痰を肺からうまく取り除く方法
痰を取り除くためには、薬用ハーブ入りの蒸気を吸入し粘液を柔らかくすることに加え、痰を増やす食べ物を避けましょう。
病気がなかなか完治しない場合、肺に痰が詰まったり、からまったり、そして痛みや咳、呼吸機能の問題などを引き起こしてしまいます。痰の色で風邪などの症状の具合が判断できますので、痰の観察も大切です(環境再生保全機構より)。今回は、痰の予防と、どのように取り除くかの自然療法をご紹介します。
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痰を柔らかくする
まず始めに、肺から痰を出すために柔らかくしましょう。 一番いいのは、薬用植物を沸騰させ、その 蒸気を吸い込む ことです。
痰をやわらかくする方法
1. ポットの中に2ℓのお水と薬用ハーブを入れて沸騰させます。ハーブは特にパイン(松)、タイム、ローズマリー、ユーカリ、カモマイル、オレガノをおススメします。ハーブショップでこの種のパックも売られています。
2. 5-10分煮たら、アロマの効いた蒸気が上がってくるのが見えます。鍋を火から下ろし、自分の近くに寄せます。火傷に注意しながら、タオルで顔を覆い、蒸気が逃げないようにします。
3. 鼻から深く吸って、片方の鼻を閉じて息を吸い、もう片方の鼻でも同じようにします。口からも息を吸います。
4. これを1日に数回行います。
痰の液化
- 野菜スープを飲む:玉ねぎ、リーク、キャベツ、にんにく、人参、かぶ、セロリなど
- 食間にタイム&ユーカリティーを飲む
- 小麦や乳製品など、痰を増やす食品の消費を避ける。植物からできている飲み物を飲む方が健康的です。
- 1日2ℓの水を食間に飲みましょう
痰を咳で吐き出す
痰を柔らかくして液化できたら、それを自然な方法で体の外へ出しましょう。一番簡単な方法として、 誰かに軽く背中をたたいてもらいます。 手のひらの親指の付け根の部分を使って、背中の上の方を続けて叩きます。叩くことで、肺の痰がちぎれて気管へ移動するのを助けます。 この方法は、特に子供に有効ですが、 高齢者や骨が弱い人へは強く叩かないように注意しましょう。
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内臓をケアする
内臓は肺で起きている出来事と密接に関係しています。 肺の中の痰は、ある種の食べ物の消化不良の結果であることもあります 。例えば子供が精製された小麦製品を消化をできず、肺の痰に悩ませられるなどです。
ベッドの横に玉ねぎ
この自然療法は、肺に痰ができ始める初期の段階に有効です。やり方は簡単。 玉ねぎを半分に切って、ベッド上部付近に夜通しで置きます。 寝ている間、玉ねぎの中に含まれる成分を吸うことで、呼吸器がきれいになります。
毎晩玉ねぎを取り替えましょう。この療養は濃い痰には向かないかもしれまん。