胃をいたわって病気を予防しましょう

3月 7, 2016

胃は体の中心部に位置し、体にとって非常に重要な役割を果たす器官です。食べた物を細かくし消化するばかりではなく、体調やエネルギーレベル、幸せかどうかの状態についても知らせてくれる役目があるのです。

そんな胃についてもっとよく知って、胃の病気を防ぐにはどうすれば良いか、知りたいと思いませんか?

すらりと引き締まったお腹は見た目がよいのは言うまでもなく、健康にとっても良いものです。さらに、胃をスッキリと整えておくと気分も良くなるというものです。「健康な体は胃から」です。ですが反対に胃が正常に機能していなければ、気分が大きく変わり、肌がくすんで体重も増えてくるでしょう。

どのようにして胃が正常に機能していないと分かるのでしょうか?

胃

先にお話ししたように、肌の調子が悪いのは、胃になんらかの不調があるということの現れです。具体的にはくすみや、脂っぽかったり、シミができたりします。その他にも、次に挙げるような症状が出たら、胃を労わった方が良いでしょう。

  • 口臭
  • 口内がネバネバする
  • 舌苔
  • 胃痛
  • 腹部膨満
  • ガスがたくさん出る
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • ゲップ
  • 便秘
  • 下痢
  • 消化不良

上に挙げたような症状はすべて、体の消化システムになんらかの問題があるという現れです。ですから、一つでもそれ以上でも症状に思い当たるのであれば、胃の調子を改善させるための適切な処置が必要になってきます。

何が消化システムに影響を与えるのでしょうか?

お腹2

上に挙げたような症状が出て、胃に何らか不調があるのがわかったら、次にすべきことは、自分が普段食べている物に注意することです。健康に悪影響があると知らずに食べ続けているものがあるかもしれません。

こうした食べ物がたいていの場合には胃痛や張り、むくみ、ガス、便秘といった体調不良の原因なのです。

乳製品を食べること

先に話した、体に良くないと知らずに食べ続けているものの中に例えば牛乳や風味のきついチーズがあります。

そもそも乳製品は”ずっしり”と胃にいつまでものこります。これは乳製品類に含まれている人工的な添加物のせいだと信じている人もいますが、そうではなくて、そもそも我々ほ乳類というものは、乳幼児期の母乳が必要な時期を過ぎると、乳製品に含まれるラクトース(【注記】ほ乳類の乳に含まれている乳糖)をうまく分解できなくなるのが原因であると唱える人もいます。その説が正しいかどうかはさておき、たいていの人は乳製品を食べた後に調子が良くないと感じます。これは乳製品の消化に必要な消化酵素であるエンザイムが体内に欠けているためであり、このために乳製品が腸内壁に”へばりついた”ままになってしまうのです。

このために内部でガスが発生し消化不良が起こるために胃が膨満し、毒素や脂肪が蓄積するのです。

不健康な食習慣

食事

これは具体的には、どのようなことを指すのでしょうか? のべつまくなしにスナックを食べたり、いつもガムやキャンディを食べられるように持っていたりと、物を食べていない状態が実質1,2時間しかないような状態を指します。つまり胃が常に消化し続けなくてはならず、休むひまがないということであり、胃の不快感、消化不良、栄養分の吸収低下、胃痛などにつながるのです。

食べ合わせが悪いこと

ある特定の食べ物を同時に食べてはいけないといういわゆる食べ合わせではなく、ここではもう少し広い意味になります。

人それぞれではありますが、一般には、胃の調子が良くないときは炭水化物とタンパク質を同時に摂らない方が良いでしょう。炭水化物の消化にはアルカリpHが必要ですが、一方、タンパク質の消化には酸が必要になるからです。つまり胃の活動に非常に負担がかかるということなので、タンパク質と炭水化物は、例えば一方はランチで、もう一方はディナーで、というように別々に摂るのがベストなのです。

水分を十分とらないこと

水4

1日に2リットルの水を飲んだ方が良いということはどこかで必ず聞いたことはあるでしょう。この2リットルという量は何も適当な数値ではありません。もし水を十分に摂らなければ、消化が悪くなり、なかなかお通じがない、つまり便秘になってしまうからです。ですが食事中に限っては水はグラス一杯に止めましょう。飲み過ぎると胃のpH値を薄めて消化が一層悪くなってしまいます。

食べ物に火を通し過ぎること

もちろん、生で食べられない食物はありますが、料理の際に火を通し過ぎる人もいます。

このために食物の栄養素が失われ、胃に悪影響を与えてしまいます。ですから、季節を問わず、果物や野菜など、新鮮な生の食物をもっと食べるようにしましょう。ジュースやスムージーにすると空腹が満たされるし、調理の間に失われてしまうような栄養分も摂ることができます。

赤身の肉を食べ過ぎること

肉

赤身の肉は健康な腸のぜん動運動を促すのに必要な繊維質を含んでいません。このために赤身の肉ばかり食べる人はよく大腸炎や痔、便秘、憩室症(【注記】憩室と呼ばれる袋が大腸にできる状態で、特にS状結腸に多くできる。通常は症状はないが、憩室炎を起こすと出血や腹痛になる)に悩まされています。胃は楕円形をしていて、つながる腸というものは非常に長いために食べ物が一旦口に入ってから体外に排出されるまでには長時間かかものだということを、忘れないでおきましょう。

そしてこの食べ物カスのせいで血中に毒素が蓄積するのです。

もしどうしても赤身肉を食べたいなら、必ず新鮮な野菜サラダと一緒に食べるようにして、1週間に2回以上食べないようにしましょう。

胃をいたわるコツ

カモミール

  • カモミールやアニス、ミントなどの薬効のあるハーブティーを飲むようにする
  • 胃腸を刺激するようにもっとエクササイズする
  • 食物繊維や全粒粉をもっと摂る
  • アルコール類、コーヒー、酢などの刺激物は避ける
  • ゆっくり噛んで、食事を楽しんで摂るようにする。早食いはやめて、食べ物を小さく切り分けて食べる
  • 怒ったり、イライラしたり、不安がある時には食事を摂らない
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