手根管症候群を緩和する7つの自然療法
今回は、炎症を減らして手根管の痛みを和らげるいくつかの自然療法をご紹介します。
アルニカ、ターメリック、クレイなどの天然成分を使用する自然な方法で症状の改善を目指しましょう。
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手根管症候群の症状を軽減する7つの自然療法
自然療法をご紹介する前に、手根管症候群が手首の中枢神経に影響を与える症状であり、手の全体の感覚や動きを危険にさらすという点を覚えておきましょう。
手根管に炎症が起こると、神経がその影響を受け、手首や手を動かすのが困難になり、痛み、脱力感、またはうずきなどの症状が現れます。
これらの症状が現れたら、必ず医師の診察と正しい診断を受けることが大切であり、決して自己判断は行わないように注意してください。
1.アルニカジェル
手根管症候群の痛みを緩和するのに最も効果的な方法の一つがアルニカジェルです。
アルニカという黄色の花は強力な抗炎症作用を持つことで知られているため、手根管症候群をはじめとする痛みを緩和するのに役立ちます。
特に市販の抗炎症薬ではなく、自然な方法で炎症や痛みを緩和したい場合には、アルニカを成分に含むクリームやジェルが良いでしょう。
ホメオパシー療法に使われることも多いアルニカは、ジェル、オイル、クリームなどとして販売されています。
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2.ウコン、黒胡椒、オリーブオイルの治療法
ウコン、黒故障、そしてオリーブオイルの組み合わせは、様々な炎症や痛みを緩和する効果がある人気の高い方法の一つです。
薬として内服するだけでなく、患部に外用することもできます。
材料
- ウコンパウダー 大さじ3(30 g)
- 黒胡椒 小さじ3(15 g)
- エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2(30 ml)
使用方法
- 3つの材料を混ぜ合わせます。
- 薬として服用するには、毎食30分前に大さじ1杯を飲んでください。
- 外用する場合は、手首全体に塗布した後、優しくマッサージを行います。
3.クレイで作る湿布
クレイは、あらゆる種類の炎症を軽減するための古くから愛用されている治療法の1つです。
特に、手根管症候群の影響を受けている場所に簡単に塗布できます。
ただし、クレイを使う時には金属製やプラスチック製の道具や容器は使用できないのでご注意ください。
クレイには、抗炎症作用と再石灰化作用があり、このどちらもが痛みを落ち着かせ、迅速な回復と組織再生に必要な栄養素を供給します。
4. アボカドオイル
万能な果実であるアボカドから抽出するアボカドオイルには、豊富なビタミンと栄養価が含まれています。
抗炎症作用、抗酸化作用、そして保湿効果のあるアボカドオイルは、手根管症候群の痛みを緩和するだけでなく、肌や髪に潤いを与える自然療法として活用することもできます。
- アボカドオイルの効果を最大限に活用するためには、温めたアボカドオイルで患部をマッサージしてください。
- アボカドの種で手や手首のマッサージを行うのも良いでしょう。
5.アロエベラゲル
多くの自然療法に使われるアロエベラのゲルは、アロエの厚い葉から抽出されます。
炎症、やけど、傷、そして感染症などのあらゆる皮膚の問題に対処する自然療法薬として人気です。
アロエの葉から抽出したゲルを使うか、市販のアロエベラのゲルを購入することができますが、できる限り天然のものを使用してください。
また、アルニカやアボカドオイルと混ぜると、それぞれの効果を最大に活用することができます。
6.カモミール
カモミールの花は穏やかながら効果的な方法で炎症を落ち着かせると同時に痛みを軽減すると言われています。
- 濃いカモミールティーを作ります。
- カーゼなどにカモミールティーを浸したら、患部に塗布してください。
- エッセンシャルオイルを使う場合は、アロエベラゲルやアボカドオイルと混ぜて使いましょう。
7.キャベツ
キャベツは、実は強力な抗炎症作用を持つ野菜で、古くから痛みや炎症を和らげる湿布として使われてきました。
使用方法
- キャベツの葉を沸騰したお湯に数秒間浸すか、葉を潰します。
- 手や手首にキャベツを置きます。
- 患部を布で包みます。
- 30分間そのままにします。
- 痛みや炎症が緩和されるまで、1日2〜3回繰り返します。