ツライ生理痛の緩和に役立つ自然療法
今回は、ツライ生理痛を和らげるいくつかの自然療法についてお話ししたいと思います。
毎月の生理痛に耐えている女性が多くいます。
生理痛の中でも、一般的な下腹部の痛みは、成熟した胚珠が剥離するときに子宮で起こる収縮が原因だと言われており、妊婦が出産時に経験する収縮に似ています。
今回の自然療法は、生理痛、子宮内膜症、子宮筋腫、骨盤内炎症性疾患などの痛みや症状の緩和や軽減に役立つと言われています。
ただ、必ず医師の診察を受け、自然療法は医師の治療を補完するものとして、医師に相談してから始めてください。
生理痛を緩和するのに役立つ自然療法
1. シナモン
シナモンに含まれる驚くべき抗炎症特性により、生理痛を和らげる効果があります。
使用方法
- シナモンスティック2本を、3~4リットルの水の中に入れて火にかけます。
- 沸騰し始めたらすぐに火を止め、約5分間そのままにして抽出します。
- 温かいシナモンティーを、毎日2回以上飲んでください。
シナモンは他の飲み物に合う香辛料なので、たとえば、シナモンティーに牛乳を加えたり、ホットチョコレートやアップルサイダーにシナモンを加えることができます。
シナモンを台所に常備して、積極的に食生活に取り入れてください。
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2. レモングラス
鎮静作用のあるレモングラスは、生理痛に効果を発揮する最高の自然療法の一つです。これは、レモングラスに含まれる鎮静作用の働きによります。
レモングラスティーを作り、1日3回まで飲んでください。
レモングラスのリラックス効果が、心を落ち着かせるだけでなく、痛みを和らげるのに役立ちます。
また就寝前に飲むと、より深い眠りを誘う効果が期待できるでしょう。
3. 甘草
香ばしい香辛料である甘草(リコリス)は、独自の風味があり、料理に独創性を加えます。
しかし、香辛料の甘草が生理痛にどう作用するのでしょうか?
これは甘草が持つ抗炎症作用によります。
ただし、グリチルリチンと呼ばれる物質を大量に含む甘草は、頻繁に摂取したり大量に摂取しないように注意することが大切です。
甘草で作る甘草茶の摂取は、1日1回に制限してください。
甘草茶は、ティーパックなどで販売されています。
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4. ニガヨモギ
生薬名を苦艾というニガヨモギは、生理痛の自然療法にぜひ加えたい一つです。
薬効成分があるニガヨモギは、鎮痛剤として機能するだけでなく、天然の抗生物質としての性質もあります。
ニガヨモギが手に入りにくい時は、オンラインストアなどをご確認ください。
ニガヨモギで作るお茶を1日に2〜3回飲むと、痛みがすぐに和らぐのを感じることができるでしょう。
生理痛を和らげるためのその他のヒント
今回ご紹介した自然療法に加えて、その効果を最大限に活用するヒントをご紹介します。
自然療法としてご紹介したお茶を飲んでいる間、下腹部に湯たんぽなどの腹部を温める物を置いてください。
市販の鎮痛剤などを避け、自然療法を活用することをお勧めしますが、子宮内膜症や骨盤内炎症性疾患などの他の問題がある場合は、必ず医師のアドバイスに従う必要があります。
この場合は、今回ご紹介した自然療法だけでは痛みが緩和されないことが多くあります。
今回ご紹介した中で、どれが一番あなたに合っていますか?
自然療法を試す時は、必ず医師に相談の上行なってください。痛みがひどい時には、必ず医師の診察を受けてください。
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