カミソリ負けに効く自然療法5選
カミソリ負けを起こしたことがありますか? カミソリで剃った後に発生するとても痛いブツブツは毛嚢炎と呼ばれます。
こうしたブツブツは、とても短い毛が皮膚の外に向かって育つ代わりに皮膚下で成長してしまうことで現れます。
深刻な怪我や病気というわけではありませんが、痛くて腹立たしいのがカミソリ負けです。次にカミソリ負けした時は、悪化しないようにかきむしらないようにしましょう。
毛嚢炎ってどうやったら分かるの?
肌は自然性のものであれ化学性のものであれ、様々な要因に対して敏感です。なので、ここで紹介する治療法が必要になるかどうかはブツブツがカミソリによるものかそうでないかを見極めることが肝要になります。犠牲毛嚢炎と分かる次のような症状に注意しましょう。
- 最近剃ったり、掻きむしった体の部分にブツブツが大発生している。
- 皮膚を破れていない短い毛が皮膚の下にあるのが見える。肌の色が黒い場合は、ブツブツしている場所に指をあてて中に毛があるかどうかを見てみましょう。
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1.ティーツリーオイル
ティーツリーオイルが体にもたらす効能は多彩です。カミソリ負けの場合には、強力な消毒剤として作用し、炎症や不快感を解消します。
- このオイルを使う時は、副作用を防ぐために少し希釈してから使うことを覚えておきましょう。
- この治療薬を作るにはまず大さじ2杯分のティーツリーオイル、小さじ1杯分のオリーブオイル、そしてコットンを用意します。
- 2種類のオイルを混ぜます。
- オイルを塗る準備が出来たら、石鹸水でブツブツの箇所を洗います。
- オイルをコットンに少量つけ、患部に塗ります。
この治療法では、オイルを洗い流す必要はありません。1日2回塗り、ブツブツが消えるまで繰り返しましょう。
肌が特に敏感な場合は、剃った後すぐにオイルを塗りましょう。そうすることで、ブツブツの出現を防ぐことができます。
2.アイシング
アイシングもまたカミソリ負けによく効く治療法です。炎症や赤み、かゆみがすぐに治まります。
この治療法はビキニラインに持ってこいです。何の問題もなく、すぐにお気に入りの洋服を着ることができるようになります。
- この治療法に必要なのは、数個の氷とタオルだけです。
- 自家製のアイシングパックを作るには、タオルで氷を巻いて、患部に当てるだけです。
- 治るまで1日に何回も当てると良いでしょう。
3.ウィッチヘーゼル
ウィッチヘーゼルが肌にもたらす効能はけた外れのレベルです。炎症や赤身を抑えます。
更に、ウィッチヘーゼルのオイルは天然の消毒剤です。犠牲毛嚢炎は適切に処置しないと感染症を起こすことがあるので、この消毒作用がよく効きます。犠牲毛嚢炎によってできる傷口はひどいものではありませんが、洋服がこすれたり、引っかいたりしてしまうと症状が悪化してしまうことがあります。
- ウィッチヘーゼルを使うには、大さじ3杯のウィッチヘーゼルとコットンを用意しましょう。
- ウィッチヘーゼルをコットンにつけます。
- 治るまで1日に何回も塗ると良いでしょう。塗る度に、ブツブツが少しずつ消えていくのが分かります。
4.リンゴ酢
リンゴ酢もまたカミソリ負けによく効きます。リンゴ酢を使うと何でもすぐに良くなります。炎症を抑え、ブツブツを乾燥させるはたらきがあります。
大変効果があるリンゴ酢ですが、誰でも使用できるわけではありません。
- 敏感肌の人はこの治療法は使えません。
- ビキニラインには痛みが強すぎるので使えません。
- この治療薬を作るには、小さじ1杯のリンゴ酢とコットンを用意しましょう。
- 後はコットンをリンゴ酢に浸し、患部に塗るだけです。
- 空気に晒して乾燥させ、冷水で洗い流します。
- これを1日に3回行い、ピリピリとした痛みが消えるまで続けましょう。
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5.重曹
もう一つのシンプルで早く効く治療法は重曹と水を使うものです。この治療法は、危険性は何もなく即効性があります。事実、塗ると、症状がすぐに緩和されます。ですので、虫刺され同様、犠牲毛嚢炎にもお勧めです。
- この治療法に必要なのは、大さじ1杯の重曹と大さじ2杯の水だけです。
- これらをペースト状になるまで混ぜ合わせて、肌に塗ります。
- 10分ほど置いておきます。
- ガーゼやタオルで覆って、治療薬が流れ落ちてしまわないようにします。
- 冷静で洗い流します。
毛嚢炎がある時に避けた方がいいこと
犠牲毛嚢炎は強い痛みを伴うことがあるので、悪化させないように次のようなことは避けましょう。
- 掻きむしること。ブツブツが現れたら3日間は掻きむしらないようにするのが賢明です。絶対に掻きむしらないようにしましょう。または、最低でも炎症が無くなるまでは掻きむしらないようにしましょう。
- 吹き出物を引っかいたり、潰したりしないこと。その時はそうすることが良いように思えますが、感染症を引き起こしかねない傷痕となってしまいます。
- 古いカミソリを使わないこと。カミソリの刃が鈍いと吹き出物ができてしまう可能性があります。吹き出物ができたのがそのせいである場合は、刃を変えることをお薦めします。
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