知っておくべき胆のう炎の6つの症状

6月 15, 2016

胆のう炎が疑われるサインにはどんなものがあるかご存知ですか。今回は、あまり知られていないけれど、放っておくと怖い胆のう炎の症状についてお話します。

胆のうはとても小さな内臓です。小さいながらも、私たちの身体になくてはならない大切な器官です。肝臓でつくられる胆汁を貯蓄し、消化を助けてくれます。胆のうのトラブルを経験するのは、男性よりも女性の方が多いようです。以下に、知っておくべき胆のう炎の6つの症状をご紹介しましょう。

胆のうの役割とは

この小さな梨型の器官は胃の右側、肝臓のすぐ下にあります。肝臓を通ってきた胆汁を貯めておく小さな袋で、消化管の中の小腸につながっています。

胆のうに貯蓄された胆汁は消化に必要なもので、脂質を分解します。私たちが食物を消化し、脂肪を燃焼する手助けをしてくれるのです。

胆のうの感染症は、男性よりも女性によく見られます。特に太りすぎの人や、胃腸の問題を抱えている人、コレステロール値が高い人は要注意です。

胆のう炎の主な原因は胆石です。

胆のう炎の症状

1. 腫れとガス

胆のう

もうおわかりのように、胆のうは消化器系の一部です。胆のうになんらかの問題があり、胆汁が正常に流れなくなると、胆管がつまったり、炎症をおこしたりします。また、消化が遅くなり、お腹が張ったり、もたれたりするかもしれません。

ガスやゲップが出るのは、ふつうでもよくあることです。でも、この症状が毎日のように頻繁に起こるようになったら要注意です。1~2日ぐらい調子が悪いことはよくありますが、連続10日間以上もお腹が痛んだり、硬くなったり、張ったりしているようなら、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。

2. 吐き気とめまい

目を押さえる女性

お昼前ごろ、特に朝食の2時間後の体調がどうか考えてみてください。この時間帯には消化が終わっているべきです。吐き気やめまいがするなら、お腹に手をあててみてください。硬くなっていませんか。押さえると、簡単にゲップがでますか。

消化不良に加え、毎日吐き気やめまいが続くなら、もしかするとそれは胆のう炎かもしれません。

こちらもお読みください『消化不良の背後に隠れているかもしれない病気とは?』

3. 背中・お腹・右腕の鋭い痛み

腰の痛み

 

これは、胆のう炎特有の症状です。お腹が重苦しく感じ、背中の右側や右腕に痛みがあります。胆のうはお腹の右側、肝臓のとなりにあることを思い出してください。胆のうが炎症を起こすと、そのあたり一帯が影響を受け、無視できない痛みを伴います。

結石など胆のうの発作は、鋭い痛みから始まることが多いことを憶えておきましょう。激しい痛みが最長15分間ほど続き、おさまったかと思ったら、また始まります。これが15時間近く続くことがあります。痛みは、息を吸い込んだときにひどくなります。

感染症が進行し、複数の胆石がある場合は、耐えがたいほどの痛みとなり、それが両肩にまで広がることがあります。

4. 尿と便の状態に注意する

トイレに座る女性

使用後のトイレの中をのぞき込むなんて、楽しいことではないことはよくわかります。でも、尿や便の色をチェックすることは、病気を予防するために大切なことです。尿がまっ白で、便がゆるく灰色の場合は、胆のうに問題がある証拠かもしれません。特に胆汁不足が疑われるでしょう。

また、胆のう炎にかかっている人は、下痢を頻繁に起こすのがふつうです。

5. 発熱と口臭

体温

口の中が苦い、またはなんともいえない変な味がする場合は、いつそれが起こり、どれくらい続いているか考えてください。1~2日間だけのことでしょうか。もしそうなら、たいしたことはないかもしれません。ですが、10日以上も続いている場合は、医師に相談してください。特に、午前中の発熱を伴う場合はなおさらです。すべての症状を記録しておき、医師に報告できるようにしておきましょう。

6. 黄疸

皮膚が黄色っぽくなっていませんか。白目の部分も黄色くなっているかもしれません。もしそうなら、一刻もためらわずに、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。胆石のせいで黄疸が出ているのかもしれません。胆石が胆汁の流れをふさいだ結果、場合によっては胆汁が肝臓に後戻りし、そのせいで腹腔内出血を起こす可能性があります。こうなるととても深刻な問題となりますから、早急に医師の診察を受けることをお勧めします。

こちらもお読みください『胆石を予防する効果のある食事方法』

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