夜の読書が脳に与える良い影響
あなたは読書をしますか?
夜の読書は、脳に良い影響を与えられるかもしれません。
読書は良いことだというのは皆ご存じでしょう。では、脳についてはどうでしょうか? 読書は脳に影響を与えるのでしょうか?
現代社会では、幼少時からテクノロジーに触れる機会が多くなっています。読書はテレビゲームやSNS、映画、TV番組に取って替わられているようにも見えます。これらはどれも読書ほどの努力を必要としません。
ですが、読書には数え切れないほどの利点があるのです。特に夜の読書は脳に良い影響を与えてくれるかもしれません。
夜の読書で記憶力アップ
学生の頃、夜に書物を読むと内容が頭に入りやすいと言われたことはありませんか? それを実行した人もしなかった人もいるでしょう。この裏には何が隠れているのでしょうか?
脳は特に夜、一生懸命に活動するのです。
どうしてでしょう?
体が休んでいる時、または眠っている時は、エネルギーは脳に集中します。寝る前に本を読んだら、本の内容が頭に入りやすいのです。
試したことがある人なら、おそらく納得できるのではないでしょうか?
また、夜に集中しやすいという人も多いでしょう。さあ、夜の空いた時間を読書に当て、何か役立つことを学びましょう!
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夜の読書で脳のエクササイズ
夜の読書から得られる利点の一つに、脳のエクササイズがあります。体を使うエクササイズが体をより柔軟にし、健康に良いのと同じく、脳のエクササイズは記憶をよくしてくれるかもしれません。
寝る前の読書は脳に働きかけます。集中することで眠っている間の脳のエクササイズとなるのです。
では、脳はエクササイズされるとどうなるのでしょうか?
脳がエクササイズされると、応答や反応がより素早くなるでしょう。これは大勢の前で話す時に役立ちますし、予期せぬことが起こったときの対処にも役立つでしょう。
脳をエクササイズすることは、知的能力をアップさせることにもつながるでしょう。読書中、脳は大いに考えなくてはいけない、ということを忘れてはいけません。想像力を膨らませるのです。これにより、創造性も身につけられるかもしれません。
夜の読書で病気の予防
最後に、夜の読書はある特定の病気の予防に繋がるかもしれません。読書が日常的な習慣になれば、上述した利点はすべて得られるでしょう。
読書は、例えば、アルツハイマー病のリスクを抱える人にも是非試していただきたい習慣です。脳のエクササイズを行い、記憶力をアップさせることで、アルツハイマー病になりにくくなるかもしれません。
では、もしアルツハイマー病になってしまったらどうしたらいいのでしょう?
何をしようとも避けられないことはもちろんあるでしょうが、読書はアルツハイマー病の進行を遅らせてくれるかもしれません。
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ご覧のように、夜に読書をすることは脳に良い影響があると考えられています。夜は体が休んでいるからです。もしかすると読書をしながら眠りに落ちてしまうかもしれません。睡眠の促進につながるかもしれませんね。
夜は脳は日中よりも一層働きます。眠る前に是非、読書の利点を得ましょう。夜に時間が取れない、という人はその他の時間でも構いません。
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