デリケートゾーンのにおいに効果がある7つの自然療法
デリケートゾーンの不快な臭いは、どの女性も人生に1度は経験する問題です。
臭いを引き起こす原因は様々ですので、気になる人は産婦人科で健康診断を受けてください。
今回ご紹介する方法は臭いに効果がありますが、根本的原因が深刻な場合、これらの療法だけでは不十分です。
よく見られる原因は以下のようなものです。
- 膣カンジダ症
- クラミジアや淋病などの性病
- 細菌性膣炎
- 妊娠または更年期のエストロゲン値の変化
- 同じタンポンやナプキンの長時間使用
- 刺激のある石鹸やボディソープ
上記の原因の他に、デリケートゾーンの異臭は膣がんや子宮頚がんなどの重篤な病気が原因の場合もあります。
ご紹介する療法は、不快感を和らげるためのものですので、出来るだけ早く産婦人科で診てもらってください。
1. 合成繊維の衣服を避け、頻繁に下着をはき替える
サテンやレースのような合成繊維の生地はたしかにセクシーで魅力的です。しかし困ったことに、そのような生地は風通しが悪く、デリケートゾーンの異臭の原因になりうることがあるのです。
もちろん、絶対にこのような生地を使っちゃダメだというわけではありません。特別な日に着ることにして、日頃は避ければ大丈夫です。
- 1番健康的なのはコットンです。軽いだけでなく、履き心地も非常に良い生地です。
- また、暑かったり汗を多くかいたなら、下着は12時間毎にはき替えるべきです。そうでない場合は毎日はき替えれば大丈夫です。
2. ティーツリーオイル
抗カビ・殺菌作用でデリケートゾーンの悪臭を軽減してくれるティーツリーオイルも、オススメの1つです。
デリケートゾーン用の消臭製品を使った後に嫌な臭いが残るのであれば、ノンケミカルのティーツリーオイルに代えてみてください。
ティーツリーオイルが、pH値を正常に戻して感染と闘ってくれます。
使い方は2通りです:
- 水1カップにティーツリーオイルを3滴垂らし、デリケートゾーンをその水で洗います。1日2回繰り返しましょう。
- もう1つの使い方は、ティーツリーオイル4滴とオリーブオイル小さじ1を混ぜ合わせ、タンポンに染み込ませて1時間以上挿入します。毎日1週間続けましょう。
3. 重曹
カビやバクテリアによるpH値の乱れが、デリケートゾーンの異臭の原因になるケースもあります。この場合、カビもバクテリアも除去してくれる重曹が完璧です。
この方法では、不快な臭いとサヨナラできるだけでなく、お風呂でリラックスできちゃいます。
材料
- 重曹 ½カップ (100 g)
- 水 1カップ (250 ml)
作り方
- 材料をよく混ぜ合わせ、お風呂に入れる。
- 20〜30分間お風呂に浸かる。
4. りんご酢
りんご酢に含まれる殺菌成分がデリケートゾーンの臭いによく効きます。
酢が、異臭の原因になる毒素を消してくれるので、安価なこの方法はオススメの1つです。
材料
- アップルサイダー酢 小さじ2 (30 ml)
- 水 1カップ (200 ml)
作り方
- 材料を混ぜ合わせ、デリケートゾーンに塗る。
- 1日2回行う。
直接デリケートゾーンに塗るのが嫌な場合、飲んでも効果があります。1日1回飲むだけで十分で、1週間以内に効果が表れるはずです。
こちらもご参考に:アップルサイダービネガーの8つの利用方法
5. クロロフィル
クロロフィル は天然の消臭剤として、デリケートゾーンの臭いを徐々に和らげてくれます。
クロロフィルを購入するときは、なるべく純度の高いものをオススメします。
自然食品店や大きいスーパーで、液状またはタブレットで低価格でお買い求めいただけます。
夜寝る前に1粒飲んでください。液状の場合、使用説明書に従ってください。
もっと知りたいですか? 手作りの制汗剤(デオドラント)の作り方をご参照ください。
6. ニーム水でデリケートゾーンを洗う
ニーム(インドセンダン)の葉に含まれる抗菌性作用は、様々なお肌のトラブルを解消してくれ、寄生虫を殺してデリケートゾーンの異臭を軽減させます。
毎日1週間、この水でデリケートゾーンを洗ってみてください。
材料
- ニームの葉 10枚
- 沸騰したお湯 4カップ (1ℓ)
作り方
- ニームの葉をよく洗う。
- ポットで沸かしたお湯に葉を入れて7分間置く。
- 葉を取り出して、お湯が冷めるまで待つ。
- 出来上がった水でデリケートゾーンを洗う。
7. 臭いを悪化させる石鹸や香料を使わない
ついついその逆が良いのではと思いがちですが、非常に大切なのは、臭いを軽減させる目的で販売される石鹸や香料のほとんどは、実は深刻な問題に繋がる、ということです。
デリケートゾーンが乾燥し、バクテリアやpH値の変化に晒されてしまいます。これらの製品を使うよりも、今回ご紹介した自然療法をぜひお試しください。
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