知っておきたい/肺炎の症状と自然療法

1月 30, 2016
肺炎にかかりやすいのは、子供と高齢者。このリスクグループに、特に注意を払う必要があります。

肺炎にかかったことがおありですか。「はい」と答えた方なら、肺炎がどれだけ深刻な問題となり得るか、ご承知のことでしょう。そうでない方でも、肺炎の諸症状を認識することの大切さは、おわかりのことと思います。特にお子さんとお年寄りは、肺炎にかかると重症におちいる可能性が高いですから、十分に注意しなければなりません。

肺炎にかぎらず、病気にかかったときは、かかりつけの医師の診察を受け、指示された治療法にしたがうことが肝心です。それを踏まえたうえで、ご家庭で手軽に実行でき、肺炎の症状をやわらげるのに役立つ、シンプルな自然療法をいくつかご紹介しましょう。知っておくと、いざという時に慌てなくてすみます!

肺炎はどうして起こるの?

肺炎は、よくある病気です。あなたも、生涯のある時点で肺炎にかかったことがある人を、何人かご存知なのではないでしょうか。特に高齢者に非常によくみられます。この年齢層は、免疫システムが弱まり、病気に対する抵抗力が低下していますから、肺炎にかかると重症になる危険性が高くなります。このことを覚えておきましょう。

肺炎とは、肺の中に起こる感染症で、原因となるさまざまな微生物に侵されて、肺胞が腫れてしまう病気です。これらの病原微生物はウイルス・細菌・真菌などですが、肺炎を起こす最も一般的な細菌は、肺炎球菌です。肺炎が起こる過程を、もう少しわかりやすく説明すると…

  • 私たちの気道(肺に通じる空気の通り道)は、天然の防衛機構を持っており、病原微生物が肺に到達しないよう、日々働いています。これらの病原微生物を「撃退」するため、私たちが最初にするのは、せきをすること。さらに、私たちの身体にはたくさんの免疫細胞があり、外部から侵入しようとする病原微生物から私たちを守ってくれています。
  • では、肺炎にかかるとき、私たちの身体に何が起こっているのでしょうか。通常、肺炎にかかるのは、なんらかの理由で免疫システムが弱くなっているときです。この状況を病原微生物が利用して、肺胞にまで侵入し、私たちの具合を悪くしてしまうのです。
  • この他にも肺炎の原因として、喫煙者であること、または糖尿病や腎臓・肝臓疾患を患っていることなどが挙げられます。これらに当てはまる場合は、免疫システムがさらに弱くなり、さまざまな病原微生物に対して抵抗力が低下してしまう可能性があるためです。

肺炎によくみられる症状って何?

インフルエンザ

まず、「肺炎の症状」は実に多様であることを覚えておきましょう。肺炎は、原因や環境によってさまざまな種類に分類されます。大きく2つにわけると…

  • 定型肺炎:このタイプの肺炎は、症状がただちに現れるか、2~3日のうちに現れる場合がほとんどです。身体がひどくだるく、外から胸を押さえつけられてふつうに息ができないような胸の痛みがあります。咳がひどく、痰が出る場合もあります。発熱や悪寒もみられます。
  • 非定型肺炎: このタイプの肺炎は、もっと複雑な病状を呈し、他の病気とまちがえられてしまうケースがよくあります。症状としては、頭痛・関節痛・発熱・筋肉痛・乾いた咳(痰が出ない咳)などが挙げられます。また、倦怠感もありますが、胸の痛みは定型肺炎ほどひどくありません。

ご覧のように、肺炎の症状は非常にはっきりしています。これらの症状に、心拍数の増加・溺れているような感覚・失神などが伴う場合は、肺炎よりもっと深刻な問題がある証拠かもしれません。高熱も危険です。少しでもおかしいと思ったら、必ず医師の診断を受けましょう。繰り返しますが、お子さんとお年寄りには、特に注意が必要です。

家庭でできる肺炎の自然療法って?

ショウガ茶1

何度も繰り返しますが、肺炎の治療に関しては、必ず医師の指示に従わなければなりません。時には薬をのむだけでよくなる場合もありますが、中には入院する必要があるケースもあります。高齢者でなければ、命に関わることは少ないですが、それでも用心するに越したことはありません。

そのうえで、肺炎の症状を少しでもやわらげるのに役立つ家庭療法を実行してみましょう。

1. 酸素風呂

酸素風呂って何? と首をかしげていませんか。酸素風呂の目的は、肺をクリアにし、腫れを抑えること。お風呂からの熱い蒸気が、肺胞に働きかけて痰を出やすくし、気道を開いて、息苦しい症状を軽減してくれます。

酸素風呂を用意するには、まず浴槽に熱いお湯をはりましょう。これに、岩塩をカップ1杯分(200グラム)と、過酸化水素水をコップ2杯分(約400ミリリットル)加えます。このお風呂につかってリラックスし、ふつうに呼吸して、蒸気を吸い込みましょう。20分間ぐらいが目安です。これを1日に1回実行しましょう。

2. ショウガ茶

どこの家庭にも常備してあるショウガ。料理だけでなく、腫れを抑えるなどの薬用効果があることは、もうご存知のことでしょう。ショウガには、天然の抗菌作用とリラックス効果もあり、副作用の心配もありません。ショウガ茶を、1日に少なくとも2杯飲むようにしましょう。

3. 玉ネギとニンニク療法

この家庭薬は、味がいいとはいえませんし、お口がクサくなってしまうかもしれません。でも、玉ネギとニンニクのコンビは、肺炎の治療におどろくべき効果を発揮するんです。腫れを抑えて、病気を治す、天然の抗生物質の役割を果たしてくれます。作り方も簡単です。ニンニク2かけと、玉ネギ50グラム(中くらいの玉ネギだと約4分の1個分)をごく細かく刻み、ミネラルウォーターをカップ1杯加えるだけ。甘味がほしい方は、ハチミツを大さじ1杯加えてもよいでしょう。よく混ぜて、朝飲みましょう。その効果に、きっとビックリなさいますよ!

4. ニンジンジュース

夕食のまえに、このシンプルなニンジンジュース療法をお試しください。どうしてニンジンジュースなのでしょう? ニンジンは肺を強くしてくれるほか、抗酸化物質を含んでいるため、傷んだ細胞組織を修復するのに役立ちます。おまけに、ビタミンA・カルシウム・鉄・マグネシウム・カリウム・リン・ビタミンB群が豊富なんです。ニンジン2本と水コップ1杯でスムージーを作って飲みましょう!

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