赤ちゃんと長旅をする時のコツ
そろそろ赤ちゃんと旅行に出かけたいけれど、うまくいくか不安…そんな時は、今日の記事を参考に計画を立ててみてください。確かに、赤ちゃんとの旅行は簡単なことではありません。ですが、不可能なことでもありません。
今日は、赤ちゃんと長旅をする時のちょっとしたコツをご紹介します。素敵な家族旅行になるよう計画を練り、準備をしたら、大きく息を吸って気楽に出かけましょう。
赤ちゃんと飛行機で長旅をする
できるだけ楽しく、快適な旅行にしたいのなら、準備と計画が決め手です。また、できるだけ自分のコントロールできる範囲に止めておくことも大切です(ですが、子連れの旅行はハプニングだらけということも覚えておきましょう)。
では、まず計画ですが、2つの要素を考えましょう。1つ目は赤ちゃんの月齢、そして次に、交通手段です。
1. 赤ちゃんはどこで眠るの?
赤ちゃんの年齢によっては、飛行機でバシネットをリクエストすることができます。赤ちゃんの月齢が低い場合は、バシネットサービスが受けられるでしょう。
予約は、ギリギリまで待たずに早めに行い、バシネットを始め各種サービスが生後何ヶ月まで利用できるかなど、詳しくは各航空会社のウェブサイトなどで確認しましょう。
バシネットが使えない月齢であれば、赤ちゃんはママが抱っこするか、隣に一人で座る(大人運賃の50%〜100%)ことになります。
もし、飛行中ずっと抱っこする予定なら、首や腰をサポートする、体に優しいクッションを持っていくと良いでしょう。体が楽になりますよ。
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2. 食事はどうする?
母乳で育てている赤ちゃんは、ミルクの準備をしなくていいので楽でしょう。ミルクで育てている場合は、ミルク用の水がもらえるか、キャビンアテンダントに確認しましょう。大体のフライトでは、ミルク自体も用意しているようです。
瓶のベビーフードは持ち込み可能です。離乳食が始まっている赤ちゃんなら、いくつか持って行きましょう。
3. 追加でスーツケースやオムツバッグを用意
飛行時間にもよりますが、どんなアクシデントがあるかわかりませんので、オムツは必ず余分に持って行きましょう。
赤ちゃん用の毛布と、着替えを何着かオムツバッグに用意しましょう。着替えはママの分も入れておくとさらに良いでしょう。
そして、もちろんおしりふきも忘れてはいけません。赤ちゃんが使っている薬や体温計も持っていくと良いでしょう。赤ちゃんが気に入っている小さなおもちゃ、離乳食、水なども忘れないでください。
最後のポイントですが、汚れた衣類を入れるための大きめのビニール袋も2〜3枚入れておきましょう。
4. 旅行服は?
スタイリッシュな服はちょっと待って!赤ちゃんと飛行機に長時間乗る時は、赤ちゃんはもちろん、ママも快適な服装にしましょう。赤ちゃんを抱いたり着替えさせたりと大忙しになるかもしれません。飛行機では赤ちゃんも眠るでしょうし、脱ぎ着をさせやすい快適な服にしてあげましょう。
飛行機の中は寒くなることが多いでしょう。重ね着をし、温度の調節ができるようにしてあげてくださいね。
5. 旅行中に赤ちゃんが泣くのは普通のこと
赤ちゃんとは泣くものです。だから、泣いても周りを気にすることはありません。
飛行機の中で赤ちゃんが泣くと、ドキドキしますよね。嫌味を言われるのではないかと周りの人の目が気になるでしょう。ですが、焦ってはいけません。深く息を吸い、優しく赤ちゃんを落ち着かせてあげましょう。周りのことは気にせず、赤ちゃんのニーズに応えてあげてください。
6. 気圧の変化による耳の痛みを和らげる
離陸後や着陸前には、気圧の変化によって耳が痛くなります。赤ちゃんは自分で耳抜きができませんので、母乳を飲ませる、ミルクを与える、おしゃぶりをくわえさせるなどをし、不快感を感じないようにしてあげましょう。
ミルクを与えている赤ちゃんなら、すぐに与えられるようボトルの準備をしておきましょう。
車での長距離旅行
車で旅行をする利点は、自分たちのペースで移動ができるということです。それだけでなく、気温を調節することもできますし、好きな時に休憩を取ることもできますね。自分だけでなく家族にとって快適な方法が選べます。
1. 赤ちゃんにとって都合の良い時間に出かける
理想としては、赤ちゃんが眠っている時間帯に車で移動することです。そうすれば、泣いたりあやしたり、赤ちゃんが快適かどうかを心配する必要がありませんね。
夜間に移動できればいいのですが、夜にドライブをするのはちょっと…という方はお昼寝の時間を狙ってもいいでしょう。
2. 赤ちゃんにとって快適な座席であることが大切
車には、赤ちゃんの月齢や大きさに適したチャイルドシードが取り付けられていますか? 座席に正しく取り付けられているかを確認しましょう。乗せる時は、ベルトが緩んでいないかも確かめてください。
3. 必要なだけ休憩を取る
赤ちゃんのお腹が空くタイミングに合わせておやつをあげたり、車を停めて授乳をするなど休憩を取りましょう。チャイルドシードに座りっぱなしの体を動かしてあげましょう。
赤ちゃんが長時間チャイルドシードに座りっぱなしでいることは、推奨されていないということを忘れないでください。
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4. スペアタイヤや着替えの準備を忘れない
飛行機での旅行と同じく、替えのオムツや衣類は十分な量を用意しておきましょう。必要な時に旅先で買う方が早い、と思われるかもしれませんが、赤ちゃんと一緒に旅行するなら、いつ必要となるかわかりませんし、赤ちゃんを連れてその都度お店を探すのは大変です。
車での長距離旅行の場合は、スペアタイヤも積んでおきましょう。
5. 快適な服を着せる
旅行に行く時は、快適で過ごしやすい服を着せてあげるのが必須です。車の中は暖かいので、ウールや厚いコートなどは避けましょう。赤ちゃんはチャイルドシードに乗っています。暑すぎたり寒すぎるかもしれません。ベルトが肌にずっと当たって不快になるかもしれません。
いかがでしたか? 赤ちゃんとの長距離の旅行は、前もってしっかりと計画を立てること、そして旅行中は忍耐力が必要です。ゆっくりと深呼吸をし、赤ちゃんとの旅行をできるだけ楽しみましょう。きっと良い思い出になることでしょう!
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