ほっぺたが落ちそう! 自家製グアカモーレ
グアカモーレ(ワカモレ)のレシピのベースはもちろんアボカド、そしてその他の植物性の材料です。ここにトウガラシやタマネギ、コリアンダーなどを組み合わせてお好みの味を作れます。
世界中で知られるこのメキシコのディップは、そのおいしさに日々ファンを増やしています。簡単に作れるように調合されたグアカモーレ用シーズニングが日本のスーパーでも市販されるほどの人気があります。
グアカモーレが健康にいい理由
このカラフルで栄養たっぷりな一品の健康への効能のお話から始めましょう。ただしアボカドの脂肪分によって高カロリーであることは知っておかなければなりません。例えば200gで約240から270キロカロリーあります。
ここにご紹介する健康への効能を読めば、おいしいグアカモーレを作りたくなるでしょう。
- アボカドのおかげで食物繊維が摂れます。50gのグアカモーレに約3gの食物繊維が含まれていますが、食物繊維は食欲を抑えたり糖分を最適なレベルに維持したり、また消化が正しく行われるために重要なものです。
- またアボカドにはビタミンAも豊富で、免疫系を強く、皮膚を健康に維持する助けとなります。50gのグアカモーレに約85IUのビタミンAが含まれます。
- 多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸も含まれるので、心臓にも良い料理だと言えます。つまりグアカモーレを食べることで心臓病にかかるリスクを減らすことができます。
- アボカドの脂肪分は、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)を吸収する助けにもなり、満腹感を感じることにつながります。
- アボカドは栄養豊富な食材で、適切な量で身体が満足感を感じますから、高カロリーで栄養価の低い食品で空腹を満たすことに走らずにすみます。
これらの効能を確認した上で、おいしい自家製グアカモーレのレシピに進みましょう。何よりとても簡単です。
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グアカモーレの食べ方
グアカモーレはさまざまな種類の料理の付け合わせにぴったりです。一番よくある食べ方はトルティーヤチップスにつけて食べることですが、カリッとしたトーストでも楽しめます。またサラダやスープと合わせて食べることもできます。
前菜ならほとんどどんなものにでもグアカモーレは合います。ポテトチップスやトウモロコシ粉のトルティーヤ、プレェッツェル、クラッカー、各種フライ、スティック状の野菜や鶏肉やチーズ、魚のフィレ、エビなどと一緒に試してみてください。
では前置きはこれくらいにして、美味しくて栄養たっぷりの自家製グアカモーレの簡単レシピをご紹介します。
自家製グアカモーレの材料
このメキシコ生まれのディップには地域によって異なるバージョンがいくつかあります。アボカドはほぼどこでも手に入りますが、他の材料は、地域によって独特のものがあったり、ある地域では使われていないものがあるからです。
ご紹介するレシピはとても充実した一品ですが、材料が多ければ良いというものではなく、絶妙な味を目指したものです。
- 塩 お好みで
- タマネギ 1個(60g)
- レモン果汁 1個分(45ml)
- トマト 中1個(30g)
- よく熟れたアボカド 4個(80g)
- トウガラシ(チリセラーノ、ハラペーニョなど) 1本
- 細かく刻んだコリアンダーの葉 お好みで
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作り方
- トマトとタマネギを良く洗い、できるだけ細かく刻みます。コリアンダーの葉も同様に細かく刻みます。
- グアカモーレを作る容器に刻んだ野菜を入れますが、もし石のすり鉢があればそれを使います。
- アボカドは十分に熟れているか確認し、半分に切って種を取ります。
- スプーンを使ってアボカドの果肉を出し、刻んだ野菜を入れた容器に入れます。
- レモン果汁、塩ひとつまみ、そしてグアカモーレに少し辛みをきかせるためトウガラシをお好みで加えます。
- 均一に混ぜるため、フォークかすり棒で全ての材料をつぶすように混ぜます。伝統的なグアカモーレではアボカドの形がある程度残るように混ぜますが、クリーミーでなめらかな舌触りがお好みであれば、ミキサーを使うのも良いでしょう。
できあがったグアカモーレを保存したい場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫で最大2日間保存できます。