多嚢胞性卵巣症候群の5つの症状

8月 8, 2018

多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群は、患者数の少なくない病気で、ホルモンバランスの乱れによって起こると考えられます。最も深刻な症状は多数の卵胞が形成されることで、この病気の症状を認識するのが非常に大切です。

これらの多数の卵胞は小さいままでたまり、月経異常や不妊を引き起こします。ですから多嚢胞性卵巣症候群の症状をできるだけ早く察知し、適切な経過観察・治療を始めることが不可欠です。一般に、排卵を停止させることで多数の卵胞の形成を防ぐため、ピルなどのホルモン剤を処方することが多いようです。

 

多嚢胞性卵巣症候群の症状

1. ニキビ(吹き出物)

多嚢胞性卵巣症候群の症状の一つに、思春期でないにもかかわらずニキビが発生することがあります。ニキビの程度は一様ではなく全くない患者もありますが、体内で何かがうまく機能しておらずそれが肌に表れていることは確かです。

脂性肌は、肌の性質の一つで皮脂分泌量が多いため毛包に角質や皮脂が詰まった発疹が現れます。すでに思春期を過ぎている場合ただのニキビでない可能性があるので、大きな問題になる前に医師の診察を受けましょう。

顔のニキビ

2. 顔や身体の多毛

例えば胸、顔、首など通常あまり現れない場所に多くの産毛が増えるというのも、多嚢胞性卵巣症候群の症状の一つです。この場合も、対策を取る前に病気を疑って医師の診察を受けるのが一番です。

このような部位の多毛は自尊心に影響するため、問題を深刻化させているとは知らずにどうにかして脱毛しようと急ぐ女性が多いものです。しかし経過を観察して受診の際に医師に伝えられるようにすることが重要です。

どこに多毛が見られるか、部位によって毛の濃さが異なるか、その色など詳細を把握しましょう。

ただし日本人の場合、患者であってもこの症状が全く見られない人も多いようです。

 

3. 月経不順

多嚢胞性卵巣症候群がある場合は、月経不順も注意すべき症状です。これは月経が数日早まったり遅れたりというレベルのことではなく、1か月間出血がなかったり、別の1か月間には出血が2週間続いたり、というような異常がある場合です。

月経にこのような異常があり原因が分からない場合は、できるだけ早く受診し、必要な検査やサポートを受けましょう。正しい治療を受ければ、身体を正常に戻し晴れやかな気分になることができるでしょう。

こちらもお読みください:月経不順の対処法

 

4. 顔のシミ

多嚢胞性卵巣症候群のもう一つの症状として顔にシミが現れます。ニキビと同様に皮膚科医の適切なコントロールを受けて、少しずつシミが薄くなり消えてゆくようにケアしましょう。

顔のシミ

顔に現れることのあるシミは茶色いことが多く、日焼け止めクリームを塗らなかったことで紫外線によってできたと思いがちです。しかし普段から日焼け対策をしている場合は、多嚢胞性卵巣症候群による症状でないかどうかを確認するため医師の診察を受けるのが良い選択です。

 

5. 肥満

最後に挙げる多嚢胞性卵巣症候群の症状は、体重の増加です。この症状が出ない女性も多いのですが、かなりの割合を占める一般的な症状です。甲状腺の問題などの他に思い当たる原因がなく、すでに挙げた他の症状がある場合は、要注意です。多嚢胞性卵巣症候群にかかっている可能性が高いでしょう。

 

今回ご紹介した症状で困ったことはありませんか? 大丈夫だろうと考えないでください。月経不順がある場合は特に心配です。場合によっては、ここに挙げた一般的な症状以外に、抜け毛、脇やうなじのシミ、コレステロール値の上昇、高血圧などが伴うこともあります。

こういった症状のいくつかがあり、多嚢胞性卵巣症候群の症状ではないかと心配がある方は、早急に医師の診察を受けましょう。受診しないまま時間が経つと、成長しない卵胞がどんどん増えてしまう可能性があります。どんな病気も早期発見・早期治療が早い回復につながることをお忘れなく!

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