エアコンから悪臭を取り除く4つのコツ
数ヶ月ぶりにエアコンをつけたら、なんだか嫌な臭いがすることに気がつきませんでしたか? 暖かい日の到来とともに、家電製品が再び命を吹き込まれ、嫌〜な臭いを放つのは実は思うよりずっと一般的なことなのです。幸い、エアコンの悪臭を除去するコツがあるので、今回はそれをご紹介します。
実は、家電製品そのものは臭いを発しないのですが、フィルターや交換機、汚れたファンなど、その部品に影響を与える外部の要因によって発生するものなのです。また、排水口の状態が悪かったり、機器内の空気が循環していることも原因になります。では、なぜこの悪臭が発生するのか、どうすれば解消できるのか、見ていきましょう。
なぜエアコンは臭うのか?
前回エアコンをつけてから数ヶ月ぶりにスイッチを入れたら、特有の嫌な臭いを発散している場合、使用頻度の低い間に、 エアコンのさまざまな部品に汚れが蓄積したことなどが原因です。
例えば、フィルターやファン、ドレンパンなどにホコリが詰まっていることがあります。それらを適切な時期にきちんと掃除しないと、湿っぽくなり、しばらくするとカビが発生してしまうのです。
また、家電は周囲の空気を吸い込むので、その空気の質にも気を配らなければなりません。タバコの煙や食べ物のにおい、生ゴミなどがあれば、それらもエアコンの中に入ってしまうのです。
悪臭の原因がわかったら、それを取り除く方法を見てみましょう。
1.フィルターを掃除する
エアコンの悪臭の主な原因は、フィルターの汚れであることが多いです。空気をろ過し、細菌などの微生物が増殖して機器の動作に支障をきたすのを防ぐのがこの部品の役割です。
同様に、フィルターが汚れていると機器の効率が落ちるので、消費電力が増え、正常に動作しなくなります。これらの理由から、フィルターを清潔に保つことが重要なのです。
お手入れは、フィルターを取り外してぬるま湯で洗い、手で軽くこするだけ。必要に応じて中性洗剤を使用することもできますが、研磨剤や硬い毛のブラシはエアコンを傷つける恐れがあるので、絶対に使用しないでください。そして交換する前に、乾燥させてください。
スプリットユニットのフィルターは、ユニットの内側、前面に配置されています。カバーを持ち上げると、フィルターが見えるはずです。
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2.本体内部を掃除する
エアコンの嫌な臭いは、フィルターを掃除することで解消されますが、臭いの原因となっている可能性のある機器の部分すべてに気を配る必要があります。内部の場合、ダクトに注目しましょう。この作業のために専用に作られた消毒剤を使用することができます。
3.排水管を掃除する
エアコンは結露により水分を排出します。これは、周囲より温度の低い室内から湿気が取り除かれることで起こる現象です。
ドレンパンに入る水滴はここから発生します。問題は、水が溜まっても除去されない場合に発生します。ホースの勾配が適切でない場合、このようなことが起こる可能性があります。
内部に残された水分は、トラブルや悪臭の原因になります。この意味で、湿気は菌類の増殖に最適なのです。
このような状況を回避するためには、機器を乾燥させる必要があります。最近の機械には、ウイルスや細菌を除去するセルフクリーニングフィルターが搭載されているものがあるのは事実ですが、そうでない家電製品もまだまだ多くあります。
このような場合は、夏のシーズンの終わりに、数時間、換気モードをオンにしてください。こうすることで、残っていた湿気がなくなり、それに伴って微生物が発生する可能性もなくなります。
また、エアコンを暖房モードに数分間するのも方法です。これなら確実に最後まで乾燥させることができます。
4.周囲の空気に注意する
前述したように、機器は周囲を循環する空気で動作しているので、その質に気を配ることが肝要です。タバコ、食べ物、ゴミ、他の施設からの煙などは、機器に影響を与える要因の一つです。
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定期的なメンテナンスがエアコンの悪臭を消す一番のコツ
今回ご紹介した方法を実践し、エアコンから発生する悪臭に終止符を打っていただければと思います。とにかく、この種の機器は定期的なメンテナンスが必要だということを強調しておきたいと思います。
1シーズン以上の汚れが蓄積されると、後で取り除くのが難しくなるので、未然に防ぐことが重要です。最後に、エアコンは熟練の技が必要なデリケートな機械なので、迷ったら専門の施工業者に依頼したほうがよいでしょう。
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