玉ねぎ:千年の歴史を持つ自然療法

· 8月 2, 2015
玉ねぎは食材としてだけでなく、健康に良い素晴らしい効能を持っています。欧米では古くから生活に取り入れられてきました。

その昔、玉ねぎは魔法のような意味合いを持っていたと言われています。玉ねぎが悪の魂を追い出すと信じられていたのです。枕の下に玉ねぎを置くことで、将来を予測する夢が見れると信じている人もいました。

その迷信が本当かどうかはさておき、玉ねぎの性質に古代から注目が集まっていたことは事実です。ただ、健康に良いという科学的な証拠が初めて見つかったのは1919年のことでした。当時、インフルエンザが大流行していましたが、アメリカのある農家の一家がだけが全く病気にならず健康だったのです。

その一家はペストやコレラの大流行の時に祖先が行っていたのと同じく窓枠や家の周りに玉ねぎを置いておいたのです。医師が顕微鏡でその玉ねぎを分析した所、インフルエンザウイルスが玉ねぎの一枚一枚の層にくっついていたのが発見されました。

今日では、玉ねぎには医療だけでなく様々な使い方があります。玉ねぎは最も身体に良い球根食材の1つで、どんな料理にも合うおいしい食べ物であるとされています。

玉ねぎの効能

血の巡りを良くし、高血圧を抑える。

 アリインの成分のおかげで、玉ねぎは血液をサラサラにします。また、血栓を予防し、コレステロールや高血圧を抑えることで、血液が正常に流れるようにします。結果として、心臓の問題や狭心症を予防してくれます。

これら玉ねぎの効能を得るには、300グラムの玉ねぎをみじん切りにして、1リットルの水に15時間つけておいてください。それを1日グラス3杯飲めば、様々な効果が期待できるでしょう。

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利尿作用

玉ねぎは、身体の中の液体を外に出すために役立つので、リウマチ、痛風、浮腫などに対し、抜群の効果を発揮します。この場合、50グラムのみじん切りにした玉ねぎを、グラス1杯のワインとグラス3杯の水に浸して、1日グラス3杯飲むようにしましょう。

食欲を促すたくさんのビタミン

玉ねぎは、多くの国で使われているとても風味豊かな香辛料で、ニンニクや赤唐辛子と一緒に使われることが多くあります。その成分は、鉄の吸収に役立つ他、様々な抗体を作るのに役立ちます。ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB、マグネシウム、リン、カルシウム、食物繊維なども含まれています。

殺菌効果

玉ねぎを切っている時には、涙が流れてきたり、強い匂いがしますが、その成分は硫黄です。硫黄は、感染症のプロセスを阻害するために役立ち、風邪や咽頭炎や気管支炎を退治するためにも効果的です。また、腸内の細菌や下痢に苦しんでいる時にも最適です。

シンプルな玉ねぎシロップを作って摂取してください。500mlの水の中で玉ねぎ2玉を煮込み、このスープに大さじ5杯のはちみつを加えます。よくかき混ぜると、これがシロップ状になりますので、1日3カップ飲んでください。水が沸騰している時に、玉ねぎから出てくる蒸気を吸い込むことも、効果的な方法です。

消化を助ける玉ねぎの作用

 玉ねぎは消化を助け、肝臓や胆嚢を刺激するため、シチューに玉ねぎを加えるのはとても良いことです。しかし、胃酸など胃に問題を抱えている場合には、玉ねぎはオススメできません

虫刺されにも

 玉ねぎの殺菌作用のおかげで、虫刺されに対しても、消毒薬として使うことができます。刺された部分に生の玉ねぎの汁をかけるだけで大丈夫です。

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玉ねぎシロップ

玉ねぎを食べるデメリットとして、ご存知の通り、食べた後の息の匂いが挙げられると思いますが、これを予防する効果的な方法があります。

カリフォルニア州の科学者であるジョン・グラハムによれば、玉ねぎを食べた直後にグラス1杯の水を飲むだけで良いのです。この匂いはすぐに消えるので、気にすることなくしっかりと玉ねぎが食べられます。