インスタント食品の危険性

· 8月 27, 2015
インスタント食品の危険性について考えたことはありますか?

即席スープや即席麺などインスタント食品は、どこでも手に入る食品です。簡単で安く、料理したりする時間がない忙しい人にとってはありがたい存在です。インスタント食品を健康に良いと思ってはいる人はいなくても、ハンバーガーやブリトー(トルティーヤに肉・豆・チーズを包んだメキシコ料理)フライドポテトのような油たっぷりのファーストフードよりはまだ健康的だと考えがちです。

マサチューセッツ総合病院の医師、ブランドン・クオの研究などにより、即席スープが身体に与える悪影響が明らかにされました。それでも、どのような危険が隠されているか知らない人もいます。そこで、インスタント食品の驚くべき危険性をあなたにお伝えします。

 

即席麺は消化に悪い

即席麺は、食べて2時間たっても胃の中で消化されずにそのまま残っていることが研究により分かっています。これは、自家製麺など他のタイプの麺と比べても段違いの時間です。

消化不良

加工度の高いこれらの食品は消化時間が長いため、消化器官は強い緊張を強いられます。食品が、消化管の中に長時間たまっていると、消化管は栄養を吸収しようとします。問題は、即席食品には身体に有益な栄養素がほとんどないことです。

栄養の代わりに、大量の添加物が含まれており、添加物の一部には毒性のある酸化防止剤、第三ブチルヒドロキノン/t-ブチルヒドロキノン(通称TBHQ)があります。(第三ブチルヒドロキノンは、アメリカ・オーストラリア・中国など十数カ国で使用が認められていますが、日本では禁止されています

この添加剤は、麺と共に、胃の中に留まる可能性が非常に高く、消化の過程で、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

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たった5グラムで死に至るTBHQ

第三ブチルヒドロキノン(TBHQがどんな危険なものであるかを知らない皆さんに説明しましょう。まず、TBHQは石油から抽出される物質です。TBHQは「抗酸化剤」として表示されることもあるため、注意が必要です。この合成化学物質は、抗酸化特性もありますが、それは人体に有益な天然の抗酸化剤と同じではありません。これらの合成「抗酸化物質」は油脂の酸化を防ぎ、加工食品の保存期間を伸ばすものです。

TBHQは、他国のスーパーで見られる様々なブランドの加工食品の多くに使われています。しかも、TBHQは液体を蒸発しにくくする作用があるため、ニス、塗料のラッカー、殺虫剤、化粧品、香水にも含まれているものです。

たった5グラムで死に至ることが分かっているにもかかわらず、食品添加物の専門家は、少量の摂取であれば人体に問題ないと結論づけました。しかし食品添加物の辞書には、TBHQ1グラムで吐き気・嘔吐・耳鳴り・幻覚症状、特にのどの閉そく感を引き起こすと示されています。

 

インスタント食品とメタボリックシンドロームの関係性

肥満

米国の栄養学術誌に発表された最近の研究によると、即席スープや即席麺をよく食べる女性は、食生活や運動量に関係なく、それらを食べない人と比較し、メタボリックシンドロームのリスクが高いということが判明しました。

この研究によると、週に2回インスタント食品を食べる女性は、68%以上の確率でメタボリックシンドロームにかかりやすく、さらに、メタボリックシンドロームは他の深刻な疾患(肥満、高血圧、高血糖、中性脂肪、善玉コレステロール量の低下など)を引き起こします。また、より多くのインスタント食品を食べた人は、食べなかった人に比べ、タンパク質、カルシウム、リン、鉄、カリウム、ビタミンA、ビタミンCといった重要な栄養素が不足していました。その上、悪玉脂肪、カロリー、塩分量は、より高かったのです。

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健康を楽しみたいなら、健全な食生活を

時々インスタント食品を食べる程度であれば、あなたの健康が危機にさらされているとは断言できません。それでも、大量に食べるといずれ深刻な健康被害を引き起こします。身体のことを考えると、自然で健康的、新鮮な食品を選ぶことが一番です。