
体液貯留は女性には一般的な症状で、身体が必要としている以上の水分を体内で保持し始…
ミントは、タイムやローズマリーなどと同じ科に属する薬用ハーブの一つです。特に消化に関する効能と、各種ビタミンやミネラルを含むことが特徴です。
ミントの様々な効能は昔から知られており、その葉を使ったミントティーがいろいろな健康上の問題や痛みなどの緩和のために使用されてきました。
ミントの原産地は地中海ですが、世界中で栽培されており、いずれもハッカ属に属します。
このように多数の種類があるとはいえ、それらに共通している要素は、その強い香り、一般に緑色の葉、薄紫色の花、湿った土壌で生育することなどです。
ここではまずミントについて、どのような植物かをご紹介しましょう。
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栽培するのも購入するのも簡単なこの植物が健康にもたらす驚きの効能をご紹介します。いつも身近に置き、その恩恵に預かりましょう。
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ミントには食事後に胃を「落ち着かせる」効能があります。
またガスの発生を緩和し、食物が消化されやすくするためにも役立ちます。鎮痙・鎮吐作用があるので、胃の痛みにもおすすめです。お腹がいっぱいで苦しい時には、ミントティーを飲みましょう。
ミントに含まれるメントールには、うっ血を改善する血流促進作用があり、抗炎症作用もあいまって鼻づまりを緩和します。インフルエンザや風邪対策に、また解熱にも使用されます。さらに抗ウイルス作用があらゆる呼吸器疾患を回復させる助けとなります。
そのため気管支炎、咽頭炎、喘息の治療にミントの効能を活用している人もいます。タバコをやめた人やタバコのせいで咳が出る人は、ミントによって喉の荒れが緩和されます。
肝臓の機能を刺激したり、胆汁の分泌を増やしたりするためにもミントを使用できます。例えば、肝臓の機能が悪いことによる消化不良や腹痛の時に使います。
下痢、過敏性腸症候群、クローン病にも効果があります。腸内に溜まったガスを出すのを助け、老廃物が溜まって腐るのを防ぎます。
ミントには、オイゲノールとロスマリン酸が含まれることにより抗凝固作用があります。血流を改善し、頭痛など血流が原因の一部の症状を解消します。
また細胞への酸素供給を促進するため、高山病の症状を緩和するためにも使用され、同時に毒素の排出にもつながります。
ここまでご紹介した用途以外に、ミントは以下の症状や用途にも使えます。
ミントが私たちに与えてくれる恩恵を逃す手はありません。ぜひご自宅でミントを栽培し、健康に役立てましょう!