毎日のウォーキングは健康維持に効果バツグン!8つの理由
アクティブなライフスタイルを維持するためには、高いお金を払ってジムに行く必要があると考える人がいますが、実際にはそうではありません。
もちろんジムも素晴らしいですが、実は毎日のウォーキングも私たちの健康維持には効果的です。
今回の記事で8つの理由を発見してくださいね!
ウォーキング人気
良い天気が続いている時期でも、屋外で活発に運動する人は多くありません。
そしてウォーキングよりも、ジムでの運動を選ぶ人が増えています。
しかし、ジムではなく屋外でウォーキングをすることには多くの効果が期待できます。
もちろんジムは素晴らしい場所ですが、高いお金を払ってジムの会員にならずに健康を維持する方法があります。
毎日のウォーキングが私たちの健康にどのような効果をもたらすのか、ここからご説明します。
体脂肪を減らす
ウォーキングは、体脂肪を燃やすための素晴らしい運動です。
ウォーキングでは、最大心拍数(男性では220、女性では226)の65%程度の心拍数(HR)を維持できるため、体を動かすための「燃料」として体脂肪を使用します。
また、他のカーディオ運動とは異なり、筋肉量を維持する効果が期待できます。
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セロトニンの放出を増加
セロトニンは、社会的行動、感情、気分、睡眠、食事、筋肉の収縮など、特定の生理学的機能を調節するために必要な、基本的な神経伝達物質です。
セロトニンが不足すると、うつ病や摂食障害などの精神障害を引き起こすとも考えられています。
太陽の光を浴びたり運動をすることで、セロトニンの生成が増加し、気分が向上する効果に加えて、うつ病や認知障害のリスクが低下するとも考えられています。
そのため、屋外で行うウォーキングは、健康にとても効果的で、うつ病や認知症のリスクを軽減すると考えられます。。
ビタミンDの合成を強化
ビタミンDは、骨の健康状態、免疫力、脳の健康を正常に保つために不可欠なビタミンです。
私たちが、日光を浴びると7-デヒドロコレステロールがビタミンD3に変化するため、肌がビタミンDの主な供給源となります。
十分なビタミンDを摂取する には日光を浴びる必要があるため、屋外でのウォーキングは太陽の光を浴びる最適な方法です。
毎日30分間、体の10%以上を太陽にさらすことが大切なので、30分程度、日焼け止めなしで太陽を浴びてビタミンDの合成を行いますが、それ以上の長時間太陽の光を浴びる場合は、必ず日焼け止めを使ってください。
血圧を下げる
ウォーキングは有酸素運動であるため、血圧(BP)を正常範囲内に保つ最適な方法です。
2013年に、Álvarez et al(アルバレスとその他)が行った、60分間の有酸素運動後に、子供、青年、および成人血圧を測るという実験では、血圧の大幅な低下が示されました。
スペイン心臓財団は、血圧を制御するための最良の運動の一つがウォーキングだと考えていますし、世界保健機関は、週150分以上歩くことを推奨しています。
有酸素運動を行うと、血圧を正常範囲内に維持できます。
血糖値を正常に保つ
ウォーキングは、正常な血糖値を維持するのに役立ちます。
これは運動後24〜48時間のエネルギー消費とインスリン感受性が増加するからであり、2型糖尿病のリスクを軽減し、コントロールできる可能性があります。
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心血管系の健康改善
ウォーキングなどの中程度の身体活動は、心筋収縮性を改善します。これにより心臓の働きが良くなり、長持ちする効果が期待できます。
さらに、血管拡張作用により、ウォーキングを行うことで血液循環が促進され、循環虚脱のリスクが減少して、心臓発作または脳卒中のリスクが減少します。
米国国立心臓・肺・血液研究所は、これらの効果を享受するためにも、定期的にウォーキングを行う必要があると説明しています。
定期的に歩くことで、心機能が改善され、心臓発作や脳卒中のリスクが軽減されます。
コレステロールとトリグリセリド値を下げる
ウォーキングを行うことで、コレステロールとトリグリセリド値を軽減し、LDLを上回る高密度リポタンパク質の割合を増加させるのに役立ちます。
またコレステロール値を低下させるために処方された薬を飲んでいる人は、薬の効果を高めるのに役立ちます。
そして、虚血状態を発症するリスクを軽減します。
運動を継続することができる
ウォーキングは無料で、運動能力や持久力が高い必要はありません。
いつでもどこでも、そして誰でも、そして誰とでも始めることのできるウォーキングは、手軽に続けられる素晴らしい運動です。
今回ご紹介したように、ウォーキングを行うことでアクティブなライフスタイルを維持し、そのメリットを全て享受することができます。
今日から早速ウォーキングに出かけませんか?
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- Citlali Trueta; Montserrat G. Cercós (2012). Regulación de la liberación de serotonina en distintos compartimientos neuronales (México). http://www.scielo.org.mx/pdf/sm/v35n5/v35n5a11.pdf
- Rodrigo Molina (1998). El ejercicio y la salud, “la caminata”, beneficios y recomendaciones (Costa Rica). https://www.scielo.sa.cr/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1409-14291998000100007