手根管症候群の痛みを和らげる/7つの家庭療法

1月 30, 2017
手根管症候群を防ぐために、私たちがしなくてはならないことがいくつかあります。一番大切なのはよい姿勢を保つこと。手根管症候群にかかってしまった時のために、その症状を緩和する方法をいくつかご紹介しましょう。

手根管症候群(CTS)は、「21世紀病」のひとつ。

手首の一部が炎症を起こす病気で、同じ動作を繰り返すことで起こります。

手根管症候群を起こす可能性がある作業には、コンピューター操作、ピアノ、庭仕事、編み物、縫い物、ある種のスポーツなどがあります。

手根管症候群はひどい痛みを伴います。重症になると、外科手術が必要になることさえあるのです。

今回は、この病気に伴う痛みを緩和するのに役立つ、家庭療法とエクササイズをいくつかご紹介します。両方行うことで症状を軽減し、炎症を避けることが可能です。

手根管症候群の症状とは?

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手根管症候群は職業病と見なされています。また、女性の方がかかりやすいのも特徴で、40歳以上の女性は要注意です。

手根管症候群にかかっているかどうかチェックするよい方法があります。まず、ひじをテーブルか机の上についてください。腕と手が一直線になっているか確かめましょう。それから手首を曲げ、1分間あらゆる方向に動かしてみてください。

手首か手に以下のいずれかの症状があれば、かかりつけの医師に相談しましょう:

  • ピリピリ感
  • 痛み
  • しびれ
  • 力が入らない(物を持ち上げられない)
  • 指のこわばり(特に親指、人差し指、中指)
  • 指に熱感がある

手根管症候群に効く家庭療法とは?

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先ほども触れましたが、手根管症候群はあなたが行う作業のタイプによって引き起こされる可能性があります。何らかの症状に気づいたら、次のことを実行してみましょう。

まず、スマホやコンピューターの使用時間を制限しましょう。枕など何らかのサポートを使って、手首を休ませるようにしてください。また、手作業のやり方を変えるなど、症状がひどくならないよう工夫しましょう。

さらに、以下に挙げる家庭療法もお試しください。手の痛みやしびれを和らげるのに役立ちます。

1. 抗炎症効果のあるスムージー

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材料

  • パイナップル輪切り(皮をむいたもの) 1切れ
  • ショウガ薄切り 1枚
  • リンゴ(青か赤、種をのぞいたもの) ½個

作り方

  • 材料を刻みましょう。撹拌の時間を短縮できます。ミキサーに全材料を入れて、なめらかになるまで撹拌してください。
  • 毎日朝ごはんといっしょに飲みましょう
  • また、1週間に何度かパイナップルを食べるようおすすめします。パイナップルには抗炎症成分が含まれているためです。

2. フェヌグリークのペースト

材料

  • フェヌグリーク粉 大さじ3杯(30g)
  • 水 少量

作り方

  • フェヌグリーク粉と水を混ぜあわせましょう。これを火にかけて、15分間温めてください。火から下ろしてペースト状にします。これは塗り薬として使います。
  • さめるまで待ってから、ペーストを患部にすりこんでください。

3. 青リンゴとケールのスムージー

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材料

  • 青リンゴ 2個  
  • ケールの葉(大) 1

作り方

  • リンゴの皮をむき、4つ切りにして種を取ります。リンゴとケールをミキサーに入れましょう。
  • なめらかになるまで撹拌します。できたらコップに注いで飲んでください。
  • 1日のうち、いつ飲んでもOKです。

4. セイヨウナツユキソウ

この植物は学名を「filipendula ulmaria」といい、お茶にしたり湿布薬にしたりして利用できます。

材料

  • セイヨウナツユキソウの花 大さじ2杯(20g)
  • 水 カップ1杯(250cc)

作り方

  • 水を熱し、沸騰しはじめる前にセイヨウナツユキソウの花を加えましょう。
  • 数分間煎じてください。そのあと漉して、すぐ飲みましょう。ハチミツで甘くして飲んでもOKです。

もう1つのオプションは、セイヨウナツユキソウの葉と花で湿布薬を作ることです。葉と花に少量のアルコールか水を加えてつぶしたものを使って、手首に湿布しましょう。

5. ショウガ

セイヨウナツユキソウと同じように、ショウガは飲み薬としても塗り薬としても役立ちます。

材料

  • ショウガ粉末、またはショウガをすりおろしたもの 大さじ1杯(20g)
  • 水 カップ1杯(250cc)

作り方

  • 水を熱し、沸騰しはじめたらショウガを加えます。
  • ふたをして数分間煎じましょう。さめる前に飲んでください。
  • 1日に2カップまで飲むことができます。これによって、ショウガが持つ抗炎症作用を最大限に活用できます。

塗り薬として利用する場合は、ショウガと水少量を混ぜ合わせてペーストを作ります。このペーストを患部にすりこみ、布でカバーしましょう。数分間そのままにしてから、ぬるま湯で洗い流してください。

6. パイナップル・オレンジ・グレープフルーツのスムージー

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材料  

  • パイナップル輪切り 1切れ  
  • オレンジの絞り汁 1個分  
  • グレープフルーツの絞り汁 1個分

作り方

  • パイナップルの皮をむいてから、オレンジとグレープフルーツの果汁を加え、ミキサーで撹拌します。飲む前に漉してください。
  • これを3日間飲みましょう。仕事で手を使う人は毎日飲んでください。

7. セイヨウオトギリソウのお茶

材料

  • セイヨウオトギリソウの葉 3枚
  • 水 カップ1杯(250cc)

作り方

  • 水にセイヨウオトギリソウの葉を加え火にかけます。10分間沸騰させてください。
  • 火から下し、ふたをしてさまします。
  • 漉したものを毎日飲みましょう。手の痛みとしびれを軽減するのに役立ちます。

その他の家庭療法

  • 患部に冷湿布か氷をあてましょう。これが炎症を抑えるのに役立ちます。熱いお風呂に入るのは避けましょう。手根管症候群が悪化します。
  • 料理にターメリックを使いましょう。ターメリックにはクルクミンが含まれていますから、強力な抗炎症効果をもたらしてくれます。
  • ターメリックをジャガイモや玄米、または鶏胸肉に加えると、もっと強力な効果が期待できます。これは、これらの食品にビタミンB6が含まれているからです。
  • 毎日、アマニ油をスプーン1杯飲みましょう。朝でも夜でもOKです。これを2〜4週間続けてください。手首の神経の圧迫を防ぐのに役立ちます。

手根管症候群に役立つエクササイズとアドバイス

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医師からのアドバイスも役立てましょう。例えば、重症で痛みが激しいときは、夜間にリストガードを使って手首を固定するようアドバイスされるかもしれません。

リストガードは、知らないうちに手首を曲げてしまうことを防ぎます。私たちは無意識のうちに、夜間、手首を身体や枕の下に入れて曲げていることがあります。また、日中もリストガードをつけるようアドバイスされるかもしれません。手を動かすと痛い場合はなおさらです。

手首をできるだけ休ませることが大切です。もちろんお仕事の都合もあるでしょう。働きすぎは避けましょう。同じ動作を繰り返したり重い物を持ち上げることで、手首を使いすぎているかもしれません。

できれば、1日を通して短い休憩時間をとりましょう。手首を使いすぎないために大切です。

1日中コンピューターの前で仕事している方にいくつかのアドバイスがあります。まず、ひじの角度を90度に保つようにしましょう。また、手首が床と平行になっているか確かめてください。さらに、背筋をまっすぐ伸ばすこともお忘れなく。

マウスを使う時は、手首を持ち上げないようにしてください。クッションを使って腕を休ませましょう。コンピューターでタイプする時は、ゆっくり行いましょう。また、エルゴノミックキーボードを使うことをおすすめします。

さらに、仕事中は1時間ごとに手首をストレッチさせましょう。夜、家に帰ってからも実行しましょう。

手を時計回りと反時計回りに円を描くように動かしてください。また、指をまっすぐに伸ばしたまま、腕を天井に向けてストレッチすることもおすすめします。

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