うつ病の隠れた兆候

1月 25, 2020
一見してうつと関係あるとは分からないような習慣を理解することは、隠れうつという、深刻な問題に発展するかもしれない状況を回避するのに役立ちます。

外向的で社交的だけど、気分が落ち込んでる? うつ病の人々にはいくつかの隠された習慣があります。これらの習慣を見逃さないことは、うつ病を克服するために重要です。

隠れうつという大きな問題

うつ病の兆候 隠れうつ

うつ病の人は通常すぐにわかるものですが、隠れたうつ病は大きな問題です。隠れうつに苦しむ人は、自分の苦しみを見えないように隠そうとします。症状はふとした時に現れ、その多くがもう手遅れな時になって現れるのです。

根底にある問題は、特に当事者によって無視されがちです。理由もわからないままに、ふと自殺願望起こすことがあります。多くの場合、手遅れです。誰も兆候を見破ることなく、当事者もうつについて決して話そうとしない、という形です。

隠れうつ病にかかっている人は、楽観的になろうとします。うつを克服するために音楽を聴いたり、散歩に出かけたり、運動を試みたりします。拒絶されるかもしれない、という恐怖で、感情を隠してしまいます。自分に周りの注意が引かれることを避けるために、腕などに自分でつけた怪我を隠そうとするかもしれません。

一般的な思い込みに反して、外向的で陽気な人は、内向的な人よりもうつ病を克服するのに時間がかかります。長い間、専門家は、陽気で非常に社交的な人がうつ状態になる可能性は極めて低いのでは、と考えていました。しかし、実際は違うと証明されています。

なぜ隠すのか

伝えたことで友人を失ったり、仕事を失うことを恥ずかしく思うことも、うつ状態を隠したい理由の1つです。周りから幸せそうと思われていることが、かえってうつについて語ることを難しくします。したがって、こうした人に見られる隠された習慣に注意を払わなければなりません。

隠れうつの習慣

哀しそうな人 うつ病の隠れた兆候

過去の思い出話をする時に、一見心からの喜びに見える態度を取ることがあります。悲しげに話をしていなくても、克服していない過去の出来事について話すことがあります。

友人や親戚が不安に思っていることや疲労について話している場合は、細心の注意を払いましょう。話の内容を覚えておくことが重要です。自分自身が対処したことがない内容の場合はさらに重要です。

食生活の変化に注意

食欲不振 うつ病の隠れた兆候

食生活の変化は、何らかの状態を示している可能性があります。摂食障害とうつ病は異なる病気ですが、関連している場合があります。

様々な変化が同時に起こる場合もあれば、ある問題が別の問題につながる場合もあります。食欲に変化が出たなら、注意を払う必要があります。必ずその人と話をしてみてください。そうすることで、その人が独りぼっちではないことや、周りに助けを求めてもいいんだ、と知ることができます。

これまで好きだったことに興味を示さない

人がうつ病を隠そうとしているとき、以前楽しんでいたことに興味を持てなくなります。前は大好きだったことに嫌悪感すら覚えたりと、根深い問題の兆候です。

治療の最初のステップは、その人と話すことです。本人が問題を認識したくない場合でも、話すことは治療を受けるための出発点になります。

こちらもお読みください:水泳をすることで得られる心理的メリットについて

身なりは正しているが、内心悲しい

多くの場合、うつ病の人は外見を気にせず、いつも悲しそうで口数は多くありません。しかし、隠れうつの人は、外見はきちんと整えていることが多いのです。

慢性的な疲労

疲労 うつ病の隠れた兆候

人がうつ病を隠そうとするとき、明確な兆候の1つは、原因のない疲労感である場合があります。本人はそんな疲労感を自身の弱さ、怠慢、または働きすぎによるものだ、と考えますが、その背景にあるのは深刻な抑うつ状態かもしれません。

うつ病の症状としての「怒り」

怒りやイライラも、隠れうつ病の一般的な症状であり、それらを単なる瞬間的な感情として扱うべきではありません。症状として見られる感情は、無関心、憂鬱、絶望感、泣きたくなる気持ち、悲しみだけではなく、そしてこれらは、外向的な人はそれほど頻繁に人に見せない感情なのです。

イライラは、多くの場合、「落ち込んでいて疲れを感じているのに、自分の責任を果たさなければ」いう切迫感によるものです。これはしばしば「ストレス」と混同されますが、実際には隠れうつ病の明確な兆候である可能性があります。

こちらもお読みください:怒りの爆発を避ける方法

睡眠不足

寝付きが悪かったり、不眠症、そして明白な原因のない寝汗は、体が何かを訴えているサインです。これらはお互いに関連性があることが多いので、不安感の兆候として捉える必要があります。これらの状況について周りの人に話すことが、根本的な問題を発見するのに役立ちます。

ある時点で、隠れうつを抱える人が心を開いてくれるタイミングがあります。これが、うつ病の人の一人暮らしはオススメできない理由です。誰かに話そう、と決めたとき、耳を傾ける誰かが必要になります。周りに人がいるかどうかが、生死を分けるかもしれません。周りに助けを求めるときが、親密さと信頼の架け橋をかける瞬間です。うつ病の人が必要とするのは「愛」と「受け入れられること」であることを忘れずにいましょう。

今回ご紹介した、うつ病の人の隠れた習慣に気づくことができれば、サポートすることができます。簡単なことではありませんが、愛する人の命を救うなら、努力の価値はありますよね。