歯科矯正中に歯科衛生を良好に保つための7つの鍵
歯列矯正中に歯の衛生状態を正しく保つのは簡単ではありませんが、歯科矯正治療を成功させて虫歯や歯肉炎などの問題を予防するためにも、歯とブラケット(ブレース)を清潔に保つことが不可欠です。
歯科矯正中には、様々な器具やアイテムを活用して、口腔衛生に多くの時間と努力を費やしましょう。
正しい方法を学べば、将来的に問題が生じるリスクが減ります。
今回の記事では、歯科矯正中に歯科衛生を良好に保つための7つの鍵をご紹介します。
1. 歯磨きの習慣
歯科矯正中の歯科衛生で最も大切なのは、歯磨きです
少なくとも1日3回は歯を磨く必要があります。特に、何かを食べたり甘い飲み物を飲んだ後は、必ず歯を磨く習慣を身につけましょう。
2. 正しい歯ブラシ
歯科矯正専用の特別な歯ブラシがあります。専用のV字型の歯ブラシは、矯正器具の周りをきれいにすることができます。
専門家の多くは、電動歯ブラシを使用が最善であると推奨しています。
充電式で、振動技術を備えた電動歯ブラシが最適だとされています。
こちらもご参考に:100%自然の力を使って虫歯を予防・治療する方法
3. 歯磨き粉
虫歯に対する抵抗力を高めるのに役立つ、フッ素入りの歯磨き粉を使用するのがお勧めです。
研磨剤の入った歯磨き粉は、歯のエナメル質を損傷し、場合によっては矯正器具に影響を及ぼす傾向があるため、推奨されません。
口臭や歯肉炎などの別の問題がある場合は、歯科医に相談して適切な歯磨き粉を選んでください。
ただし一番大切なのは歯を磨くことであり、歯磨き粉はそれを補完する存在であることを忘れないようにしましょう。
4. デンタルフロス
歯科矯正中かどうかに関わらず、誰もがデンタルフロスを使用する必要があります。
デンタルフロスは、歯間の食べ残しや歯垢を取り除きます。
歯科矯正中は、どれだけ丁寧に歯磨きを行なったとしても、ブラケットを使用しているため磨き残しが起こります。
しかしデンタルフロスを使えば、小さな食べかすなどもすべてきれいに取り除くことができます。
歯科矯正中に行うデンタルフロスの方法は、歯科医から正しい指導を受けてください。
5. 歯垢顕示剤の重要性
歯垢顕示剤を使うと、歯磨き後に歯垢除去の程度を確認することができます。
これは、歯垢が色として現れるため、歯科矯正中の歯磨きで起こる見落としや届きにくいスポットがわかります。
歯磨きをした後に使うと、もう一度磨くべき場所や正しい衛生状態が維持できていない場所などがわかります。
その後は、着色された歯垢をしっかりと取り除くことで、歯垢除去の効果を大きく高めることができます。
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6. マウスウォッシュ
歯科矯正中の人にとっては、マウスウォッシュが必要不可欠です。
歯磨きを行なった後にマウスウォッシュを使い、細菌や他の微生物を除去します。
一部のマウスウォッシュは、矯正器具にダメージを与えない成分でできているため、歯科医にお勧めのマウスウォッシュを聞きましょう。
7. 口腔洗浄器
口腔洗浄器は、良好な歯科衛生を維持するための欠かせません。
特にブラケットをつけている場合は、小さな食べかすなどが気づかないうちにたまったり、歯磨きやフロスでは忘れてしまう場所があることに留意してください。
その場合も、口腔洗浄器を使えば、口のすみずみまできれいに洗浄する効果があります。
口腔洗浄器にはいくつかの種類があるため、歯科矯正中にお勧めの口腔洗浄器に聞きましょう。
結論
歯科矯正を行なっている場合は特に、歯科衛生を良好に保つ必要があります。
歯磨きやデンタルフロスを使う習慣を改善し、正しい歯磨き粉を選び、今回ご紹介したお勧めアイテムを活用して良好な衛生状態を保ってください。
また、矯正歯科医の検診を定期的に受けることも大切です。
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