歩いてやせるための4つの秘訣
ウォーキングと呼ばれる「歩く」ことが減量効果を促進するのをご存知ですか?
減量効果を促進するために歩くとき、基礎代謝を高めながら脂肪を燃焼させるために実行すべき、いくつかのステップがあります。
毎日歩くのは心臓の健康に高い効果を発揮するのは、よく知られていますが、それ以外にも、呼吸機能を向上させ、筋肉を引き締めるなどの効能があります。
そして正しいウォーキング方法を実行すれば体重を減らすのにも役立ちます。
体内でカロリーをより多く燃焼させ、幸せ気分で一日を送ることための「歩いてやせる」ウォーキング方法をご紹介します。
こちらもご参考に:毎日のウォーキングで人生はどう変わる?
歩いてやせるためには?
どのようなタイプの運動でも、体を動かすことで、ブドウ糖・脂肪・タンパク質をエネルギーに変え、それによって体内の脂肪を燃焼するのをサポートします
そのため、正しいウォーキング方法とバランスのとれた健康的な食生活を組み合わせることで、減量効果を促進します。
ご存知ですか?:毎日のウォーキングの効果4選
1. 意識的に歩く
1日1時間、歩く時間を作りましょう。
また歩くときには、ウォーキング専用の靴とトレーニングウエアを用意してください。
膝などに負担をかけずに正しく歩くためには、専用の靴が欠かせませんし、体温調節などのためにも、運動用のトレーニングウエアをお勧めします。
また、ウォーキングを継続するためには、一緒に歩くパートナーが重要な鍵を握ります。
誰かと一緒に歩くことで、「今日は疲れたから休もう」という考えにならず、毎日歩くことができます。
2. 歩くリズムを身につける
はりきって運動を始めたのはいいけれど、筋肉や関節を傷めて3日坊主で終わってしまったという経験はありませんか?
そんな事態を避けるため、最初はムリせず、1日に30分程度歩くことから始めるようおすすめします。
1週間ほどで身体が慣れてきて、すぐに1時間歩けるようになるでしょう。
ここでいう「歩く」とは、のんびりダラダラ歩くことではなく、歩くリズムを保つことがカギとなります。
また、1時間のうち、15分間はジョギングとウォーキングを組み合わせて心拍数を上下させるのも効果的です。
必要ならば、医師やパーソナルトレーナーなどの専門家のアドバイスを取り入れましょう。
3. 脂肪を燃焼する歩き方とは?
- 大股で歩く必要はありません。筋肉に負担をかけすぎると足がつるなど、ケガをする可能性があります。ふつうの歩幅で歩き、脚を伸ばしすぎないよう気をつけましょう。
- 肩から力を抜き、正しい姿勢を保ちましょう。全身をリラックスさせ、どこも緊張したり痛んだりしないようにする必要があります。
- サッサと歩きますが、歩幅はふだん通りに保ちましょう。はじめはいつものペースで歩き、5分たったらペースを上げます。
- 歩いているときに腰がどのように動いているか注意しましょう。痛みやムリがなく、スムーズで自然な動きをしているでしょうか。
- 足が正しく地面に接触しているか確かめましょう。かかとより先に爪先が地面に触れるべきです。
- 頭は上げすぎず、下げすぎず、正常な位置に保ちましょう。ずっと自分の足を見下ろし続けるのは避けましょう。首が凝ったり痛みが出たりする可能性があります。
- 肩は力を入れず、リラックスした状態を保ちましょう。
- 体幹を引き締め、背筋を伸ばしましょう。背中が腰といっしょにスムーズに動いていますか。
- 腕は90度の角度に保ちましょう。これが、歩いている間に一定のペースを維持し、バランスを保つのに役立ちます。こぶしはギュッと握らないでください。手のひらをリラックスさせておきましょう。
4. 正しく呼吸する
腹式呼吸を実行しましょう。
憶えておきたいのは、ウォーキングが有酸素運動であるということ。歩いている間、使っている器官や筋肉に、血液が酸素を運んでいますから、正しい呼吸法を維持することが大切です。
鼻から大きく息を吸い込んで、いつも口から吐くよう心がけましょう!
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