グアバジュースの優れた効能13
グアバは栄養価の高い果物の一つで、リン、ナイアシン、カリウム、ビタミンA、B、鉄分、カルシウム、葉酸が豊富に含まれた、健康効果の高い食品です。
グアバとは、黄色、赤、白などを始め100以上の種類がある南国の果物です。
生のまま食べることが多いですが、本記事ではグアバをジュースにして飲む利点についてご紹介します。
1. 美容効果
ビタミンCの含有量が豊富なグアバですが、その含有量はレモンの2倍以上です。
ビタミンCは、アンチエイジングや美肌効果、日焼け防止など、美容全般だけでなく、ストレス対策や免疫力を向上させる効能があります。
2. 肌の炎症を軽減
抗酸化作用の高いビタミンEやポリフェノール、そして前述したビタミンCが豊富に含まれているグアバは、肌の炎症やトラブルを軽減する働きがあります。
3. 胃腸の健康維持
食物繊維が豊富に含まれているグアバジュースは、下痢や便秘の症状を改善します。
グアバジュースを小さめのグラスに一杯飲むだけで、消化系の機能を活性化し、状態を安定させる効果があります。。
4. 減量効果を促進
食物繊維が豊富に含まれているグアバは、体内に蓄積された毒素や脂肪を取り除く効果があると同時に、細胞にエネルギーを供給する働きがあります。
そのため、減量効果を促進するのに役立つと言われています。
5. 糖尿病をコントロールする
インスリンの生成を促進するグアバジュースには血糖値を正常に保つ効果が期待できます。
グアバジュースを作るときは、必ず種を取り出し砂糖を加えないことが大切です。
血糖値をコントロールする効果があるグアバジュースですが、体内に糖分を補給するため、一日あたりの摂取目安量を確認し、出来上がったジュースに砂糖などを加えないように気をつけてください。
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6. 抗がん作用
強力な抗酸化物質であるリコピンが豊富に含まれているグアバは、フリーラジカルによるダメージを軽減しながら、がん細胞が活性化するリスクを軽減します。
またグアバに含まれるリモネンという成分は、がんの予防に効果があると言われ、レモンやオレンジなど柑橘類の皮に豊富に含まれていますが、グアバにも含まれています。
7. 風邪やインフルエンザの予防
βカロチン、ポリフェノール、そしてビタミンCが豊富に含まれているグアバジュースは、免疫力を高めながら体内に豊富な栄養素を供給するため、風邪やインフルエンザといった感染症を予防します。
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8. 肌のアンチエイジング効果
グアバジュースにはビタミンA、E、B、カリウムが豊富に含まれているため、肌を守りながら、美しく、シミのない健康な肌へと導く抗酸化物質を体内に供給することができます。
その結果、グアバジュースを定期的に飲むことで若々しい見た目をキープすることができ、アンチエイジング効果が期待できます。
9. 貧血を予防
グアバジュースには鉄分が含まれているため、貧血対策に役立ちます。体が弱っていると感じた時や貧血だと診断された時に飲みましょう。
10. 循環系を助ける
グアバジュースを飲むと循環器系機能を促進しながら循環器を保護します。
- 血圧をコントロール
- コレステロール値を正常に保つ
- 動脈や静脈に脂質が付着しないようにする
- 心臓の病気から体を守る
11. 神経系を健康に保つ
グアバにはマグネシウムが豊富に含まれているため、神経系の状態を正常に保ちます。
神経系に何か問題が生じたら、小さいグラスにグアバジュースを入れて飲むと良いでしょう。
12. 免疫系を促進する
前述したように、グアバをジュースとして飲むと、白血球の数を増やしながら、細胞を修復する働きのある酵素の生成を促進します。その結果、免疫系機能を促進します。
13. 脳の健康を維持する
グアバジュースにはビタミンB6とナイアシンが多く含まれていますので、血流を正常に保ち、認知的な刺激を与えることで、脳の機能を活性化します。
グアバジュースを飲む際の注意事項
グアバジュースを食生活に取り入れることの効果をご紹介しましたが、最後に注意事項をご紹介します。
どれだけ体に良いと言われている食べ物でも、食べ過ぎはいけません。グアバジュースも同じです。
次の注意事項を守りましょう:
- 自宅でグアバジュースを作る際は、精製された砂糖は使わないようにしましょう。精製された砂糖を使うと、健康効果が薄れます
- 他の果物と混ぜすぎないようにしてください。他の果物と混ぜると糖度が高くなりすぎて、血糖値が上昇するリスクが高まります。理想はグアバだけのジュースです。
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