膀胱炎を予防する方法
今回の記事では、普段の生活の中でできる薬を使わないで膀胱炎を防ぐ方法をご紹介します。
野菜をなるべくたくさん摂る
食事療法は、どんな病気の予防や治療にも大事です。もし膀胱炎に感染したなと思ったら、野菜を主にした食事を取ることをお勧めします。サラダやジュースなど、有機栽培のフルーツや野菜をできるだけ生で取りましょう。玉ねぎのスープも効果的です。
また、カフェインや、精製された砂糖や小麦粉、アルコールやニコチンなど、膀胱を刺激する食べ物や体に良くない習慣はやめるべきです。感染後は、牛乳や乳製品もお勧めしません。
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クマコケモモのお茶
病気の予防には、常に薬用植物を使いましょう。なぜなら、お茶の形で毎日飲むことによって将来の治療が不要となるからです。膀胱炎に何度も悩まされているなら、クマコケモモまたはウワウルシと呼ばれるツツジ科の薬用植物が大変効果的です。お茶以外に、錠剤の形でも売られています。また、バーチ(カバノキ科)やネトル(西洋イラクサ)、トクサといった薬用植物と組み合わせても良いでしょう。
クランベリージュース
クランベリージュースは、膀胱炎の予防に最適ですが、できれば高品質で甘味料を加えていないものを選びましょう。適量は1日200〜500mlです。もし見つけられなれば、乾燥クランベリーを食べましょう。
亜麻仁
種でも油でも、亜麻仁は健康に良い食品です。粘質物を含有しているため、泌尿器系を防護するのに役立ちます。できれば他の食べ物と一緒に、大さじ1〜3杯の擦りたての種か亜麻仁油を摂りましょう。
エッセンシャルオイル
アロマセラピーに使われるエッセンシャルオイル(精油)は、病気の予防の大きな助けになります。膀胱炎の場合、最初に不快症状が出てからも、感染に対する体の抵抗力を助けてくれます。膀胱炎の場合、利尿と解毒作用のあるオレガノやジュニパーオイルが有効です。1日2回、どちらか1滴を蜂蜜やオイルに混ぜて摂りましょう。体用や人工のエッセンスが入ったものではなく、口腔用のエッセンシャルオイルを選ぶことをお忘れなく。
また、オイルを直接腎臓や背中、または腰の上部に直接塗ってもいいです。また予防的手段として、殺菌作用のあるティーツリー・エッセンシャルオイルを毎日下着に少し垂らしておくといいでしょう。
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腸とプロバイオティクス
膀胱炎の多くの場合、特に慢性である場合は、感染を起こす原因であるバクテリアは腸からきています。ですから、腸内のバクテリアを健康なバランスに保つために、定期的にプロバイオティクスのサプリメントを摂ることが有効です。これらのプロバイオティクスは、薬局で買えますが、乳酸菌を含んでいるものを選んでください。
ビタミンC
ビタミンCは一般的に健康に良いサプリメントです。もし過剰に摂取しても尿と一緒に排泄されるので、サプリメントを毎日飲みましょう。ビタミンCは体の抵抗力を高め、自然療法の補助となります。
腰を温める
予防方法の仕上げとして、特に寒い時期や湿気の多い時期に、背中の真ん中あたりを温めることを推奨します。温め方はいろいろあります。
- お灸
- お湯で湿らせた布
- 電気マット
- 湯たんぽ
- 生姜オイルマッサージ
ホメオパシー
自然療法による予防方法としては、ホメオパシーも効果的です。ホメオパシーとは、200年前にドイツの医師ハーネマンが確立させた自己治癒力を使う同種療法です。かゆみやヒリヒリした感じのある感染には、膀胱炎や火傷に効くカンサリスを使いましょう。効果があらわれるまで30分ごとに、ホメオパシーレメディー(高度に希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの)を舌の下で溶かします。食間や、ミントや強い味のものを食べていない時に摂取しましょう。
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