テニス肘の痛みを和らげる5つの自然療法

5月 12, 2019
症状が軽い場合は、自然療法だけで完全に痛みを抑えることもできます。

テニス肘とは肘の腱の腫れのことで、アスリート以外も罹ることのある病状です。この怪我を和らげる治療には専門医の力が必要である場合が多いですが、まずは自然療法をいくつか試してみて腫れと関節痛を抑えることも可能です。

テニス肘とは?

上腕骨外側上顆炎、「テニス肘」として一般に知られるこの病状は、肘を酷使した時に発症する疾患です。一般的にテニス選手がよくこの状態に苦しみますが、肘関節を継続的に使う活動をしていれば、テニス肘に罹ることがあります。

テニス肘は、前腕筋と肘の外側の間にある腱が腫れることです。特定の動きを繰り返すことで肘に痛みや圧痛(手で押さえた時の痛みや不快感)が起こって発症します。治療のためには理学療法士と治すことが大半で、症状が酷い場合は手術を受ける場合もあります。

テニス肘の痛みを和らげる自然療法

テニス肘の痛みを和らげるために自然療法という方法も良く効きます。症状が軽い場合は、自然療法だけで完全に痛みを抑えることもできます。下記で5種類ご紹介します。

1. 生姜湿布

生姜には様々な作用があり、色々な疾患を治すために天然医療の分野で使用されます。風邪薬にもなりますし、抗炎症作用があるので筋肉と腱の腫れを抑えるのにも使われます。

材料

  • おろし生姜 大さじ4(60g)
  • コットン 1袋
  • お湯 1カップ(200ml)

やり方

  • 生姜を大さじ4分になるまですりおろす。
  • おろした生姜をコットンで包み、その湿布をお湯に1分間浸す。
  • お湯から取り出し冷ます。
  • 患部に15分間当て、痛みが和らぐまで繰り返す。

こちらもお読みください:生姜の薬用効果

2. 水治療法

お風呂 テニス肘

テニス肘治療としての水治療法は、患部に温水と冷水を使う方法です。熱により痛みを和らげ血流を良くし、冷水で筋肉と腱の腫れを抑えます。

材料

  • 密閉袋 1枚
  • 細いタオル 2枚
  • 鍋 1個
  • 氷 必要なだけ
  • 水 2カップ(500ml)

やり方

  • 鍋に水を必要量沸かし、密閉袋に注いでしっかり閉じる。
  • 袋をタオルで包む。
  • もう片方のタオルには、氷を大量に包む。
  • まず温かい方を肘に3分間当てる。
  • 取り除き、次に冷たい方を1分間当てる。
  • 30分間繰り返す。

3. ウコン

クルクミンとはウコンに含まれるもので、抗炎症作用があります。生姜と同様に、天然の痛み止めになるのです。また、傷を早く治す抗酸化物質もたっぷり含んでいるので、関節痛の治療に広く使われます。

材料

  • 粉末ウコン 大さじ1(15g)
  • 牛乳 1カップ(250ml)
  • はちみつ 大さじ½(12g)

やり方

  • 牛乳1カップに、ウコン大さじ1を加えて混ぜる。
  • 弱火で温め、はちみつを加える。
  • 朝晩1杯ずつ飲み、短くとも2週間は続ける。

こちらもお読みください:知っておきたいターメリックの8つの効能

4. セイヨウオトギリ抽出液

セイヨウオトギリは腫れを抑える無薬療法(西洋医療に頼らない代替医療)として広く使われています。非常に強直な抗炎症・鎮痛作用があり、扱いが簡単なので抽出液(お茶など)や湿布として使ったり、しかもサプリとしても購入できます。

材料

  • セイヨウオトギリの葉 大さじ2 (30g)
  • 水  1カップ(250ml)
  • 甘味料(少々)

やり方

  • 水1カップを熱し、沸騰しそうになったらセイヨウオトギリを加える。
  • 火から下ろしそのまま冷ます。
  • 液をこす。
  • 甘味を付け、1日に少なくともコップ2杯は飲む。
セイヨウオトギリ テニス肘

5. にんにく湿布

にんにくは血流を良くし血管疾患の治療に役立つことで知られています。抗酸化物質・抗炎症作用・硫黄が含まれているので、肘の痛みを和らげる自然療法になります。ただデメリットはにんにくの強い臭いなのですが、メリットの方が多いので使う価値ありです。

材料

  • にんにく 5片
  • タオル 数枚

やり方

  • にんにくの皮をむく。
  • ペースト状になるまで潰す。
  • 患部に塗り、タオルで上から包む。
  • 20分間そのままにする。

肘は筋肉を痛めやすい場所です。急な動きを避けて注意することが必要ですが、怪我をしてしまったなら鎮痛方法を知ることが大切です。

自宅でできる自然療法は痛みを和らげ腫れを抑えるのに非常に役立ちます。症状が良くならないなら、専門家に診てもらいましょう。

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