踵の痛みの原因は?

· 10月 3, 2015
踵の痛みはかなり一般的です。突き刺すような痛みが足全体に起こり、うまく歩けないこともあります

踵の痛みはなぜ起こるのでしょうか。今回は、踵の痛みの原因についてまとめたいと思います。

踵の痛みの原因

かかと

踵の痛みは、たいていは運動や打撲の後に起こりますが、特に思い当たる理由がなくても突然痛むこともあります。踵の骨は、足を構成している26個の骨の中で一番大きく、33個の関節があります。足は、100個以上の筋肉や腱、靭帯からなる複雑で繊細なものなので、健康な状態を保てなくなることが時々起こるのです。

踵の前や後ろの部分に痛みを感じることが多く、激しい痛みでうまく歩けないこともあります。踵が痛む原因はいくつかあるのでまとめてみますが、自分で判断せず最終的には医師の診察をきちんと受けるようにしてください。

1.骨棘

骨棘は踵の痛みを起こす原因の中で、最も多い要因です。骨棘とは、踵の下にできる骨の出っ張りのことです。足の筋肉と腱が過剰に伸展し、踵と前足をつないでいる組織が伸びてしまい、踵と骨を覆っている膜が裂けてしまうことで起こります。旅行や足に合わない靴、正しくないランニングの姿勢、肥満などが原因です。

2.足底筋膜炎

足裏

足の裏まで痛むときは、足底筋膜炎の可能性があります。過剰な伸展、たくさん歩いた後、ランニング、足に合わない靴などの原因で、筋膜が炎症を起こすことによって痛みが出ます。

足底筋膜炎は、足を休ませるだけでは効果は一時的です。踵が動くたびに痛むので、早めに病院に行きましょう。家庭でできる治療法は、冷やすこととローズマリーオイルでマッサージをすることです。テーピングや凍らせた水が入ったペットボトルに足を乗せて転がすのも有効です。

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3.過剰な回内運動

足の回内運動とは、下腿を固定して足の裏を外側に向ける動きのことです。歩き方が良くないと、過剰な回内運動を繰り返していて踵が痛むことがあります。歩く時には、最初に踵が着地し、足の外側から親指にかけて体重が移動していきます。歩き方が良くないと、踵とつながっている腱や靭帯に過剰な伸展がかかってしまいます。この状態が改善されないと、膝や腰の痛みが引き続き起こることがあります。正しい歩き方をしないと、体全体の骨にも影響が出る可能性もあります。

4.踵の痛みの他の原因

かかと2

リウマチやその他の関節炎:踵の関節に炎症が起きることによって痛みが出ます。

痛風:体の中の過剰な尿酸によって炎症が起こる病気で、親指だけでなく踵にも激しい痛みが出ます。

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滑液包炎:皮膚と踵の骨の間でクッションの役割をしている組織の炎症により、踵に痛みを起こします。

ハグランド病:ハグランド病とは、アキレス腱と踵の骨の後方にある滑液包という部分に、靴などが繰り返し圧迫することにより炎症を起こす病気です。 踵の骨の後ろに、骨のように硬い隆起や軟部組織の肥厚を認めることもあります。 ハイヒールの履きすぎが原因になります。

アキレス腱の炎症:スポーツをよくする人に発症する可能性があり、アキレス腱が繰り返し伸びることが原因です。

骨の打撲:旅行や何かが踵の骨にぶつかった時に起こり、踵に痛みを起こします。痛む場所を冷やすようにしましょう。