鬱に効果のある5つのメディカルハーブ
鬱の治療に効果的な メディカルハーブ があります。鬱はとてもデリケートな病気で、繰りされる緊張、不安感、不眠に加えて神経障害に発展することもあります。一方、天然のハーブには、ホルモンを再編成する力があるだけでなく、気持ちを高揚させ、鬱の初期症状を抑え、心を落ち着かせるものもあり、鬱の治療に効果が期待できます。
メディカルハーブ、鬱の症状、どのように使うのかを知る
1.セントジョーンズワート
メディカルハーブの中でもセントジョーンズワートとコモンセントジョーンズワートは、鬱の初期症状に効果があると言われています。
このことについては、Lakhan氏やVieira氏の研究をはじめ科学的にも指摘されており、不安症や夜に対する恐怖心に効果があると証明されています。
ですが、これは完全に自然のものだけを使った治療でのみ取り入れるべきハーブです。絶対に抗うつ剤と同時に使ってはいけません。
材料
・水 1カップ(250ml)
・セントジョーンズワート 小さじ1(5g)
どうやって使うの?
・水を火にかけ沸騰したらセントジョーンズワートを加えます。5分ほどそのまま置いておきます。
・お茶として1日3回飲みましょう。
効果が表れるまで3週間ほどかかります。自然療法は効果がゆっくりと出るのが特徴です。
2.ポピー
ポピーは家庭で育てる事が出来る、鬱に効果のあるハーブです。というのも、ポピーに多く含まれるアルカロイドには、不安感を取り除き、鬱の症状を和らげる効果があると指摘されており、うつ病へのセラピーの方法として期待されているのです。
妊娠、もしくは授乳中以外であればいつでもお使いいただけます。
材料
・ポピーフラワー 大さじ1(10g)
・水 1カップ(250ml)
どうやって使うの?
・沸騰したお湯にポピーフラワーを加え、10分置きます。
・お茶として1日3回飲みましょう。これも効果が表れるまで時間がかかります。
3.アンジェリカ
アンジェリカは数種の鬱に効果のあるメディカルハーブです。とてもパワフルな影響力を持っています。
鎮静効果があり、鬱に伴う不安症、不眠症、食欲不振などの症状を和らげます。
・効果が強いので、6歳以下のお子さんには使わないでください。
・この植物は皮膚炎を引き起こす可能性があるので、直接お肌に当たらないよう注意してください。
こちらも合わせてご覧ください:
材料
・アンジェリカフラワー 小さじ1(5g)
・水 1カップ(250ml)
どうやって使うの?
カップにアンジェリカフラワーを入れ沸騰したお湯を加えたら、そのまま5分置きます。1日3回食前に飲みましょう。1週間程度で効果が表れます。
4.バレリアン
元々バレリアンは痙攣の治療に使われていました。ですが鎮静作用があることもその後発見されたのです。
現在では鬱や不安症、不眠症などの心理障害の自然療法にも取り入れられています。注意点としては、短期間の使用であればほとんどの成人にとって無害なことが証明されていますが、長期間の使用に関する信頼できるデータがないので、避けるべきということと、3才未満の幼児には使用しないことを注意しておきましょう。
材料
・バレリアン 大さじ1(10g)
・水 1カップ(250ml)
どうやって使うの?
お茶を作る時、根っこも含めた植物全体を使うようにしてください。根っこ部分に鬱に効果のある成分が最も多く含まれています。
1.カップに小さじ1(5g)のバレリアンを入れて熱湯を注ぎ、そのまま15分置きます。
2.1日3回飲みましょう。数日で効果が表れるので、辛抱強く続けてください。
5.高麗人参
抗ストレスになるアダプトゲンの一種、高麗人参は、鬱に効果のあるハーブです。
このハーブは脳をリラックスさせる影響があり、そのため不安症、鬱、食欲不振に効果があります。神経過敏や高血圧といった副作用の可能性もありますが、これは過剰摂取の場合にのみ起こります。
こちらもご参考ください:
材料
・高麗人参 小さじ1/4(1.2g)
・水 1カップ(250ml)
どうやって使うの?
・水に1gの高麗人参を入れて沸騰させます。
・3分間沸騰させ続けたら火を止め、5分置きます。
・1日1回だけ朝飲みましょう。朝の方が神経系に効果があります。
こちらの記事もおすすめです。