ヘルシーで低カロリーな/フライドポテトの作り方
フライドポテトは誰もが好きな食べ物ですが、調理法によっては、健康に悪影響になる場合もあります。残念なことにフライドポテトは、何度も再利用された質の良くない油で調理されることが多いです。
でも、フライドポテトを食べるのをあきらめる必要はありません。この記事では、通常のものよりもヘルシーかつ低カロリーなフライドポテトを、家庭で作る3つの方法をご紹介します。
市販のフライドポテト
ヘルシーなフライドポテトは、第一に、家のキッチンで自分で作る必要があります。市販のものやレストランのものについては、それがどのようにして作られたのか確かめる手段はありません。自宅で作ることによって、好きなときに、他の料理と一緒に楽しむこともできます。外食でフライドポテトを食べるのはできるだけ避けましょう。
レストランやファーストフード店で売られている通常のフライドポテトは、次のような理由により、健康に悪影響があると言えます:
- フライドポテトは多くの場合、高温で調理することによって有害なトランス脂肪酸に変わる、低品質の油で揚げられています。また、何度も再利用された油が使われることもしばしばあります。
- 大量の油によって揚げられるため、高脂肪の食品となっています。
- じゃがいもそのものではなく、じゃがいものピューレを別の材料や添加物等と混ぜたものが使われている場合があります。
- 食塩が大量に使われています。
これらの特徴が、次のように健康状態に影響します:
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ヘルシーなフライドポテトの基本
おいしくてヘルシーなフライドポテトを作るために、次のような点に気を付けましょう:
- 質の良いじゃがいも(できればオーガニックのもの)を使う
- オリーブオイルを使う
- 食塩ではなく天然塩で味付けする(ただし塩を使いすぎないこと)
- 陶器、ガラス、ステンレス、鉄などのテフロンフリーの調理器具を使う
それでは調理法を見ていきましょう。
1. 油の酸化を防ぐ
フライドポテトを揚げる油に梅干しを入れることで、油の酸化を防ぐことができます。梅干しは、非常に優れた薬効のある食品であるだけでなく、油に入れても、油の風味を損なうことはありません。(油に入れた梅干しは食べないようにしてください)
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2. ベイクドポテト
じゃがいもを、フライドポテトを作るときと同じように切り、クッキングシートにのせ、オーブンで焼き、少量の塩で味付けしてください。オリーブオイルを振りかけてから焼くことで、カリッとした食感になります。厳密にはフライドポテトではありませんが、オイルの量はずっと少ないにも関わらず、フライドポテトに近い味や食感になります。
3. 下茹でしてから揚げる
もう一つの方法は、じゃがいもが多量の油を吸収するのを防ぐために、細く切ってからあらかじめ10分ほど茹でることです。よく水気を切ってから、通常のフライドポテトの硬さになるまで揚げてください。
栄養のバランスを取る
じゃがいもはでんぷん質ですので、フライドポテトはいつも他の野菜や、フルーツ、たんぱく質(肉、魚、卵、豆類など)と組み合わせて食べることをおすすめします。他の食品と組み合わせることで、じゃがいもの健康効果もアップします。一方で、小麦粉、サンドイッチ、ピザ、パスタなどの炭水化物と一緒に食べることは、消化を難しくし、体に負担をかけ、脂肪も蓄積しやすくするため、おすすめしません。
揚げりんご
最後に、フライドポテトよりもヘルシーな、ちょっと変わった料理をご紹介します。フライドポテトを作るときのように、りんごを太めの千切りにし、油で上げ、少量の塩で味付けしましょう。甘みと独特の食感がある、とてもユニークなスナックです。
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