アップルサイダービネガーのコンディショナー
アップルサイダービネガーは世界中で人気のあるお酢で、キッチンだけでなく薬用としても使われています。これには、高コレステロールを下げる効果があり、血糖値をコントロールし、デトックスを促す効果がある上、肌トラブルや感染などを予防する効果があることをすでに知っている人は多いかと思います。しかし、それだけではありません。アップルサイダービネガーには美容効果、特にヘアケアに大変優れた効果があるのです。
今日、髪を柔らかく滑らかにすると歌ったヘアケア商品はたくさん販売されています。しかし、その多くは頭皮や髪に強い刺激を与え、最終的には抜け毛やフケといったトラブルを引き起こすことがあります。だからこそ、アップルサイダービネガーのように自然のものを使って髪のケアをすることが大切なのです。効果は市販のヘアケア商品とほとんど同じなのですから。
アップルサイダービネガーの髪への効果
髪と頭皮のpH値のバランスを保つ
上記でも述べたように、pH値を変えて髪を乾燥させたり枝毛にしたりなど、実際は髪や頭皮にダメージを与えてしまうヘアケア製品が数多くあります。通常皮膚のpH値は4〜6の間、いわゆる弱酸性が理想的だと言われていますが、アップルサイダービネガーの持つ酸性度はこのバランスを保ってくれるのです。アップルサイダービネガーを使うことで、頭皮が出す脂にダメージを与えることなく髪本来のpHが取り戻されます。
髪のキューティクルを守る
上で述べたようなpH値を持った皮膚は、酸外套という効果でキューティクルを保護してくれますので、滑らかに輝く髪となるでしょう。また、髪本来の潤いを守る効果もありますので、枝毛予防にもなります。
フケを予防する
アップルサイダービネガーには抗菌作用があるため、フケの原因となる菌を防ぐ効果があると同時に頭皮のかゆみや乾燥を防いでくれます。フケの原因は様々ですが、一番多いのは真菌類のFM(ピチロスポルム・オバーレ)です。この菌は頭皮に不快感を与える小さなかさぶたを形成し、最終的には感染を引き起こします。アップルサイダービネガーはこのタイプの菌を予防するのに非常に効果があります。
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ナチュラルコンディショナーとして
アップルサイダービネガーは髪をもつれにくくし、柔らかく扱いやすくします。市場で販売されているコンディショナーの代わりに使うこともできます。また髪を柔らかく輝かせるだけでなく、髪の健康も守ります。
髪の成長を促す
フケを予防する抗菌効果は頭皮の循環をも促します。髪の根元を強くし、健康的な成長を促します。
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アップルサイダービネガーの使い方
材料
水 1カップ(250ml)
オーガニックアップルサイダービネガー 大さじ2(30ml)
方法
- 水とアップルサイダービネガーを混ぜてスプレーボトルに入れます。これをシャンプー後の髪に塗布しましょう。
- 頭皮にスプレーし、髪全体に浸透するように優しくマッサージします。
- マッサージしたら、さらに浸透するよう数分置いてから洗い流します。このスプレーをした時は普段のコンディショナーを使う必要はありません。
オイリーヘアの人は、上記の材料で紹介した分量よりもアップルサイダービネガーの量を増やしましょう。髪から余分な脂を取り除き、髪を柔らかく生き生きとした状態にしてくれます。自分の髪質に合うように作るにはまず、上記の分量で試し、徐々にどの位アップルサイダービネガーを入れれば良いかを見ていきましょう。
アップルサイダービネガーを使うと、最初、強い臭いが気になるかもしれません。しかし、髪が乾くと臭いは消えます。このトリートメントは週に2回行うと良いでしょう。
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