退去前に寄付または廃棄できるもの計24選

不要なものを運ぶ際の費用と労力を削減するために、退去前に寄付または廃棄できるものをリストアップしました。是非ご活用ください。

引っ越しをより簡単かつ身軽に済ませるにはどうすればよいでしょうか？ 何を新居に持って行って、何を手放すかを把握することで、引っ越しに伴う肉体的負担や出費、ストレスを軽減することができます。多くの人にとって面倒な引っ越し作業では、新居で本当に必要なものと寄付や譲渡できるものを分ける必要があります。

そうすることで、手間を減らし、新しい家のスペースを有効活用し、大切な持ち物を優先し、残った持ち物の一部を必要としている人の役に立つことができるのです。

近藤麻理恵さんのようなプロレベルを目指さなくても、ついでに大掃除をすれば、役に立つものを荷造りし、使わなくなったものを捨てるチャンスになります。

寄付できるもの

新しい地域の気候、庭があるかどうか、プールがあるかどうかなどを考慮してください。また、傷んだものは捨てた方が良いでしょう。役に立たないものは、人に譲るにはふさわしくありません。寄付しても問題ない一般的なもののリストをいくつかご紹介します。

1. まだ状態の良い衣類や靴

使わなくなったアクセサリー類は寄付しましょう。この機会にクローゼットの中をすべて整理し、自分に似合わなくなったものを決めてしまいましょう。

これには、現在のサイズに合わなくなった衣類、1年以上前に諦めた靴、スタイルに合わなくなったジュエリーやベルトなどが含まれます。きっと誰かが喜んでくれるでしょう。この機会に余ったハンガーを寄付して、引っ越し荷物を減らすこともできます。

2. 書籍・雑誌

寄付できるものは他にもあります。すでに読んだ本や雑誌です。図書館や学校、コミュニティセンターが喜んでくれるでしょう。

もし希望するなら、お気に入りの本は取っておき、インターネットで電子版を探して箱の数を減らし、引っ越し費用を節約しましょう。

雑誌も同様です。特定のトピックのために取っておいた雑誌も、時間が経つにつれ、紙くず同然になっているかもしれません。寄付するかリサイクルしましょう！　定期購読している雑誌がある場合は、デジタル版に切り替えることも検討しましょう。

3. 使わなくなった食器

荷造りの日まで待たないでください。 事前に、食器や鍋、カトラリー、必要な調理器具など、キッチンにあるもののリストを作成しておきましょう。

今使っているものか、思い出の品 かどうかを確認してください。それ以外（グラスやセットに合わないものなど）は、必要な人に譲りましょう。あなたの家で埃をかぶっているボウルが、誰かには必要かもしれないと考えてください。

4. 新しい家のインテリアに合わない家具

家やアパートのスペースによっては、特定の家具が収まらないかもしれません。もし保存状態が良く、ほとんど傷んでいない場合は、施設に寄付しましょう。修理が必要かどうか正直に説明してください。

5. 古いおもちゃ

引っ越し前に寄付できるもののなかでも、おもちゃは際立っています。特に、お子さんが成長して、おもちゃで遊ばなくなった場合です。お子さんがいる別の家庭や幼稚園、保育園で役立ててもらうと良いでしょう。古いゲーム機やマルチメディアプレーヤー、その部品やケーブルも対象です。

6. 楽器

楽器は、演奏すれば手元に置いておきたくなるのは当然です。そうでなければ、楽器を必要としている人に譲るのが一番です。時には楽器を習得したいという希望から購入しますが、興味が持てなかったり、時間がない、あるいは衝動買いだったなどの理由で、必ずしもそうなるとは限りません。楽器を必要としている人のもとへ行って、使ってもらうようにしましょう。

7. スポーツ用品

この場合も、楽器と同じです。もし再びプレーする予定がないのであれば、スポーツ用品は引っ越し荷物に入れないようにしましょう。キャンプや地元のチーム、または家族や友人が喜んでくれるでしょう。それに、新たに購入する費用も節約できます。

8. 寝具

色あせたり、傷んでいたりして、もう古いシーツは必要ないかもしれません。動物保護施設では、この種の寄付が常に必要とされています。しかし、動物たちにも使えないような状態のものであれば、家具を塗装する際に、雑巾やカバーとして役立つかもしれません。

9. CDやVHSテープの映画

骨董品を集めるのが好きでない限り、引っ越しは、長年かけて集めたが、今はストリーミングが主要になり、時代遅れのメディアに記録された映画やコンサートを処分する絶好の機会です。

10. ペットのおもちゃ

ペットのおもちゃがたくさんある場合は、近所や保護施設にいる他の動物たちにいくつかあげるのも良い考えかもしれません。新しいおもちゃをそろえる時期が来たのかもしれません。ただし、愛犬や愛猫のお気に入りのおもちゃは取り除かないようにしてください。

11. アルコール

ガラス瓶は割れて、一緒に運んでいるものを濡らす可能性があります。

12. 古い敷物

敷物は場所を取るだけでなく、重さもあります。もし、あなたが持っている敷物が、新しい家で演出したい雰囲気とはかけ離れているのであれば、譲り渡してしまいましょう。他の人が利用できるように寄付できるものの1つです。

捨てても良いもの、リサイクルできるもの

さて、ここからは、捨てても良い12のものをチェックしてみましょう。中には驚くものもあるかもしれません。

1. 期限切れの食品

食料庫、冷凍庫、冷蔵庫の中身をすべて確認し、期限切れのものを処分して、残っているものから料理を始めましょう。期限切れのものはすべて捨てましょう。

2. 期限切れの医薬品

期限切れの食品と同じ理由で、期限切れの薬は捨てなければなりません。期限切れの薬を服用すると健康を損なう恐れがありますので、寄付したり、持ち運んだりしないでください。

米国食品医薬品局（FDA）は、期限切れの医薬品は化学組成が変化しているため、同じ効力は期待できないと警告しています。また、それらを処分する薬物回収プログラムに寄付することも推奨しています。

もしそのようなプログラムが近隣にない場合は、猫砂などの物質と薬を混ぜ合わせ、密封し、捨てたり、薬物回収センターに持ち込んだり、ボトルに貼られたラベルを剥がしてから処分することをFDAは推奨しています。

3. 古いマットレスと枕

マットレスは10年も使用すると、快適性が失われると言われています。 適切な対処法は、買い換えることです。 枕も同様で、耐用年数はマットレスよりも短いです。

マットレスと違い、枕は詰め物を取り外して洗濯できるので、手入れは簡単です。 しかし、こまめな掃除ができないタイプの枕の場合は、それも捨てましょう。

もしかしたら考えたことがなかったかもしれませんが、マットレスや枕の状態が悪いと、質の悪い睡眠につながります。 睡眠障害：その原因と影響とは？という記事（英語）によると、よく眠れないと、人間の身体的・精神的な機能に悪影響を及ぼすそうです。

4. 古くなった掃除用品

これらの物質の一部は長期間保管されており、効果がなくなったり、スポンジや布切れが古くなったりしています。寄付できるもののリストから外し、すぐにゴミ箱に捨てましょう。

5. 傷んだ化粧品

コルドバ大学付属病院の記事によると、期限切れの化粧品と肌に触れると、取り返しのつかないダメージを受ける可能性があります。 期限切れの化粧品をまだ持っていて、その色合いが好きだからといって、リスクを冒すよりも、新しい化粧品に投資する方が良いでしょう。

6. 古い書類

誰もが自宅に、有効期限切れのものや、現在も将来も使用しないであろう書類やオフィス用品の山を持っているのではないでしょうか。 選択肢は2つあります。リサイクルに出すか、デジタル化して処分するかです。 もしその中に機密情報が含まれていた場合、より安心できるように、書類を細かく裁断するサービスもあります。

7. 破れたタオル

タオルでも雑巾として使うには適さない状態になったら、捨てましょう。 来客用にとっておくなどという考えは捨ててください。古くてボロボロのタオルなど、誰も使いたくないでしょう。

8. ガラクタ

ぬいぐるみ、置物、ノート、ポスターなど、かつては素敵で役に立つと思って取っておいたものも含まれます。 現在では、それらには何の機能性も正当な用途もありません。

9. ペンキの缶

あなたの家の地下室やガレージには、一体いくつあるでしょうか？ 確かに、ペンキの缶は壁の補修に役立ちますが、すでに不完全な状態なので、新しい家では役に立ちません。ましてや色が合わない場合はなおさらです。 それに、期限切れや破損している可能性もあります。

10. 壊れた家電製品

ミキサー、電子レンジ、コーヒーメーカーなど、動かないが、部品取り用に取っておきたい家電製品は、新居には不要です。腐食したコードや故障したコネクタ、電源が入らないアクセサリー類をすべて確認してみてください。そんなものは忘れてしまいましょう！

11. 使い古しの工具

食品用の先端のドライバーでは、作業がうまくいきません。このような工具と同様に、DIYキットの中には他にもあるかもしれません。目的を果たさないものは、ゴミとして処分する方が良いでしょう。

12. プラスチック容器

状態が良くないプラスチック容器で、保証プログラムで交換できないものは、ゴミとして処分しましょう。事前に、リサイクルマークが付いているか確認し、廃棄物管理部門または地元のリサイクル業者に連絡してください。

引っ越し前に寄付したり捨てたりするものを最小限に抑えるにはどうすればよいでしょうか？

引っ越しは急に決まるものではないので、箱の数を減らすためのいくつかのヒントを整理し、考慮する時間は十分にあるはずです。

引っ越し間近になったら、あまり買い物をしないようにしましょう。食料品や新しいアイテムで食器棚や引き出し、冷蔵庫をいっぱいにしないようにしましょう。賞味期限が迫っているものから先に使いましょう。これには食品や衛生用品などが含まれます。

事前にしっかりと荷物を整理し、寄付できるものと残すものを確認する時間を確保しましょう。部屋ごとに整理するのではなく、カテゴリーごとに整理すると作業が楽になります。その際、箱にラベルを貼って、新しい家で各アイテムがどの部屋に属するのか、寄付するアイテムはどれか、捨てるものは何かを把握できるようにしておきましょう。