不安神経症に効く食品

10月 31, 2015

不安神経症は薬物治療以外にも、食生活を含む生活習慣の改善によって治すことができます。不安神経症に有効な食品もありますが、逆に不安神経症の原因になる食品もあります。つまり、適切な食品を選んで摂取すれば、症状を大幅に改善することができるということです。また、気分の向上も期待できるでしょう。この記事では、不安神経症に有効な食品についてご説明します。

避けるべき食品

不安神経症に有効な食品はありますが、逆に不安神経症に悪い影響を与える食品もあるので、そのような食品を摂取しないことが重要です。例えば揚げ物、高GI値(GI=食後血糖値の上昇度を示す指標)の炭水化物を含む食品、精製糖(不純物を取り除いて再結晶化して作る糖。グラニュー糖、白ザラ糖など)、アルコール飲料などです。

また、症状の程度によって摂取してよい場合と悪い場合がある食品があります。コーヒーは、パニック発作がある場合は避けるべきです。なぜならコーヒーは心拍数を上昇させて発作を引き起こす恐れがあるからです。その一方で、パニック発作のない一般的な症状の場合にはコーヒーは非常に有効です。少量のカフェインは、ストレスを軽減し、気分を向上させる効果があります。つまり、コーヒーは不安神経症に効く場合がある一方、害になる場合もある食品なのです。

 

不安神経症に効く7つの食品

全粒穀物

グルテン過敏症でなければ、全粒粉パスタや全粒粉パンなどの全粒穀物は有効です。全粒穀物(全粒穀物にも加工された成分は多少含まれていますが)には、不安神経症に有効な成分がいくつか含まれているという研究があります。

・全粒穀物はマグネシウムを多く含んでいる。マグネシウム不足は不安神経症の原因になる。

・全粒穀物はトリプトファンを含んでいる。トリプトファンはセロトニンに変わって神経伝達物質を鎮静化させる成分(必須アミノ酸の一種)。

・全粒穀物は精力を生み、空腹を抑える働きがある。これは不安神経症を治すための大切な要素である。

全粒穀物は不安神経症に非常に有効であり、また、現代の食生活に不足しがちな栄養素を含んでいる食品です。

 

海藻

海藻

海藻は全粒穀物と同じように、栄養豊富でマグネシウムを多く含んでいます。また、海藻やその他の藻類はトリプトファンを多く含んでいます。グルテン過敏症の人にとって、海藻は全粒穀物の代替食品になります。

 

ブルーベリー

ブルーベリーは、ただ美味しいだけではなく、スーパーフードとして知られている果物です。ビタミン、ファイトニュートリエント(植物栄養素)、抗酸化物質を豊富に含み、ストレスを緩和に非常に有効です。多くの専門家によると、桃も鎮静効果のある栄養素を含むため、このブルーベリーと同じ部類の食品だと考えられているそうです。

 

アサイーベリー

アサイーベリーは最も新しいスーパーフードで、最近マスコミにもよく取り上げられています。以前から言われているような減量の効果はないかもしれませんが、アサイーベリーはブルーベリーと同様に豊富なファイトニュートリエント(植物栄養素)や、非常に多くの抗酸化物質を含んでいます。

 

アーモンド

アーモンド

アーモンドは真価をあまり認められていない食品です。安定した精神状態を維持するのにきわめて重要な成分である亜鉛や、鉄分、健康的な脂肪を含んでいます。健康的な脂肪はバランスの良い食生活に重要な要素です。また、鉄分は不足すれば脳の疲労の原因になります。脳の疲労は不安神経症を引き起こしたり、エネルギー欠乏につながる恐れがあります。

 

チョコレート

砂糖やミルクが添加されていない純粋なチョコレートは、不安神経症やストレスを和らげるのに有効です。チョコレートには、不安神経症を引き起こすストレスホルモンであるコルチゾールを減らす働きがあります。また、気分を高揚させる化合物も含まれています。

 

マカルート

マカ

マカルートは日常あまり馴染みのある食品ではありませんが、健康食品店などで手に入れることができます。マカルートは、その粉末を食べ物や飲み物に混ぜて摂取します。マカルートにはファイトニュートリエント(植物栄養素)であるマグネシウム、鉄分が含まれており、その量は、他のどの果物や野菜よりも多いと言われています。これらの栄養素は不安神経症を抑制する効果があります。マカルートはまた、持久力や精力を増進するためにもよく使用されています。

 

不安神経症やストレスに効く、その他の食品

不安神経症やストレスを治すためには、健康的な食生活が非常に大切です。中でも、水分を多く摂取することは最も重要な要素のひとつです。研究によると、脱水状態は持続性ストレスを持つ人の25%に悪影響を与えるということがわかっています。脱水状態は不安神経症も悪化させます。

ストレスを緩和するために有効な食品は、マグネシウム、ビタミンB12(また、その他のビタミンB群)、亜鉛、抗酸化物質などを含む食品です。その他にも、パッションフラワーのようなハーブサプリメントも不安神経症に有効でしょう。

 

不安神経症を食生活で抑制する

ここまでお話してきたように、食物で不安神経症を治療することができるのです。食物はビタミンや栄養素を供給して心身を鎮静化します。そして精力を増進して、気分を向上させます。不安神経症によい食品を組み合わせたバランスのとれた食生活を心がけ、揚げ物や不安神経症によくない食品は摂らないようにしましょう。そうすれば、症状が著しく改善するはずです。

そうは言っても、不安神経症をきちんと理解して治すのはやはり自分自身だということを覚えておいてください。だから、自分自身と向き合うことや、専門家の元に治療しに行くことが重要なのです。特に、不安神経症が日常生活や生活リズムに支障をきたしている時は尚更のことです。

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