天然素材でシラミを取り除く方法
学校や保育園に行くすべての子どもにシラミの予防が必要です。もしもう手遅れで、子どもにシラミがいる時でも、自然にシラミを取り除くことができる可能性があります。
学校、校庭、遊び場、保育園を始め、子どもにシラミが付く可能性のある場所はたくさんあります。自然にシラミを取り除く方法を知って、薬品を使わずに安全にシラミを取り除きましょう。子どもがシラミをもらってしまっただけでも嫌なのですから、さらに子どもに毒かもしれない薬品を使うことは避けたいですよね。
シラミ退治の製品の中には、農業での使用が禁止されている毒性のある薬品から作られているものがまだあります。また、シラミ退治の製品の多くは可燃性です。長期間使用したり、頻度が多すぎたり、子どもが幼すぎたりする場合には、これらの製品のほぼすべてで深刻な問題が起こる可能性があります。
シラミ退治用に市販されている製品を使う場合には、少なくとも説明書をすみずみまで読んで、正確にそれに従いましょう。それを避けたいなら、ナチュラルにシラミを退治する方法があります。まずはこの記事を最後まで読んでください。
虫を退治する
マヨネーズを使うと、すぐに、簡単に、お金をかけずに、そして安全に、シラミを退治することができます。新しいマヨネーズを購入して用意しましょう。片手ですくえるぐらいの量のマヨネーズで、子どもの頭を完全に覆ってください。耳の後ろや襟足も忘れないように確認してください。
ビニール製のシャワーキャップを頭に被せることで、マヨネーズが垂れてきたり、周りに散らばることを避けることができます。2時間そのままにしておくと、シラミは窒息し、卵が死滅します。その後、シャワーキャップを取り外し、捨てましょう。手をしっかりと石鹸で洗った後に、子どもの頭をシャンプーで洗いましょう。髪の毛をきれいにするためには、2回以上シャンプーしてもよいでしょう。
マヨネーズではなく、ワセリンを使って同じ方法を行うこともできます。しかし、この場合、ワセリンを完全に髪の毛から取る方法は、ベビーオイルを使って、頭の隅々までこすっておとさないといけないことを、お忘れなく。その後、温かいお湯とシャンプーで3回髪の毛を洗ってください。
長時間おいておきたいなら、ワセリンを一晩そのままにしておくこともできます。しかし、マヨネーズの場合には、冷蔵庫から出しておくと悪くなるので、安全とは言えません。子どもが夜中に頭を引っかいて、その手を口に入れないとも限りません。
マヨネーズやワセリンがシラミを窒息させるだなんて信じられない、という方は、天然シャンプーを使ってシラミを退治することができます。ベースとしてオリーブオイルかココナッツオイルを小さじ5杯入れたものに、ティーツリー、ローズマリー、ラベンダー、ミント、ユーカリのエッセンシャルオイルをそれぞれ5滴加えます。
そこに普通のシャンプーを少量加え、頭につけましょう。垂れてこないようにしっかりと締め付けたタオルや水泳帽の下に1時間置いておきます。髪の毛をゆすぎ、コンディショナーは使わないでください。この油から作ったシャンプーの後は、髪をとかすのがとても簡単だということに気づくでしょう。
いくつか補足があります:
- 5歳未満の赤ちゃんや子どもは、ミントオイルやユーカリオイルに近づけすぎると、呼吸がゆっくりになったり、呼吸が止まったりすることさえあります。
- ミントオイルによって、高血圧は悪化する可能性があります。
- ミントやローズマリーは妊娠中には有害なことがあります。これらのオイルを除外した方法で行ってください。
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卵を取り除く
シャンプーの後、髪の毛や頭皮をお酢で洗い流してください。毛根に卵を付着させる成分に働き、離れやすくしてくれます。その後、熱すぎて子どもをやけどさせないように温度に注意して、温かいお湯でゆすいでください。
お酢でゆすいだ後にさらにすすぐことで、多くの卵が除去されます。しかし、まだ残っている卵に対処する必要があります。とても若い卵は、シラミが生まれていない上に、酸素を必要とするほどに成長していないことがあるため、マヨネーズでは死滅させることができません。仮にシラミが死んでいたしていたとしても、卵が除去されるまで、子どもが学校や保育園に戻ることはできません。
普通のクシで髪の毛をとかしてください。その後、卵やシラミを除去する専用のクシを使ってください。薬局などで買うことができ、シラミ用シャンプーの隣などにおいてあるでしょう。
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髪の毛をチェックする
終わったと思ったら、明るいところで乾燥した状態の頭を全体的にチェックしましょう。(乾燥した髪の方が卵を見つけやすくなります)卵はとても小さく、ある方向から見ると特徴的な光り方をします。卵は毛根についていることが多く、若い毛の場合は地肌のすぐ近く、成長した髪の場合は地肌から数センチの所にあるでしょう。
どこにでもある可能性はありますが、特に生え際、襟足、耳の後ろはよくチェックしましょう。もし卵を見つけた時には、指で取り除いたり、クシでとかしたり、卵のついた髪の毛を切ったりして、取り除いてください。取り除いた卵や切った髪の毛は、お酢か、アンモニアを加えた暖かい石鹸水に入れてください。
もう1度すすぐ
いくつも卵が見つかった場合には、お酢で頭を包む方法で念を入れましょう。水とお酢を同量混ぜたものをタオルに染み込ませ、そのタオルで子どもの頭を包み込み、1時間おいておきます。髪の毛を乾かして、もう一度卵がないか確かめましょう。
眉毛とまつ毛
もし眉毛やまつ毛に卵がある場合には、眉毛やまつ毛に影響を与えないワセリンを使って、毛を覆ってください。1日4回行う必要があります。
もう1度チェックする
その後も、髪の毛を毎日チェックして、見落とした卵や見えるサイズに成長した卵を探す必要があります。もし卵がついたままだと、別のシラミが生まれ、また、1匹のシラミが毎日8つの卵を産むため、同じ手順を最初からもう1度しなければならなくなります。
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