ちくのう症の自然療法
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副鼻腔炎(ちくのう症)を治療するためには、粘液を作り出す牛乳や精粉された小麦粉などの特定の食品を避けることが重要です。
副鼻腔炎は、鼻の骨の周りに表れ風邪による菌やウイルス感染が原因で発症します。この記事では、副鼻腔炎と、それによる鼻詰まり、偏頭痛、咳や疲労といった症状に対して、シンプルで自然に治療する方法を説明します。
自然治療
副鼻腔炎は俗称「ちくのう症」として広く知られています。副鼻腔炎を自然に治療するために、以下のものが必要となります。
- ネティポット
これは、鼻腔をすすいで、鼻穴を開けることができる小さいティーポットに似ている用具です。ネティポットは一般的な健康商品を販売するどんなお店でも買うことができます。
- 塩水
1リットルの天然水とさじ3杯分の塩を完全に溶けるまで混ぜ合わせてできます。
使い方
必要な物を揃えたら、以下の手順で使用しまう。
- ネティポットと使う水は必ず清潔であること
- 常に口で呼吸できるように開けておくこと。
- 前屈みの姿勢になり、首を傾けます。
- 上になったほうの鼻孔にネティポットを置いて、リラックスして、逆の鼻孔から水を流すようにしてください。
- 注意しながら呼吸をして鼻をきれいにし、余分な粘液と毒素を取り除いていきます。
- これを逆の鼻孔で繰り返してください。
効用
このようにして鼻腔を洗うことで、以下の効用が得られます。
- 呼吸の領域が広がります。
- 副鼻腔にたまる粘液(例えばバクテリアと毒素など)を取り除くことができます。
- 脳につながった神経終末を活性化させます。
- 偏頭痛を軽減します。
- 集中力を改善します。
- 不眠症を軽減します。
- 幸福感やリラックスを生み出します。
- いびきを減らします。
こちらの記事もご覧ください:鼻づまりを1分間で軽くする方法
粘液を多くつくる食品
粘液を多くつくる食品を避けることは、鼻腔をきれいにするのと同じくらいとても重要なことです。ちくのう症の方は以下の食品は避けましょう。
- 牛乳と牛の乳の乳製品。代わりに、ヤギや羊の乳製品、野菜(例えばオートミール、米、アーモンドなど)を多く取りましょう
- 精粉、特にパンやペーストリーの原料となるもの
- お菓子や果物など糖度の高い食べ物
こちらの記事もご覧ください:粘液を取り除く食品
他のアドバイス
これらの処置の他に、効果的な治療法をご紹介します。
- ドクダミ茶やなたまめ茶
ドクダミ茶に含まれるしその葉にはアレルギーを治す効果があり、従って副鼻腔炎にも効果があります。なた豆は鹿児島県の特産品と知られており、こちらも副鼻腔炎に効果があるのはもちろんのこと、歯周病などにも効果があります。 - ニンニク
ニンニクは免疫力を高めることで有名ですが、鼻の粘膜を強化したりアレルギー症状を緩和する効果があるため、副鼻腔炎や花粉症などを治療する効果が期待できます。 - 鼻をすすらない
鼻をすする癖を治しましょう。鼻をすすると副鼻腔炎の治りを遅らせるどころか、耳に圧がかかり中耳炎を併発します。外出する際はポケットティッシュを携帯し、鼻をかむ癖をつけましょう。