腹痛を和らげる4つの自然療法
お腹の痛みはとても身近な健康トラブルです。人によってはしょっちゅうお腹が痛くなる、という人もいるでしょう。ですが、その原因は様々です。
まずは痛みの原因を知っておきましょう。消化不良やガス、酸、炎症などが主な原因として考えられます。
大抵は、お腹の痛みを深刻な病気として考えることはありません。油っぽい食べ物を食べたことに対する腸のコリックや食中毒も痛みを引き起こします。
軽い症状であれば、痛みはほんの少し、または長くても数時間で終わるでしょう。これは通常、ガスのせいで腸が拡張するための痛みです。不安感もまた、短期的なお腹の痛みを引き起こします。腸内のガスの量が増えるからです。
お腹の痛みを和らげる4つの自然療法
1. お腹の痛みを和らげる生姜とレモン
生姜の根には抗炎症作用があり、消化を促すとして世界中に知られています。少量のレモン汁と組み合わせるとさらに効果的でしょう。生姜もレモンも過剰な酸をコントロールしてくれると考えられるからです。
レモンはクエン酸を非常に多く含む、アルカリ性食品です。レモンを食べることでお腹のむくみを解消し、痛みやめまいなどの症状を緩和してくれるかもしれません。
材料
- 水 2カップ(500ml)
- すりおろした生姜の根 1個分(15g)
- レモン汁 1個分
作り方
- まず最初に、水を火にかけて生姜のすりおろしを入れます。
- 沸騰したら火を止め、5〜7分蒸らします。
- カップに注ぎ、レモン汁を加えて飲みましょう。
2. お腹の痛みを和らげるカモミールティー
カモミールは胃液の分泌を促す作用があるため、胃膜を保護し修復するハーブだと考えられています。そのため、様々な消化トラブルに効果があるとして使われています。
つまり、消化不良のとき、吐き気がするとき、嘔吐のときなどにおすすめです。ガスや鼓腸にも良いでしょう。腸のリズムを変化させることなく、本来の運動性を取り戻す助けとなるかもしれません。
材料
- カモミール 大さじ1(15g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 水を火にかけ、カモミールを加えます。
- 沸騰したら火を止め、5〜7分蒸らします。
- カップに注いで飲みましょう。
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3. お腹の痛みを和らげる重曹とレモン
重曹を溶かしたレモン水をグラス1杯ことでお腹の痛み、特に脂肪の多い食事からくる消化不良や鼓腸による痛みを緩和することができるかもしれません。重曹は油っぽい食事や食べ過ぎから発生するガスの除去を促してくれるでしょう。
重曹とレモンは酸などが原因で荒れた胃を落ち着かせてくれるかもしれません。この2つを組み合わせることでそれぞれの効能がさらにアップするでしょう。レモンにはデトックス作用があるとされています。
材料
- 重曹 小さじ1(3g)
- レモン汁 1個分
- 水 1カップ(250)ml
作り方
- まず最初に、水に重曹を入れてよく混ぜます。
- レモン汁を加え、さらによく混ぜます。
- よく混ざったら飲みましょう。
4. お腹の痛みを和らげるアップルサイダービネガー
アップルサイダービネガーにはアルカリ性の性質があり、腸の動きを改善してくれるでしょう。つまり、胃腸のトラブルからくる痛みなどの症状を和らげてくれるかもしれません。
また、胃の天然のpH値を正常に保ち、消化管のガスを減らしてくれる助けとなるかもしれません。
材料
- アップルサイダービネガー 小さじ1(5ml)
- 水 1カップ(250ml)
作り方・使い方
- 水にアップルサイダービネガーを入れてよく混ぜたものを飲みましょう。
お腹にガスを溜める原因となるような食べ物を食べるのは避けましょう。また、炎症を引き起こすような食べ物や辛いものも胃の動きを盛んにし、痛みを生み出してしまうでしょう。
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