いびきを解消する4つの方法

特定の健康トラブルや生活習慣はいびきの原因となることがあります。今日の記事では、いびきをコントロールし、解消する方法を見ていきましょう。
いびきを解消する4つの方法

最後の更新: 18 2月, 2020

よくいびきをかく人は、なんとかいびきをコントロールしたい、解消したいと、対策法を探していることでしょう。もちろん、本人だけでなく、隣で眠る人にとってもその願いは同じです。毎日いびきをかくということは、呼吸器系や心臓系など他の健康トラブルが隠れている可能性もあります。今日の記事では、いびきを解消する方法をご紹介します。

いびきの治療

いびきは、肺への空気の流れに対する抵抗です。また、呼吸器トラブルの症状でもあります。いびきが深刻な場合、睡眠障害だと考えられます。

長年に渡り、いびきの決定的治療は手術だとされています。これは上気道拡張筋の電気刺激から成ります。

CPAP療法

CPAP療法を試す女性

CPAP療法は、睡眠時の空気の流れを適切に保ちますので、睡眠時無呼吸症候群の治療に適応されます。

CPAPとは、持続陽圧呼吸療法です。睡眠時無呼吸症候群の治療に使われますが、いびきのコントロールにも効果があるでしょう。

この機械は空気の圧力で舌を押して喉を開き、空気が簡単に通るようにします。ですが、この機械には副作用があるかもしれません。

 

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いびきを解消する方法

1. 減塩食

まず最初にご紹介するのは減塩食です。これに対する研究はまだ多くはありませんが、減塩食で利尿を促すことを専門家は指摘しています。これにより、体液貯留が解消されるでしょう。体液貯留は睡眠時無呼吸に関連しています。

寝る時、体液は脚から首に行きます。そのため、体液貯留を解消することでいびきを抑えることができると考えられるのです。減塩食にするには、以下のことを行ってみてください。

  • 調理に使う塩の量をカットする
  • 塩の代わりにスパイス、ハーブ、にんにく、玉ねぎ、レモンなどで風味をつける
  • 市販のソーセージ、スープ、ソース、ハムなどの冷製肉、缶詰食品、醤油、チーズを含む加工食品全般の消費を避ける
  • フルーツや野菜、サラダを積極的に食べる

2. 生姜、ターメリック、にんにく療法

生姜

抗炎症効果を持つ天然の物質は。炎症を抑え、いびきをコントロールしてくれるかもしれません。

次に取り上げるのは、抗炎症効果のある3つの食べものです。その3つとは、生姜、ターメリック、にんにくです。定期的に食べることで、気道の炎症を軽減してくれるかもしれません。

生姜、ターメリック、にんにくは、食生活に取り入れるのはもちろん、サプリで摂取することもできます。また、その抗酸化効果や浄化効果もありますのでs、体全体の健康を促進してくれるかもしれません。

3. マグネシウム療法

3つ目にご紹介するのは、マグネシウムです。このミネラルは、神経系のバランスを取り、炎症を軽減し、睡眠の質を改善してくれるという効果が証明されています。

ですが、摂取すればすぐに効果が出る、というわけではありません。普段の食生活に取り入れ、生活習慣を改善しましょう。また、サプリメントを摂取する場合は、主治医の処方の元行いましょう。

 

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4. 催眠療法

催眠療法をする女性

いびきの治療法の一つとして、催眠療法のようなセラピーが研究されています。

催眠療法とは、心理療法の一つで、指導者付きのリラクゼーションとコンセントレーション法です。最近まで、催眠療法はアルコール依存性やタバコ、減量などに使われていました。

しかし、催眠療法はいびきをかいている人にも効果があるかもしれないということが調査されています。続けて催眠療法を行うことで、いびきのひどさが軽減されたり、いびきをかく時間が短縮されるかもしれません。

いびきの解消効果がはっきりしていないもの

今日、いびきの解消をうたった様々な商品が販売されています。これらの方法は、即効性や手に入りやすさを全面に押していますが、その効果は証明されていません。

商品の中には以下のようなものもあります。

  • いびきを解消する電極付きブレスレット
  • 後鼻漏のためのスプレー:風邪などで鼻が詰まっているためにいびきをかいてしまう場合
  • 気道をを広げるための拡張テープ:鼻詰まりで困っている人も使えるもの

いびきをコントロールする方法、いかがでしたか。食生活を変えること、催眠療法を試すこと、マグネシウムサプリを摂取することなど、できることはいろいろあります。また、太り過ぎに注意する、タバコは止める、なども効果があるでしょう。


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