愛する人を今大切にしましょう

7月 9, 2016

失った人たちを恋しがるかわりに、まだその人たちがそばにいる間に、関係を大切にし、ハッピーな時間を共に過ごすことを学ぶ必要があります。

私たちは生きている間に愛する人たちを大勢失います。

死別だけではありません。人生のひと時を共にした大切な人たちに別れを告げ、理由は何であれ、そのまま離ればなれになってしまうことだってあります。

私たちはだれかを失った時、どうしてそうなってしまったのか思い悩む時期を通ります。この時期の過ごし方と、私たちが下す結論とが、未来に向かって進んでいく手助けとなるのです。

今回はこの点についてご一緒に考えていきましょう。

失ったものは、いつも「身軽になって前進する」ことを可能にするとは限らない

このサイトでは、身軽になって前に進んでいく必要があると、くり返しお話してきました。でも、複雑にねじれた関係を捨て去ることで、心のバランスを取り戻す代わりに、もっと不幸せだと感じてしまうこともあります。

私たちを傷つけるものを捨て去ることと同じくらい大切なことがあります。それは、どうやったら明日まで待たず、自分勝手な思い込みをすることなく、「今、ここで」愛する人たちに私たちの一番よいところを提供できるかを知ることです。

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  • 現代社会は、スピードと人間関係のもろさとの上に成り立っています。私たちは、あれもこれも「今」欲しいと願います。欲求不満・「ノー」と言われること・何でも思い通りにいくわけではないという事実には耐えられないのです。
  • 近頃、「ゆっくり行こう」という、興味深い社会運動が起こってきました。急ぐのをやめ、人間関係をもっと大切にする時間を持ち、人生の最も基本的でシンプルな事柄を大事にすることの重要さを強調しています。
  • 仕事一筋、いつも向上しなければと焦り、物をためこんでばかりいると、私たちは個人的な人間関係の、最も純粋な愛情と大切なところを忘れてしまいます。
  • 今のままのライフスタイルを続けていくなら、本当に大切なものをすべて失ってしまいます。そして、そうやって失ったものが何であれ、それは一生抱えていくことになる、心の傷となることでしょう。
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急ぐことは、完全なる意識の最大の敵です。それは、歩みをゆるめ、まわりにあるすべてのもの(あなたの人生にとって重要な人々を含みます)を大切にすることを妨げる、人生に対する態度です。

堅固な絆は、誠実な愛情と、互に報い合い、認め合うことを通して強化されていきます。もしあなたのまわりにいる人たちがそう感じていなければ、あなたはその人たちを失う危険にさらされています。人間関係は、育まれ、大事にされる必要があるのです。急ぐのをやめ、あなたの前にあるものに目をとめることは、十分価値のあることなのです。

何が大切かを意識して生きる

自分にとって大切なものとは何か―判りきったことだと思われるかもしれませんが、だれもが人生の優先順位を確立し、何が大切で何が大切でないかをはっきりさせる能力があるわけではありません。

仕事上の責任を果たすことは、家族と人並みの生活とを維持していくために大切であることは誰でも知っています。でも、時として私たちはハードルをあまりに高く(または低く)設定しすぎてしまい、ストレスとプレッシャーとで、自分の健康と人間関係とを損なう可能性があります。

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人生とは、どうやってバランスを維持すればいいかを知ること、どうしたら物質的にではなく精神的に人生を豊かにしてくれるものの上に私たちの注意・興味・モチベーションの焦点を合わせ直すことができるかを知ることです。

「明日がないかのように今日を生きろ」とか「もう二度と会えないかのように子供たちを強く抱きしめよ」という風に考える必要はありません。こういった宿命論者的な考え方に陥ってはなりません。それは、単に今この時を最大限に楽しむことを自分に許す、ということなのです。

私たちは何かを失うたびに苦しみます。たとえ別れる必要があったとしても、数多くの傷をいやすための、内省の時を通ります。そういった状況を防ぐためには、心の備えをしておく必要があります。

私たちは、人生の何ものも永遠には続かないということに気づく必要があります。私たちは、不確かな世界に生きる、束の間の寄留者なのです。

もし生きるということが不幸をまき散らす残酷なものだとしたら、私たちは自分たちがコントロールできるものを十分に活用すべきです。もしだれかを愛しているのなら、その人たちがいつもあなたのそばにいてくれるように、日頃から大事にし、あなたの思いを伝えるようにしましょう!

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これは恋愛関係のことだけではありません。すべての絆は、大切にし、注意を払うことが必要です。お子さんに注意を払い、大切にし、尊重しましょう。そうすれば、大人になってもあなたのそばにいてくれることでしょう。

同じことを、友達やその他の家族にも行いましょう。

もしだれかを愛しているのなら、その人たちがそばにいる間に大切にしましょう。そうしなければ、その人たちを失うとき、または置き去りにされてしまうとき、きっと後悔するでしょうから。

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