加齢黄斑変性について

1月 15, 2020
加齢黄斑変性は、50歳以上の人によく見られます。この状態は若者に見られることは非常にまれで、専門家はその原因を解明しようと研究しています。特定のリスク要因が重要な役割を果たすことは明らかになっています。

黄斑変性は、進行性で急性な、中心視力低下を特徴とする眼疾患です。この症状があると、細かいものを視覚化して読み取ることが段々困難になります。

この病態は、50歳以上の人に一般的に見られるため加齢黄斑変性(AMD)と呼ばれます。通常、時間の経過とともにゆっくりと進行しますが、時々より速く進行することもあります。

現在、年齢に関連した黄斑変性を矯正するための研究が進められています。さらに、病気の遺伝的要因も以前より理解が進みました。問題を改善するための細胞の移植に関連する有望な研究もあります。

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性 視野

具体的には、加齢黄斑変性は網膜の問題に関係しています。この組織は光に敏感で、眼底に位置しています。その機能は、光と画像を、電気インパルスに変換して脳に送信することです。

黄斑は網膜の中心にあり、黄色の斑点であり、その機能は視覚を詳細にキャプチャすることです。加齢黄斑変性になると、中心視力は低下しますが、周辺視力は変わりません。

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この病気は、ヘビースモーカーや肥満の人によく見られます。さらに、高血圧、高コレステロール値、糖尿病の人にもよく見られます。

黄斑変性症の種類

加齢黄斑変性には、滲出型と萎縮型の2種類があります。

網膜下で血管が異常に成長すると、滲出型黄斑変性が起こります。このような血管は壊れやすく、血液や体液が滲む傾向があります。これにより、黄斑は通常の位置から上昇し、黄斑に損傷が出て、急速に機能が失われていきます。

滲出型は、黄斑変性の中で最も深刻です。最初の症状の1つは、直線が波打っているように見えることです。

一方、萎縮型黄斑変性は、2種のうち一般的な形態です。光に敏感な黄斑の細胞が劣化し始めるときに起こります。視野が曇り、中心視を維持することが段々難しくなります。

次の3つの段階を経て進行します。

  1. 早期黄斑変性。まず、症状の自覚はありません。しかし、網膜を調べると、網膜の下に「ドルーゼン」と呼ばれる黄色の沈着物が見られます。
  2. 中度加齢黄斑変性。その後、ドルーゼンが増加したり肥大化します。視力がぼやけている場合や、文字を読むのに以前より光が必要な場合があります。
  3. 高度黄斑変性。この段階では多くのドルーゼンがあり、網膜の中心部に細胞と組織の劣化も見られます。患者の中心視力は不透明でぼやけており、顔の識別と認識に問題が生じます。

原因

専門家は、なぜ加齢黄斑変性が起こるのかまだ究明できていません。明らかに、時間の経過に関連する身体の自然な劣化だとはわかっています。しかし、それ以上の情報はまだあまりありません。

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わかっていることは、この病気を引き起こす可能性のある危険因子がある、ということです。主なものは次のとおりです。

診断と予後

加齢黄斑変性 視力

一般的に、加齢黄斑変性は眼科検査で検出されます。通常、検査では次のことを行います。

  • 視力検査。さまざまな距離での視力を測定します。
  • 眼圧測定では、特別な装置を使用して目の内部の圧力を測定します。
  • 瞳孔拡張試験。医師により、瞳孔を拡張するために患者の目に点滴をします。その後、拡大レンズで網膜と視神経を検査します。
  • アムスラーグリッド。患者は片目を覆い、チェス盤に似たグリッドの真ん中にある黒い点を見ます。その後、もう一方の目で繰り返します。

萎縮型黄斑変性の予後は一般に良いとされます。通常、視力の低下は衰弱しません。一方、滲出型黄斑変性では、しばしば重度の失明が起こります。この場合、患者は詳細を見分ける必要がある活動は行えなくなります。

最後に、今回ご紹介したいずれかの症状に気づいた場合、必ず、可能な限り最善の方法で治療をしてくれる専門家に見てもらいましょう。