愛し合っていないのに一緒にいる二人

パートナーはいるけれど愛はない、という場合、何か行動を起こす必要があります。この記事で、何が原因になり得るのか、それにどのように向き合えばいいのかについてお話しします。
愛し合っていないのに一緒にいる二人
Maricela Jiménez López

によってレビューと承認されています。 医者 Maricela Jiménez López.

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 06 12月, 2022

愛し合っていないのに一緒にいる人はたくさんいます。絶えず不幸せな状態に陥っていて、本当に自分が願う人生を生きていないようなカップルです。では、なぜこのようなことをするのでしょうか?不幸せにもかかわらず一緒に居続けなければならい状況の裏には何があるのでしょうか?

一つ確かなのは、その複雑さに差はあれ、様々な原因が存在しているということです。だから、このような状況に陥ってしまった原因、そしてどうすればいいのかについてよく考えることが大切です。次にもっと掘り下げてみましょう。

どうして好きでもないのに一緒に居続けるの?

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原因は自尊心の低さかも

 

多くのカップルが愛し合っていないのに一緒にいる原因の一つは、非常に自尊心が低いということです。それがはっきり見られるのは、精神的な依存がある場合です。

自尊心が低い場合、誰も自分を愛してくれなければ幸せになれないと考えます。そのためパートナーの手に責任をゆだねてしまい、満たしても幸せにもしてくれない関係を続けてしまいます。

また、私たちの頭の中には、このような感情を助長してしまう考えがたくさん存在します。時期を逃してしまう、パートナーがいないのは負け人生を意味する、生涯の相手に出会うのには時間制限があるなどといった考えが、このような関係を続けさせてしまいます。

このような恐れを抱いているなら、一度手に入れたパートナーを手放したくないと思うのは自然なことでしょう。また、今後同じような人を見つけることはできないだろうとか、私なんかに振り向いてくれる人はいないだろうという考えも出てきます。

思い込みは、私たちの行動を制限するものです。愛に年齢はありませんし、一人になったとしても構わないのです。これらのことを問い直すことで、より大きな自由を楽しむことができるでしょう。

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愛し合っていないのに惰性で一緒にいる

 

愛し合っていなくても別れないカップルの中には、惰性で一緒にいる人々がいます。例えば、若い時から付き合っていて、お互いがいる生活に慣れている場合です。友人も共通で、失いたくない一連のルーティンがあるのです。それを無くすことは大きな問題だと考えているからです。

また、このような惰性の裏に別の原因が潜んでいる場合もあります。例えば、どちらかが経済的に相手に依存している時です。一方が家事に従事し、もう一方が外で働いている場合です。

また置かれている状況も考えなくてはなりません。夫婦なら弁護士を雇う費用や離婚のプロセスに伴う諸問題(財産分与や親権など)もあります。これは多くの人にとって経済的な負担であるため、愛がなくても関係を続けることを選ぶのです。

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どちらかが相手を恐れている

これは暴力が存在する関係で起こります。恐怖感からカップルのどちらかが相手に服従し、別れることの結果を恐れます。

子供がいる場合はさらに状況が複雑です。ジェンダーバイオレンスや家庭内暴力が存在しているが、相手を去ってしまったら報復されるかもしれないと恐れているような場合は、助けを求めて通報しなければなりません。黙ってしまって何もしないでいるのは、自分たちにも子供たちにも危険なことです。

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その関係は何を提供してくれる?

このような関係に価値があるかどうかを問う代わりに、その関係が提供してくれるものがあるかを考えてみましょう。子供のために関係を続けることは正当なことですか?離婚するのが大変だから、すべてが順調なふりをするのは価値のあることですか?

これらは、好きでない二人が一緒に居続ける理由の例です。しかし、そこに何か埋め合わせてくれるものがあるからこのような関係を続ける人がいる、ということも理解しなければなりません。

パートナーといて幸せではなく、その人といることで何も得るものがないのなら、別れるほか道はありません。しかし、その関係を続けることで何か見返りがある場合、埋め合わせしてくれるものがあると考えられます。例えば慣れてしまった生活を維持することだったり、離婚のために様々な書類に頭を悩まさないで済む、などです。

一人ひとり、あるいは一組のカップルには、その人、そのカップルにしか分からないことがあります。しかし、自分の幸せや精神的満足を犠牲にしていないかをよく考えなければなりません。

いつわりの関係は、必ず自らの重みで崩れ去ります。最終的な決断は本人にしかできませんが、良く熟考して精神的に良い選択肢について考えるようにしましょう。


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