体を健康に保つアルカリ性の食べ物3種
心身の健康は内面の健康から始まりますが、アルカリ性の食べ物は内面の調和を維持するのに欠かせません。
pH(ペーハー)という言葉を聞いたことはありますか?
東邦大学医療センター大森病院の臨床検査部のサイトによると「pHは水溶液の性質を表す単位の一つで、溶液中の水素イオンの濃度を表します。」と定義されています。
つまりpH値とは、アルカリ度と酸性度を表す尺度で、0〜14の値で表され、バランスが取れていると考えられるpH値は7.4です。
しかし、私たちの体のpH値は、ストレスや不健康な食生活、環境汚染などが原因で変わってしまい、それが健康トラブルへとつながります。
本記事では、体のpH値を正常に保ち、健康を維持する方法をご紹介します。それでは詳しく見ていきましょう。
毎日食べるアルカリ性の食べ物
今日ご紹介する方法は、シンプルな材料で手軽に作ることができます。オーガニック製品など、品質の良い材料を使ってください。
レモンとアップルサイダービネガーは必ずオーガニックのものを準備し、水は水道水ではなく精製水を使用してください。
精製水は体に良い水で、味が滑らかなだけでなく、他の水に比べて塩素やフッ化物が少ないのです。もし、精製水が見つけられない場合は、ミネラルウォーターでも構いません。
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1. 朝に取り入れるアルカリ性の食べもの:レモン水・重曹・アップルサイダービネガー
1日のスタートに飲むには味が強いと感じる場合は、材料を少し調整して飲みやすくしても構いません。
朝の空腹時に朝食として飲むことで、消化系の受容性がより良くなり、栄養がより吸収されやすくなります。
- 大腸をはじめとする腸内のデトックス効果があり、消化を促します。
- 体内の毒素を排出し、リンパ系を助けます。
- アップルサイダービネガーには血圧を下げ、中性脂肪値を下げる効果があります。
- どの材料も体をアルカリ性に保つのに役立ちます。
材料
- 精製水 1カップ(200ml)
- 重曹 小さじ1(5g)
- アップルサイダービネガー 小さじ1(5g)
- レモン汁 レモン1/2個分
作り方
- 1カップの水に重曹、アップルサイダービネガー、レモン汁を入れて混ぜます。レモンがきつすぎると感じるようなら、好みに合わせて量を調節してください。
- 使用する水はぬるま湯にしてください。その方が飲みやすいでしょう。
2. 昼食前に取り入れるアルカリ性の食べ物:ピンクヒマラヤ塩入りレモン水
- ピンクヒマラヤソルトを使ったこのアルカリ水は、ヘルシーなだけでなく、消化を促進するなどの自然療法薬としての働きもあります。
- ピンクヒマラヤソルトを用意しましょう。この方法は、他の塩で代用することはできません。
- レモンと組み合わせることによって、ビタミン、ミネラルを豊富に摂取することができます。その中でも、ビタミンC、ビオフラボノイド、ペクチン、そして免疫系、消化系、心臓の機能に欠かすことのできないミネラルが含まれています。
材料
- レモン汁 レモン1/2個分
- ピンクヒマラヤン塩 ひとつまみ(1g)
- 精製水 1カップ(200ml)
作り方
- レモンを絞ってレモン汁を用意しましょう。使うレモンはオーガニックのものを選びましょう。
- 1カップの水に絞ったレモン汁とピンクヒマラヤ塩を入れます。
- 30分程そのままおきましょう。昼食前か正午前後に飲みます。また、頭痛がする時や疲れたと感じた時に飲むと良いでしょう。
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3. 夕食に取り入れるアルカリ性の食べ物:レモン入りアーティチョークウォーター
アーティチョークが手に入るなら、頻繁に作ることをお勧めします。
- アーティチョークを茹でた後の茹で汁には私たちの健康を促進する優れた効能が含まれています。
- レモンと組み合わせることによって、肝臓のケア効果、コレステロール値を下げる効果があります。
- このアルカリ水にはビタミンがたくさん含まれています。そのため、体重をコントロールするのにオススメです。
材料
- 水 4カップ(1ℓ)
- アーティチョーク 2個
- レモン 1個
作り方
- 片手鍋に水を入れて沸騰させます。アーティチョークと4つに切ったレモンを入れましょう。
- アーティチョークが柔らかくなるまで茹でます。茹で上がったら火から下ろし、ザルに上げましょう。
- お湯が冷めたら、夕食前にグラス一杯飲みましょう。気分が良くなるのがわかるでしょう。
引用サイト:東邦大学医療センター大森病院の臨床検査部