隠しません。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。