家庭療法で/パサパサ髪にサヨナラしよう!
髪がパサパサで弱くなり、切れやすくなっていませんか。今回ご紹介する、家でできるヘアケア法を実行して、パサパサ髪にサヨナラしましょう!
脂性でベトついた髪もイヤなものですが、パサパサに乾燥した髪も困りもの。乾燥した髪は傷みやすく、洗うとかえってみずぼらしく見えてしまいます。パサパサ髪の原因はさまざま。化学薬品に触れたりなどの外的要因もあれば、病気など内的要因もあります。でもウレシイことに、以下でご紹介する家庭療法で、パサパサ髪についにサヨナラできるんです!
シャンプーの弊害
シャンプーは、パサパサ髪の最も一般的な原因のひとつ。清潔な髪イコール健康な髪と思っている人がたくさんいます。でも、市販のシャンプーは、髪によくないさまざまな洗浄剤を含んでおり、髪を健康に保つ皮脂膜をはぎとってしまいます。その一方で、適切なシャンプーは、皮脂腺を刺激し、健康な皮脂膜を維持できるよう助けてくれます。少なくとも3日置きに洗髪すべきなのはこのためです。パサパサ髪に理想的なシャンプーは、pHレベルが4.5〜6.7のものです。
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髪の扱い方に注意する
パサパサの髪は非常にもろくなっていますから、注意して扱う必要があります。長い髪はおろしたままにしないようにし、指でいじるのは避けましょう(髪が切れる可能性があります)。洗髪するときは、指を2本使ってやさしく泡立てましょう。これだけで、皮脂腺を刺激すのに役立ちます。
コンディショナーを使う
パサパサ髪にはコンディショナーが必要です。アルコールは髪をもっと乾燥させてしまいますから、なるべくアルコール分を含まない製品を探しましょう。香料を含まないコンディショナーは、アルコール分が低い傾向にあります。ひどくパサついた髪には、朝だけでなく夜もコンディショナーを使うことをおすすめします。寝る前に髪に塗り、朝起きた時、もう一度塗り直しましょう。
オイルトリートメント
ヘアケアの専門家たちは、傷んだパサパサ髪を修復するために、オイルトリートメントをすすめています。ホットオイルを利用した製品が販売されています。オイルを温め、髪に塗って5~20分間(使い方の説明書に従いましょう)そのまま置きます。オイルが髪に浸透している間、ビニール袋かシャワーキャップをかぶりましょう。その後、髪にやさしいシャンプーを使って、いつものとおりに洗髪します。
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ブラッシングは控えめに
ブラッシングは髪にいいとよく言われますが、やりすぎると実際に髪が切れたり、抜けやすくなったりします。乾燥してもろくなった髪は、特に注意が必要です。ヘアブラシや櫛を使うときは、やさしくゆっくりと動かし、髪が乾いているときは避けましょう(髪がぬれた、あるいは湿った状態で注意深く櫛けずります)。どんなヘアブラシを使うかも大切です。静電気を起こしにくい豚毛のブラシや幅広のブラシなどがおすすめです。
酢を使ったトリートメント
酢を使って髪をいたわる方法がたくさんあります。酢はすぐれたコンディショナーであり、髪を清潔に保ち、ツヤを出すのに役立ちます。必要なのは、リンスとして大さじ1杯の酢を加えるだけ。いつでも使えるように、酢のびんをお風呂場に備えておきましょう。また、フケを抑えるのにも役立ちます。1週間に数回、シャンプーの前に、薄めていない酢を頭皮にすりこむようにマッサージしてください。
リンゴ酢カップ1/4杯を小さい容器に入れ、髪全体に行き渡らせます。スプレー容器に入れて、髪全体に吹き付けてもいいでしょう。コンディショナーを使うと、フケを抑え、髪に健康的なツヤを与えてくれます。自家製コンディショナーを作るには水カップ2杯に、酢カップ1/2杯をまぜるだけ。これをシャンプーの後に髪に塗り、数分間おいてからゆすぎます。フケがひどいときは、シャワーキャップをかぶって1時間おいてからゆすぎましょう。
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