消化不良と精神的不調

11月 22, 2015
精神的に問題があると消化器の調子が悪くなることがあります。消化器の不調を悪化させないために解決策を探さなくてはいけません。

胃酸過多、胸やけ、逆流、おなら、膨満、便秘など、消化器が不調な時、人はまず最初に食事に原因があると考えます。食事はほとんどの体の不調、特に消化器の不調に関係があります。しかし、精神的な問題が原因で消化器が不調をきたすこともあるということを心に留めておく必要があります。

ここでは消化系と精神的な問題の関係性についてご説明します。また、消化器の調子を改善して生活の質を高めるための自然療法やいくつかの秘訣もご紹介します。

悪循環

脳は消化系につながっています。脳と消化系は相互に関係し合い、一方の健康状態はもう一方の健康状態に影響します。従って、脳が悪い神経刺激を受けると消化器にも悪い影響が及びます。同様に、消化器の調子が悪いと気分も悪くなります。

複雑なように思えますが、解決策は簡単です。前向きな精神状態は消化器の調子を良くし、快調な消化器は精神状態を安定させるのです。

ストレスと消化

瞑想

何か不愉快な思いをした後に胃の調子が悪くなった経験は、誰にでも一度ぐらいはあると思います。人間の体には極めて基本的な生存本能があります。その本能により、困難な状況に直面した時は消化系の重要度が最優先ではなくなります。この様に人間には動物的な面があり、非常事態に直面すると体はそれを回避する準備をするために、消化機能など体の他の機能の重要度を二の次に下げるのです。

従って、ストレスが大きい状態(本当に非常事態と言えるほどの状態)が続いて、そのストレスを取り除くことができない場合、消化器の調子が悪くなる可能性が高いのです。それは体が、他の生体機能より非常事態への対処を優先させるからです。

体に悪影響を与える精神状態

ストレスの他に、消化器に影響を及ぼす精神状態は以下の通りです。

・心配

・悲しみ

・興奮

・怒り

これらの精神状態が必ず消化器の不調につながるわけではありませんが、消化器の不調に対処するためには上記のことを覚えておく必要があります。特に栄養状態が改善されても消化器の不調が続く場合には思い出して下さい。

よく起こる疾患

精神的な原因で起こる消化器の疾患は以下の通りです。

・消化不良

・過敏性腸症候群(ストレスが引き起こす下痢や便秘などの症状)

・胃炎

・裂孔ヘルニア(食道が通っている横隔膜の開口部である食道裂孔から胃の一部が脱出する疾患)

胃潰瘍

自然療法

ストレス

消化器の不調はさまざまなことが原因で起こり、精神的な問題を治療する必要がある場合もあります。一番よいのは、 * ホリスティック・セラピスト を訪ねることです。ホリスティック・セラピストは病気のあらゆる面(食事、生活スタイル、心理状態など)を考慮します。

* ホリスティック・セラピスト:ホリスティック医療のセラピスト。ホリスティック医療〈=全人的医療〉とは、 精神、身体、環境などを統合し、人間と生命をまるごと捉えて考える医療)

また、自然療法もいくつかあるので試してみるとよいでしょう。

・リラックス効果があり、神経系を調整する働きのある薬草。レモンバーム、パッションフラワー、リンデン(シナノキ)、バレリアン(カノコソウ)など。

・神経系のバランスを整える自然のサプリメントや食品。米、全粒穀物、ビール酵母、ナッツ、緑色野菜、デーツ(ナツメヤシ)、ひよこ豆、バナナなど。

・神経系や消化系に良くない影響を与える食品の摂取を避ける。焙煎コーヒー、炭酸飲料、ガラナ飲料(アマゾン原産の植物から作られた飲料。ブラジルで国民的なソフトドリンク。)、酒、精製糖、食品添加物(保存料、着色料、調味料)など。

・週に3回は運動をする。運動量の多いスポーツや、その他にもストレスをあまり感じない何かを、気分に合わせてやってみる。

・少なくとも週に1回は自然に触れる

安静な環境で食事をする

消化系の不調が原因で精神的な問題を起こしやすい体質の場合は、上記の療法に加えていくつかの秘訣を試してみて下さい。消化器の不調が改善されるでしょう。

食事を摂る時は次のことを守ってください。

・1人で食事するか、もしくは親しい友人と一緒に食事をする。

・不愉快な話題や重要な話題を避ける。

・職場など、リラックスできない場所で食事を摂るのは避ける。

・リラックスしていない状態で無理に食事を摂らない。そういう時は少し時間を置いた方がよい。

・急いで食べたり、立ったまま食べたり、他のことをしながら食べるのは避ける。

ウォーキング

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