【スナノミ症ってどんな病気?】症状と治療方法について

07 8月, 2020
スナノミ症は、スナノミと呼ばれるノミの一種が引き起こす感染症で、主に足に症状が出ます。今回の記事でこのスナノミ症について詳しく学びましょう。
 

スナノミ症は熱帯性の外部寄生虫病と言われます。スナノミ症はスナノミというノミを介して発症します。このスナノミという虫は、体長が1ミリ以下の小さい虫で、主に足を攻撃し、皮膚に付着して激しいかゆみを引き起こします。

スナノミ症は、アメリカ、アフリカ、アジアの熱帯地域とジャングル地域で発生します。タイルとセメントで作られた床や靴を履く習慣など、開発が進んだことが感染の予防になり、現在では希少な病気になっています。

スナノミ症の発症を引き起こすノミは、宿主への特異性がほとんどありません。「宿主」という用語は、ノミが生き残るために必要とする「体」を指します。

スナノミは、人間に加えて、家禽、犬、豚にも寄生する可能性があります。生息地は一般的には乾燥した砂質の日陰の柔らかな土壌、、小屋、動物の納屋、そして家の床にも生息しています。

スナノミ症の症状

スナノミ症:症状と治療方法について 皮膚についたノミ

スナノミ症は、様々な症状を引き起こします。最も一般的なのは足への感染ですが、脚、膝、太もも、手、肘などの体の部分に感染症が発生したという報告があります。

損傷は、単一または複数であり、かゆみや痛みを伴うこともあれば、逆に無症候性のケースもあります。スナノミが侵入するときには症状はありませんが、24時間後には、かゆみや赤みのある黄斑や丘疹が見られることがあります。

 

また、スナノミが侵入した部位では、ノミの腹部に合致する中央に黒点がある白っぽいしこりが見られることがあります。また、傷の近くの皮膚に卵が付着している場合もあります。スナノミが死ぬと、損傷を受けた部分は黒い皮になり、この外皮は凝固した血液などの物質で構成され、退化して皮膚に傷跡を残します。

スナノミ症は4〜6週間で自然に消滅する傾向がありますが、再感染するのが一般的です。また、患者は通常、次のような他の感染症に苦しみます。

  • 蜂窩織炎
  • 膿瘍
  • 骨髄炎
  • 血栓性静脈炎
  • リンパ管炎
  • 敗血症と死(重症の場合)

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一部の専門家が、臨床説明を標準化するフォルタレザ分類と呼ばれる分類を確立し、スナノミ症の進行に伴う病変の認識を容易にしました。

フォルタレザ分類

この分類は、ノミの侵入から損傷の治癒までの5つの段階で構成されます。足底疣贅や損傷のような、疥癬、膿疱、潰瘍、およびイボを伴う臨床的な変異はあまり一般的ではありません。

  • 第一段階:侵入からの経過時間は30〜120分です。この段階では、浸透部位に紅斑斑が現れます。
  • 第二段階:感染後1〜2日で始まります。この場合、黒い斑点(前述したように、それはノミの腹部と合致します)を伴う低色素の黄斑または丘疹が紅暈に囲まれて現れます。
  • 第三段階:侵入から2〜21日後の時間を指します。この間、直径3〜10 mm程度の、中心に黒い点があるオフホワイトの、痛みを伴う丘疹が現れます。また、患者は角質増殖症や黄色がかった浸出液に苦しむ可能性があります。ノミが産んだ卵が見られることもあります。
 
  • 第四段階:侵入後3〜5週間に起こります。この段階ではノミは死にます。次に外皮で覆われた壊死した皮膚の暈が元の病変の周囲に形成されます。
  • 第五段階:浸透後約6週間から数か月に相当する第五段階には、病変が退縮します。この段階では、時間の経過とともに消える小さな傷跡が形成されます。

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治療方法

スナノミ症:症状と治療方法について 手術

最初の段階では、ノミを引き裂かないように注意しながら取り出します。医師や医療専門家は通常、穴を大きくし、端を押してこの寄生虫を取り除きます。この際には、完全な無菌状態で行う必要があります。

また、他の感染症を予防し、合併症のリスクを軽減するために、局所消毒剤を使う必要がありますし、破傷風の予防治療を行わなければいけません。