疲労の8つの原因
疲労感の原因は、激しい運動、病気、精神的なトラブルなど様々ですが、このどれもあたはまらない時は、知らないうちに別の要因が関わっている可能性があります。
ひどい疲れや体のだるさは、日常生活の妨げになり得る困りものですよね。
時々疲れを感じるのは普通のことですが、頻繁に疲れを感じたり、別の症状が一緒に見られる場合には注意が必要です。
頻繁に疲れを感じる場合、それを完全に取り除くには、その原因をはっきりさせることが大切です。
本記事では、頻繁に疲れを感じる原因を8つ解説します。
1.水分不足
専門家が繰り返し話すのは「水分不足は健康の大敵」だということ。
実際に、体の水分の2%が失われるだけで大量のエネルギーを失うことになり、これが疲労感や体が弱る原因になります。
これは、水分が減ると血液のかさが減り血が濃くなるため、心臓の活動が低下するからだと言われています。
心臓が血を体に送る効率が悪くなると、酸素や栄養分が細胞に届くのが遅くなり、心身共に弱ってしまう結果になります。
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2.甲状腺のトラブル
もしも疲労感や倦怠感が毎日ある場合は、医者の診察を受けて甲状腺をチェックするべきです。
甲状腺は新陳代謝をコントロールし、体が正しく機能するのに重要なホルモンのいくつかを隔離する器官ですが、甲状腺に病気やトラブルが生じると様々な症状が現れ、正しく対処しないと生活の質に大きく影響することになります。
3.座りっぱなしの生活
体を動かすと、日中余計に疲れを感じてしまうと思う人もいるかも。でも実際はその逆です。
運動をすることで体を強くし、スタミナをアップして筋肉や心臓血管系の機能が向上する効果があります。
定期的に運動すると心臓を強くし、必要な時に酸素と栄養が体の組織に行き届くのを助けます。
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4.貧血
貧血は、ヘモグロビンが不足することで起こる病気です。
鉄分を多く含むヘモグロビンは、肺から取り入れた酸素を体中に運ぶ機能があります。
つまり、ヘモグロビンが不足すると、体が十分な酸素を受け取ら図、筋肉や細胞が弱くなり、慢性疲労を引き起こすことに繋がります。
5.尿路感染
特に女性によくみられ、熱、痛み、尿意といった症状も同時に発症することがあります。
そしてこの症状が正しく治療されないと菌が繁殖し続け、免疫反応を下げて体を弱らせる結果につながります。
6.朝食を抜く
食事は健康な体を作るには欠かせないもの。体が日中活動できるのは、食事からとる栄養分のおかげ。
寝ているときには、夕食でとった栄養分の一部を使って血液循環を維持し、酸素を体中へ運搬。
だからこそ次の日起きたとき、朝食をとってまずエネルギーを体に供給することが必要。
朝食を抜くと、その後食事をしたとしても、心身ともに疲れを感じたままになる可能性が。
7.ジャンクフードを食べる
ジャンクフードには砂糖、炭水化物、飽和脂肪酸が多く含まれ、唯一体に与えるものと言えばダメージだけ。
グルコース値が上がって血中糖度が高くなると、体を急にひどく疲労させることがあり、体を休める以外に回復の方法がなくなるような状況になることも。
血中糖度を適度な値に保つのは、疲労感を避けるだけでなく、II型糖尿病のようなより深刻な病気を予防するためにも必要不可欠。
8.無呼吸症候群
無呼吸症候群とは、寝ている間に一時的に呼吸が止まってしまう症状ですが、呼吸が止まるたびに睡眠サイクルが乱れるため、疲れやイライラを引き起こす原因になります。
今回ご紹介した8つの原因がどれも当てはまらず、6か月以上疲労感が続いて改善が見られない場合は、慢性疲労と呼ばれる深刻な症状である可能性が高いため、特別な検査や治療が必要となります。
必ず医師の診察を受けて正しい診断を受けてください。
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